「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

国民の生活が第一?

2012年07月12日 03時08分44秒 | Weblog
 
本当?
全く信じられない…
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謝罪する大津市教育委員会

2012年07月11日 15時25分18秒 | Weblog
 
謝るのは結構だけど…


頭を下げている教育委員も きっと人の親
彼らの子供や妻は、教育委員である自分の父
自分の夫を、誇りに思えているのだろうか
自分の孫がイジメを苦に自殺しても
「イジメと自殺に因果関係はない」と
平然とした顔で言えるのだろうか
亡くなった少年を「自分の孫と同じだ」
とは思えないのだろうか
自分たちの仕事は、ただ「子供を守る」
事だけだというのを忘れたのだろうか
嘘で固めた唾棄すべき醜い保身よりも 
そのことを、教育委員の彼らには
考えて貰いたい…
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解散の前に…

2012年07月10日 05時54分35秒 | Weblog
 
解散の前に、アノ法案も通したいし
コノ法案も通したいし、ついでにソノあれも
ナニしたいし、コノ何もアレしたい
そんでもって、オリンピックにも行きたい~!
総理の立場で 開会式 観たーーい!

ふ・ざ・け・る・なっ!

菅直人かっつーの!

総理の座 しがみつくほど 
急降下 汚名をそそぐ 松下の塾


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悪人の共通点

2012年07月10日 05時42分10秒 | Weblog

『一般に悪人に共通するのは、詭弁をろうして自己正当化するのが巧みで
他人や環境に責任を転嫁し、少しも恥じないことである。また、自己の非が
批判されると逆恨みして、反対に相手を激しく非難し、攻撃する
ということである』
(創立者)

うーん、これに当て嵌まる色々な奴の顔が浮かんでくる
代表者は…誰?




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オバカ集団「Nanisa(なにさ)」創設!(IQなんて●食らえー!)

2012年07月09日 00時45分15秒 | Weblog
 
非営利団体「メンサ(Mensa)」を御存知だろうか。なんでも
その国の人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主
たる目的とした会…なんだそうだ。いわゆる“天才集団”だ

本部は英国で全世界に支部があり、会員総数は約10万人とか
日本にも支部があり、京大出身のタレントなど数百人が会員
なのだという。入会するにはオバカでは絶対に理解できない
ような難し~いテストをクリアーしないといけないらしく
IQ148以上でなければ、まず合格しない、という噂だ
因みに、黒木メンサ…いや、メイサは会員ではないらしい
ま、それはそれとして…

そんな高い知能の人種が集まって何をするのだろう。その頭脳を
フル活動して、何か社会に役立つものを皆で産み出しているのか
と思いきや、前述の会則の通り「集まって飲み会をしたり、パズ
ルを作ったり」して交流しているのだという。無用の長物、宝の
持ち腐れ。折角の頭脳を皆の為に使わず、選民という幻のステイ
タスに胡坐をかき、メンサの会員カードを見せびらかして悦に入
っている姿は、さも愚民に似たり。何が「高い知能」だ。恥ずか
しい限り。もっと言うと、毎週金曜の夜に集まり、ビンゴゲーム
をするアメリカ片田舎の超暇人老いぼれ会と何ら変わらない…と
思うのは僕だけだろうか


この“拝IQ主義”汚染は、日本の、特に“エセ・インテリ層”に広まり
浸透している。彼らは大抵、国立大学か有名私大出身で、官僚か一流
企業の社員、もしくはマスコミ関係者で、高いIQイコール優れた人間
と思い込んでいる。低IQ群を表立って馬鹿にはしないが、明らかに低
く見ている
自称「哲学者」で作家の適菜収(おきな おさむ)氏などは、「消費者
の主流」つまり“大衆”を「マスメディアに踊らされやすい知的弱者
(低いIQ群)」とまで断じている
更に『低いIQ群は「真っ当な価値判断ができない人々」であり「無知で
あることに恥じらい」を持たず、結果的に「本当に価値があるもの」
「偉大なもの」「美しいもの」はおとしめられ、「つまらないもの」
「新奇なもの」「卑小なもの」が評価されるようになる。彼らは芸術
も解さない。例えば音楽なら、音楽そのものよりも、歌い手の容姿や
生い立ち、持病、スカートの丈の短さなどが重視される。彼らのお陰
で本物の芸術は死に絶えつつある(要旨)』と、もうコテンパン、容赦ない

彼の論を読んでいると
「♪~そんなに俺が悪いのか」(byチェッカーズ)と落ち込んでしまう

彼の論にも一理ある。毎度々、人間的にレベルの低い国会議員を選ぶのは
庶民だし、ちょっと考えれば判る「俺オレ詐欺」に引っかかるのも名もな
き庶民。また、「除霊」というインキチに大金を払ってしまうのも、哀し
いかな庶民だ。だからといって、適菜氏の論に納得するものではない
何故なら、選んだのは、確かに低IQ群の我々庶民とはいえ、日本を動かす
高IQであろう政治家たちの“オバカ”ぶりは、庶民も目を覆うものがある
からだ

今回の原発事故問題でも、最高科学の結晶たる原発を管理する高IQ群の
経産省の官僚や東電幹部たちは、国会事故調委員会に指摘されていたよ
うに「これまで何回も対策を打つ機会があったにもかかわらず、歴代の
規制当局(経産省の官僚)と東電経営陣が、それぞれ意図的な先送り
不作為あるいは自己の組織に都合の良い判断を行うことで、安全対策が
取られなかったことから事故が発生した」のだし、「およそ原子力を扱
う者に許されぬ無知と慢心」「その能力においても、専門性においても
安全への徹底的なこだわりという点でも、国民の安全を守るには程遠い
レベルだった」のだ。つまり、IQが高いくせに「無能集団だったのだ

イジメで子供が自殺したというのに、「イジメと自殺は結びつかない」と
低IQ群の庶民さえ「頭、大丈夫か?」と思うほど、破綻した言い訳に終始
する高IQであろう教師や教育委員会の面々…
そして、不正を働く官僚や一流企業の幹部、経営者。彼らは自らの悪事を
バレないと思ったのだろうか。その行動は、高IQとは思えないほど稚拙で愚かだ

こうしてみると、日本社会を徹底的に汚染し破壊しているのは、みーんな
高IQ群のエセ・エリートのせいではないか。低IQ群は、せいぜい韓流タレ
ントやAKBに熱を上げる程度で、社会への実害は(あまり)ない。だが
彼ら高IQ群のせいで、日本は世界から信用されなくなっているのだ


このままでは日本は壊滅する。その滅亡の危機は、他国(例えば北朝鮮)に
攻撃されるよりも差し迫り現実的なものなのだ
これを防ぐために、何もしない高IQクラブ「Mensa」に対抗する団体、行動する
低IQオバカ集団「Nanisa(なにさ)」を立ち上げるしかない(その根拠を問うなかれ)



会則はふたつ、高IQの奴らからバカにされたら「なにさ! 
だからどうだっていうのサ!」と反撃すること。この、オバチャン的反撃は
誰にも適わない
そして、もう一つ。高IQ群に遭遇したら、思い切り低IQらしく「バカー!」
「この高IQ野郎!」「高IQなんか●食らえー!」「お前の母ちゃん、出べそー!」
などと(心の中で)叫ぶことだ。その後、思い切り走って逃げるのが懸命だ
何故なら、彼らの近くに長くいると、高IQ特有の傲慢病がうつって
しまうからだ。これは実に恐ろしいことだ、注意しなければならない

この会の名誉総裁は「バカポンのパパ」に決めようと思う
そして初代会長には、民主党の鳩山由紀夫元代表か元防衛大臣の田中直紀氏に
お願いしようと思っている…
ともかく、創設まで力を尽くして“ボーっ”としているつもりだ。厳しい戦いに
なるが負けるものかっ! 低IQの底力を見せてやるのだっ! 

ワーッハハハハ!



まあ、真面目な話、賢いに越したことはない
だが、IQと賢さとはイコールではない
知能を生かすのは正義感であり高貴な心だ
無責任や臆病と戦う強い勇気だ
それがなければ、幾ら高いIQでも
掛け算すれば「0」になってしまう
知能が高くなくとも、正義感と勇気
があれば、「1」以上にはなれる
「0」と「1」では天と地だ

狡賢く臆病で無責任な高IQ群より
健全で高貴な心、正義感と勇気に
溢れた庶民こそが高尚なのだ!
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「マニフェスト撤回」の次は…「キャッチフレーズ削除」

2012年07月06日 12時50分50秒 | Weblog
 
政党のキャッチフレーズは
本当に、とってもとっても大事
だけど、小沢くんったら
それまで持っていっちゃうんだもの…
マニフェスト撤回の次は
キャッチフレーズの削除
民主党…ボロボロ

僕、立場ないなぁ…
ブルッ 寒っ
風邪ひいたかな…




寄り合い所帯 
“守ることだけ”考えて 
結局壊した愚か者 
その名は誰かと尋ねれば…?



えー、俺か!?
        by輿石
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備忘録 国会事故調報告書(抜粋)

2012年07月06日 04時51分28秒 | Weblog
 
元日本学術会議会長の黒川清委員長を中心とした
「原発事故 国会事故調査委員会」の報告書を読
んだ。この手の書類は回りくどく、急所を突かず
突っ込まれないことだけを考えた、いわゆる役人
書類が殆どで、隔靴掻痒感は否めないのだが、こ
れは急所をズバッと突いており、読んでいて実に
痛快な気分になった
嘘と言い訳・誤魔化し・責任転嫁を指摘した嘘の
ない書類の、なんと嬉しいことか
備忘録として、ここに残そうと思う

以下は、サンケイに載っていた要旨…



 【事故は「人災」】

 事故の根源的な原因は、東京電力福島第1原発が、地震にも津波にも
耐えられる保証がない
、ぜい弱な状態だったことと推定される。

 今回の事故は、これまで何回も対策を打つ機会があったにもかかわらず
歴代の規制当局と東電経営陣が、それぞれ意図的な先送り、不作為
あるいは自己の組織に都合の良い判断を行うことで、安全対策が
取られないまま3月11日を迎えたことで
発生した。

 規制当局と東電との関係では、規制する立場とされる立場の「逆転関係」
が起き、規制当局は電力事業者の「虜」となっていた。安全についての監視
監督機能は崩壊していたと見ることができ、いわゆる「規制の虜」だった
何度も事前に対策を立てるチャンスがあったことに鑑みれば、事故は自然
災害ではなくあきらかに「人災」だ。

 【事故の直接的原因】

 事故の直接的原因は、地震と津波という自然現象だが、事故が実際に
どのように進展していったか解明されていないことが多い。

 しかし、東電は事故の主因を早々に津波とし、「安全上重要な機器は
地震で損傷を受けたものはほとんど認められない」と中間報告書に明記
政府も、国際原子力機関(IAEA)に提出した事故報告書に同趣旨のことを記した。

「想定外」とすることで責任を回避するための方便のようにも聞こえるが
地震リスクと津波リスクも、東電と規制当局関係者によって事前に認識さ
れていたことが検証されており、言い訳の余地はない

1号機では、地震により、小規模のLOCA(小さな配管破断などの
冷却材喪失事故)が起きた可能性を否定できない。

 【運転上の問題の評価】

 1号機の非常用復水器(IC)の操作に関してはマニュアルもなく
運転員は十分訓練されていなかった。早期のうちにICの蒸気管に水素
ガスが充満し、そのために自然循環が阻害され、ICが機能喪失してい
たと推測している。

 多重防護が一気に破られ、同時に4基の原子炉の電源が喪失する中で
2号機の原子炉隔離時冷却系(RCIC)が長時間稼働したことなど、
偶然というべき状況がなければ、2、3号機はさらに厳しい状況に
陥ったとも考えられる。

 【緊急時対応の問題】

緊急時対応について、官邸、規制当局、東電経営陣には、準備も
心構えもなく、その結果、被害拡大を防ぐことはできなかった。


官邸は、緊急事態宣言を速やかに出すことができなかった。官邸は東電の
本店と現場に直接的な指示を出したことで、現場の指揮命令系統が混乱した。

官邸による発電所の現場への直接的な介入は指揮命令系統の混乱を
拡大する結果となった
。東電本店は官邸の意向を現場に伝える役割だけの状態に陥った。

3月14日、2号機の状況が厳しくなる中で、東電が全員撤退を考えている
のではないかという点について、東電と官邸の間で認識のギャップが拡大し
たが、根源には、両者の相互不信が広がる中で、東電社長が官邸の意向を探る
かのような曖昧な連絡に終始した点があったと
考えられる。

ただし、(1)発電所の現場は全面退避を一切考えていなかったこと
(2)東電本店でも退避基準の検討は進められていたが、全面退避が
決定された形跡はなく、東電社長が官邸に呼ばれる前に確定した退避
計画も緊急対応メンバーを残して退避するといった内容であったこと
などから判断して、首相によって東電の全員撤退が阻止されたと理解
することはできない。

 【被害拡大の要因】

 事故発災当時、政府から自治体に対する連絡が遅れたばかりではなく
その深刻さも伝えられなかった


 同じように避難を余儀なくされた地域でも、原発からの距離によって事故情報の
伝達速度に大きな差が生じた。着の身着のままの避難、多数回の避難移動、あるい
は線量の高い地域への移動が続出した。

 その後の長期にわたる屋内避難指示や自主避難指示での混乱、線量の高い地域に
避難した住民の被曝、4月まで避難指示が出されず放置された地域など避難施策は
混乱した。規制当局の原子力防災対策への怠慢と、当時の官邸、規制当局の危機管
理意識の低さが、住民避難の混乱の根底にあり、官邸と規制当局の危機管理体制は機能しなかった

 【住民の被害状況】

 被害を受けた広範囲の多くの住民は、不必要な被曝を経験した
また、避難のための移動が原因と思われる死亡者も発生した。

1万人を超す住民アンケートには、いまだに進まない政府の対応に
厳しい声が多数寄せられている。

放射線被曝による健康問題、家族、生活基盤の崩壊、そして広大な
土地の環境汚染問題は深刻だ。

 【問題解決に向けて】

関係者に共通していたのは、およそ原子力を扱う者に許されぬ無知と慢心で
世界の潮流を無視し国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする
組織依存のマインドセット(思い込み、常識)だった

規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である組織的、制度的問題が
「人災」を引き起こしたと考える
人を入れ替え、組織の名称を変えるだけでは再発防止は不可能だ。

 【事業者】

東電はエネルギー政策や原子力規制に強い影響力を行使しながらも自らは
矢面に立たず、役所に責任を転嫁する経営を続けてきた


東電は官僚的だったが、一方で原子力技術に関する情報の格差を武器に、電気事業
連合会などを介して規制を骨抜きにする試みを続けた。東電は官邸の過剰介入や全
面撤退との誤解を責めることが許される立場になく、混乱を招いた張本人だった。
常により高い安全を目指す姿勢に欠け、現場軽視の東電の経営陣の姿勢は
原子力を扱う事業者としての資格があるのか。


 【規制当局】

 規制当局は原子力の安全に対する監視・監督機能を果たせなかった
規制当局の、推進官庁、事業者からの独立性は形骸化しており
その能力においても、専門性においても、安全への徹底的な
こだわりという点でも、国民の安全を守るには程遠いレベルだった。
 
日本の原子力法規制は、その改定で、実際に発生した事故のみを踏まえた
対症療法的対応が重ねられ、諸外国の事故や安全への取り組みなどを真摯に
受け止めて見直す姿勢にも欠けた。その結果、常に想定外のリスクにさらさ
れることとなった。原子力法規制は抜本的に見直す必要がある。




大いに合点がいったのは、「問題解決」の部分

“関係者に共通していたのは、およそ原子力を扱う者に許されぬ無知と慢心で
世界の潮流を無視し国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする
組織依存のマインドセット(思い込み、常識)だった。
人を入れ替え、組織の名称を変えるだけでは再発防止は不可能だ”

原子力を「教育」に代えると、現代の教育界の問題点になるし
更に、全ての分野でいえる問題点だ
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真面目に、新・省庁創設の提案

2012年07月06日 00時01分35秒 | Weblog
 
ある調査によると、米国人の約45%が「幽霊」の存在を信じ
15%以上が「UFO」は何百機も地球に飛来しており、その
なかの墜落した機体の一部と宇宙人の遺体をNASAが隠し研究
している、と信じているという。NASAが何度も公式に「完全
否定」しているというのにだ

「地球は約6千年前に、全能の神がキッカリ7日間で創った」
と本気で信じる人が数千万人いる米国だから、「幽霊」や「U
FO」如きは可愛いものかもしれない。そうそう、彼らにとっ
て「進化論」を唱えたダーウィンは、狂った“邪教徒”という
思っているらしい。まあ、それはいいとして…

トム・ハンクス主演の映画「スプラッシュ」は、人魚(ダリル・
ハンナ)と青年の恋を描いたものだが、この映画をドキュメンタ
リーと捉え、本気で「人魚は存在する」と信じている米国民もか
なりの数いるというから驚きだ。過日、「人魚は存在する」とい
う娯楽番組を観た視聴者から、尋常じゃない問い合わせがあった
らしい。そのため、米国立海洋局という公の機関が「水生人間が
存在するという証拠が確認されたことはない」「人魚は伝説上の
生き物だ」と公式発表した
それでも、人魚を信じる連中は「敢えてそんな発表をするのは怪
しい。何か隠している。やはり人魚はいるんだ!」となるから面白い

そのほかにも「実は吸血鬼は存在する」「ゾンビは現実にいる」
「国防省は壁をすり抜ける超能力の研究を成功させた(過去、
実際に研究はしたらしい)」「地球人の半数は宇宙人にすり替
わった」「実は、ドラえもんは実在する(これは違うか…)」
と、この手の荒唐無稽は限りない

こういう噂が出ると、米国はいちいち公式に「反論」「否定」
する。実に面白い国だし、米国民は実に奇妙だ。だが角度を変
えてみれば、国民の声を無視しないという国家の基本的思想の
現われかもしれない。これが日本なら“歯牙にもかけず”無視
を決め込むのだが…。まあ、それはそれとして

ところで、日本も米国民以上に“奇妙”な国民だ。幽霊を信じ
る人もかなりの数いるし、座敷童や河童は実在すると本気で公
言する大学教授もいる
また近年では、オウムのような実害のある荒唐無稽が、雨後の
竹の子のように出没してきている。そろそろ米国並に、真面目
に、そして公式にデマを「否定」し嘘を「糾弾」する時期に来
ているのではないか?

消費者庁もあるのだから「デマ庁」「嘘だピョン庁」「そんな訳
ないで省」とかなんとかの名称で、公的機関を立ち上げてはどうか
初代庁官には、“デマ”“嘘”の名前に相応しく「鳩山由紀夫氏」
や「菅直人氏」、更には「細野豪志氏」「枝野幸男氏」、民間から
逮捕され拘留中の元オリンパスの幹部、同じく拘留中のAIJの
浅川和彦社長という手もある
でも彼らだったら、「これはデマです」「あれは嘘です」と言って
も信用されず、逆に「実は本当なんだ」と思われるのがオチか…
ま、任命権者の野田総理、どうか御熟考下さい。あ、アナタが兼任
されてもいいですよね(…もっと信用されないか)

さて、その「デマ庁」の最初の公報には、以下のものを掲載してはどうだろう


     ~デマ庁 公報~ 第0001号

※「旧オウム」や「アレフ」などのカルト集団にいても「解脱」や
「覚醒」はしません。もともと「解脱」なんてものはありません
「覚醒」もありません。実生活で他人のために汗することの素晴ら
しさを知ることが、本来の「悟り」です。朝、スッキリ目覚めれば
それが本当の覚醒です。そして、座禅の途中で宙に浮いたり、壁を
抜ける超能力も得られません。あれは嘘です。カルトに在籍し、待
っているのは破滅です。早く、それを「悟って」「覚醒」して下さい

※放射能は人から人に感染しません。そう思い込んでいる人は、もう
一度小学校からやり直してください。但し、馬鹿は空気感染します
危険ですから馬鹿には近寄らないように…

※いわゆる「あの世」はありません。霊媒と称して亡くなった方が
霊媒師を通して、何か言葉を発するというのは嘘です。お気をつけ下さい  

※旧日本軍が占領地に黄金を隠したという、いわゆるM資金とか埋蔵金
などはありません。デマです。(あれば民主党が真っ先に使っています
あー、M資金があれば…と、以前、民主党幹部が言っていました)
徳川埋蔵金については、少人数ながら、まだ発掘している人がいるので
否定すると可哀想だし実害はないので、コメントしません


※民族に優劣はありません。ゲルマン民族や大和民族は優秀で、南方ア
ジア系民族やアフリカ系民族は劣っているというのは、彼らの優秀さを
内心で恐れている愚民の発したデマです。均等な教育があれば、どんな
民族も優秀さは同じです。但し、愚民は「我らこそ優秀な民族なり」と
豪語している民族に多いのは事実です

※原作を飛び越え、のび太とラムちゃんが結婚した、というのは事実で
はありません


                            以上


第二弾の公報も近々に出る…という“噂”だ
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ミキハウス社長「原発で死ぬより交通事故死のほうが多い」

2012年07月05日 04時52分38秒 | Weblog

「現代ビジネス」でのミキハウス社長
木村皓一氏のインタビュー記事(抜粋)

「原発は危険というけど、(原発が稼働を始めた)この50年で
交通事故で100万人以上が死んでるわけです。原発でそんなに
死にましたか?実際、大停電が起きたら誰が責任取るのかと言
いたいですわ」

この方、根本的にズレていると思う。彼の全ての基本は「命」
ではなく「経済」なのだ。本来、経済は命のためにあるのだが
彼にしてみれば逆、「命」は「経済」のためにあるのだろう

もとより、犠牲者の数を比べて事を論ずるのはナンセンスだが
彼の土俵まで降りて論じれば、「交通事故で百何万人が死んでも
地球そのものには影響を与えないし、大停電による人命の損失は
千人を越えないだろう。だが、重大な原発事故が起きれば、我々
の住む基本の地球自体が汚染され、放射能の影響で人類は何万年
も苦しむことになる。その数は何百億人単位だ」


さて、木村社長はどう反論する?
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ヒッグス粒子…って?

2012年07月05日 03時16分18秒 | Weblog
 
「素粒子に質量を与える、未知の粒子が存在するはずだ」
その昔、英科学者ピーター・ヒッグス博士(83)が予見し
た“ヒッグス粒子”なるものが、ついに発見された…らしい

テレビでも新聞各紙でも、その“ヒッグス粒子”について
色々と“判りやすく”解説していたのだが、どうも判らない
何度読んでも、“神の素粒子”といわれる実体がサッパリ掴め
ないのだ。「うーん、やはり僕って お馬鹿なのね…」と肩を
落としたのだが、皆は「ああ、なるほど」と合点がいったの
だろうか…? 大学で理系を学んだ人はわかっただろうが…

しかし、まあ、ノーベル賞級の世紀の大発見なのだそうだ
ともかく良かった…タハハ


考えてみれば、テレビが何故に映るのか、僕は未だに理解
していない。エアコンから何故に冷気が出るのかも知らな
いし、そもそも電波って何?という次元なのだから、素粒
子の何たるかを判れという方が無理なのかもしれない

「宇宙にはね、神の素粒子といわれるヒッグス粒子がつまっ
ていて、それが粒子と衝突した結果による摩擦から、質量を
発生させ…」と得意げに新聞記事と全く同じ解説する訳知り
顔の知人。悔しいので判ったふりをして「だよね」と言って
みるが、実はサッパリ判らない… ふぅ~


ま、いいか
テレビの仕組みが判らなくても、番組を楽しめるのだから…
アハハ… アハハハハハ…


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嘘つき容認国家「ニッポン」

2012年07月04日 15時54分11秒 | Weblog
 
無駄に怒りたくはない。出来れば穏やかにニコニコし
ていたい。けれども、社会を見渡すと怒りで一杯にな
る。今のニッポンは、本当にヒドイもんだ。どうして
こんなにも“嘘”が横行し、不正と誤魔化しと悪がはび
こる社会になってしまったのか…


イジメで「自殺の練習」までさせられ、その実態を教師
たちは知っていたというのに、自分たちの面倒を避け
ようと「見てみぬふり」を決め込んだ為、結果的に子
供を「自殺させて」しまった。これは教師たちによる
「間接的殺人」ではないのか
だが教師たちは、事が明らかになるまで「知らなかった」
と“嘘”を通した。しかし仕方なく非を認め「イジメは
あった」と証言するも「イジメと自殺との因果関係は不明」
云々と教育委員会も往生際悪く責任回避を続ける…

子供たちに正義を説くべき教師が嘘を突き通し、己れ
の保身のための責任転嫁にやっきになっている。教師
として、否、人間としてここまで汚くなって、果たし
て子供たちに“聖業たる教育”などできるのだろうか?

教育どころか、“嘘”に罪悪感を持たなくなった彼らに
は、工場で流れ作業の部品を作ることさえ危険で任せ
られない。目の前を流れる部品に欠陥があっても、彼
らは面倒を避けるために「見て見ぬふり」をして、欠
陥部品を通過させてしまうに違いない。その部品を使
った機器が、重大な事故を起こすかもしれない、とい
うのにだ。やはり「間接的殺人」という最悪な結果を
招くのがオチだ
詐欺師のように“嘘”が生命に浸透し、それが藍染めの
ように深く染まってしまった精神の持ち主は、何をや
ろうと人間と社会を汚し迷惑をかけ、重大な事件を招
いてしまうことになる
犯罪ばかりが「悪」なのではなく、“嘘”に染まったそ
の存在そのものが「悪」なのだ。その「悪」が集まった
社会から犯罪が起こる。悪いのは、一人ひとりの「悪」だ

しかし、性犯罪者が自らを「人間の屑」と思わないよ
うに、彼らは自分たちが「悪」だという認識を持って
いない。持っていれば、とっくに事態は変わっている
はずだ。教師は、「社会主義で社会を変える」前に
自分を「変える」べきなのだ

それにしても、だ。「正義を隠蔽」し「嘘を教える」と
は、一体どんな教育なんだ!? そんな教師のいる学校
は「犯罪者」輩出のための学校なのか?


教師だけではない。大震災時、福島原発事故直後の対応
を、書類として提出せよと地元の市長は東電に訴えた
やっと出てきた「報告書」を一読した市長は、「デタラ
メだ! 嘘ばかり」と吐き捨てた
自社を守るためだけの「事実を捻じ曲げた嘘報告書」を
平然と持参した東電社長の恥知らずな行動に、市長は顔
を真っ赤にして怒りをあらわにした

日本を代表する大手証券会社数社が、やってはいけない
「インサイダー」取引をやっていたという。警察官が犯
罪を犯すのと同じくらいの(日本では、今やそれも驚か
なくなったが…)最悪な犯罪だ。それを責任者は“バレ
るまで”隠していたのだが、そこでもまた「知らなかった」
と嘘を言い張った。今後、司法の場で、その嘘は明らか
になるはずだ

しつこいようだが民主党。公約を平然と破って、更に
公約にない増税をゴリ押しして、どの面下げて「政治」
を行っているのか。嘘つきではないか。その嘘を追及
し続ける者を「青い」扱いし、「現状に即した」云々と
「公約違反」を容認する識者やマスコミもまた「嘘つ
きの仲間」だ
僕とは主義主張は異なるが、北海道選出の国会議員で
菅元総理に反発し民主党を離党した松木謙公氏がいみ
じくも言っていた
「政治家が嘘を言ったら、その時点で政治生命は終わ
りですよ。公約で嘘を言っていいなら、“1万円の買い
物をしたら千円の商品券をもれなく配ります”と選挙
前に言って、当選したら、嘘ピョ~ンでは通らないで
しょ?今の民主党はそれと全く同じですよ」と…



現在のところは法律に触れぬからと、自らの腹を満たす
ため、人間の精神を狂わすものと知りつつ危険な薬物を
売る“嘘”と“誤魔化し”に塗れた犯罪者たちと、大切
な子供の命より、自分たちの保身を優先し嘘を平然とつ
く教師や教育委員会の人間とは、何処が違うのか?
放射能汚染によるガンの恐怖と戦い、故郷を追われて困
窮する人々の「人生」より、自分たちの利益と保身を優
先する東電幹部らと、麻薬の売人と、何処が違うのか?

裕福な生活をして、いい背広を着て、学校や会社では尊
敬を集めている気になっている彼らは、麻薬を売ってベ
ンツに乗る犯罪者と、なんら変わりはないではないか

嘘が横行した原因は、明確だ。「臆病」に負けたからだ
「勇気」がないからだ。その根本は、羅針盤たる「哲
学」がないからだ。哲学がない故に、民衆が「正義」
を叫ぶ戦いをし続けなかったからだ

「小さなことだから、ま、いいか」と許してしまえば
悪事はほくそ笑み、黒いカビのように広がり、コール
タールのようにへばりつき、やがて絶対に剥がれなく
なるのだ
そんな社会で生きる皆の感覚は麻痺し、学校や会社や
政治や宗教に嘘があっても「だからどうした」と愚鈍
な反応しかしなくなる…。実に危険なことだ。正義が
尊ばれなくなった社会の行く末は「滅亡」しかない…
家族間で嘘をつき続けていれば、その家庭はやがて崩
壊していくのと原理は同じだ

体内で、白血球が侵略する病原菌と戦い続けなければ
人間は病に倒れる。白血球は一瞬たりとも油断せずに
必死で戦い続けている
嘘と不正と悪という病原菌に侵され、人権と平和と民
主主義が壊されないために、まずは“嘘”をしつこい
ほど追求するのが正しいと、僕は信じている
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民主党新マニフェスト (今度こそ本当にやり遂げます)

2012年07月03日 03時52分12秒 | Weblog
 
そのほか、一杯やります
連合と日教組と財務省の言うままに…



もう、総選挙してくれっ!
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I do it

2012年07月01日 17時56分09秒 | Weblog
 
お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の持ちネタに、人がやりたがら
ない事柄を、誰がするか問いかけるものがある。まず勇気ある
一人が「じゃあ僕が」と手を挙げ、更に次の人が「いや私が」
と手を挙げる…。そうして皆が順々に手を挙げ、最後に残った
人(オチ担当の上島竜兵氏)が、皆に同調して仕方なく手を挙
げると、全員から「どうぞどうぞ」と、その嫌な事柄を押し付
けられる、というもの

何度見ても笑えるギャグだが、実は仏典にも似たような場面が
ある。最も、そこに“おふざけ”などは一切なく、手を挙げた
全員が「困難な使命」の完遂を仏の前で誓うという、菩薩の誓
願を表したものなのだが…

さて、その菩薩たちが望んで引き受けた「困難な使命」とは何
だったのか


ところで、仏教の初歩で説く輪廻転生とは、人間を含め全ての
生物は生死々々を永遠に繰り返すというもので、その生きてい
る時の善悪の全ての行いが「善業」「悪業」として生命の奥底に
蓄積される、とされている

生前に善い行いをすれば、それは善の業の貯金となり、次に生
まれてくるときは、その貯金額に応じた容姿・生活レベル、そ
して知性などが体現された人生を送る…。逆に、悪業の貯金が
多い者は、それに応じた姿・環境で人生を送らなければならな
いし、殺人など究極の悪業があれば、来世は忌み嫌われるゴキ
ブリなどの生物として生まれ、仮に人間に生まれても、永遠に
地獄の苦しみの人生を繰り返すことになる、というのだ
いわゆる因果応報だ

この輪廻転生・因果応報を単純に世間に当てはめてみれば、高
貴な生まれで容姿も優れ、頭脳明晰、生活も裕福で、おまけに
性格もよい…なんて、庶民が大いに嫉妬してしまうような人は
前世においてよほど素晴らしい善行を積み重ねた人、というこ
とになるし、実際、そうなのかもしれない

反対に、例えば僕のように極貧の家に生まれ、一家離散し、ま
ともな躾や教育も受けられず、人間的にバカで愚かで、見た目
も良くない。更になんらかの病や障害を抱え、その人生におい
ても苦労の連続が定められている…という者は、前世において
相当な悪事を重ねた結果、ということになる

「俺の人生がヒドイのは、前世のせい。だから今の俺のせいじ
ゃない」と言っても、今現在、不幸を被っているのは自分だか
ら、前世の自分のせいにしても詮無きこと。だからといってフ
テ腐れた人生を送れば、来世は更にヒドイものになり、生死を
繰り返すたび、雪だるま式に「不幸」がベットリと生命にまと
わりつき、いわゆる「無限の不幸人生」を繰り返すことになる
それを断ち切ろうと今から善の生き方をしても、結果が出るの
は来世。現世は不幸な人生のまま。もう、救いが無い…

だから輪廻転生・因果応報は、不幸な人間にとっては「全くや
る気の起こらない」ベクトルがマイナス方向の仏説なのだ
「現世は辛い。だが死後は極楽にいける」という死後に幸福を
見出す宗教は、この仏教初級の教えから発している…が、死後
に幸福になったという人の知らせを受け取り、この宗教の正し
さを証明した者は、残念ながら人類史上、誰もいない…
最も、“全能の神”の存在を立証した人も、誰もいないが…


さて、話は戻り…。先ほどの、菩薩が請願した「困難な使命」
の遂行とは何なのか…?
それは、仏典の最も高度な重要経文の中の法師品に、以下のよ
うに記されている

「是の人、自ら清浄の業報を捨てて、我が滅度(釈尊の死後)
の後に於いて、衆生をあわれむが故に、悪世に生まれて…」

長いので要約すると「一片の悪業もない菩薩が、衆生を救おう
と、自らの清浄な善業を捨てて、敢えて悪業を背負い娑婆世界
(思想・風紀が乱れたこの世)に生まれ、その悪業と同じ状況
の人々の中で共に苦しみ、もがき、七転八倒しながら生きてい
く」というのだ

数え切れない善業を積み、ようやく菩薩になったのに、何故に
敢えて悪業を背負って、民衆と共に苦しむ必要があるのか…?
更に、仏教の初歩の経典では、娑婆世界に出現し衆生を救うの
は、金色に輝く見た目にも素晴らしい仏や菩薩で、その仏や菩
薩が、上から目線で「私の言うことを聞きなさい」と、皆を導
いていくと説かれているが、この仏教の上級の経典の法師品に
記載されているのは、皆を救い導いていく菩薩は、実は見た目
には普通の姿(凡夫)であり、仏像や仏教画に描かれているよ
うな“人間離れ”したスーパーマンではないとある

その、凡夫の姿をした菩薩が、娑婆世界の衆生の中で、宿命に
苦悩する人々と同じく苦しみながら、共に生きるというのだが
菩薩たちはそこで、自ら請願した「困難な使命」を遂行してい
くと経典には記されている

その「困難な使命」とは、悪業に苦しむ衆生の救済で、その救
う方法が興味深いのだ

大卒の人間が中卒の人間に“訓たれ”ても、中卒の人間からす
ると「お高くとまった奴に説教されたくない」と思われるのが
オチだが、同じ中卒の人間が、苦労して勉強を重ね、例えば学
位取得までいったとしよう。その元中卒の人間の言葉は、学位
のない者には感動を持って受け取られるだろう

健康な人間が「頑張れ」と言っても、障害を抱えている人の心
に、素直に入っていくかは疑問だ。だが、同じ障害を抱えた者
が「共に頑張ろう」と言えば、その言葉の重みは違う

就職の失敗や失恋、希望する道の挫折で「先が見えない不安」
に苦しみ、「自分など社会から必要とされていない」「この世か
ら消えてなくなってしまいたい」と思っている全ての人に「私
も以前はそうだった。けれども!」と、当事者しか判らない心
のヒダに染み入る言葉で励ますことができるはずなのだ。生き
る希望の光を灯すことができるはずなのだ。自分もその苦悩に
もがいてきたからこそ…

愛する者を失った人の心情は、同じ体験をした者でないと判ら
ない。立ち直るための励ましの言葉や行動も、自らが経験して
こそ生まれてくる

菩薩は、苦しんでいる人と同じ境遇に生まれ、前向きに、力強
く生きる手本を示す生き方をすることで、皆を励まし、結果的
に善の方向に導いていく…。それが菩薩の使命完遂方法なのだ

施しや上から目線の導きでは、民衆に“頼る弱い心”や“甘え”
が生じたり、愚かゆえの“反発”が起きてしまう。それは結果
的に、自ら善業を積むという力強い生き方から離れてしまうこ
とになる。きらびやかな金色の仏や菩薩ではなく、同じ境遇の
庶民として生まれ、その頑張る姿を通して皆を励まし、善業を
積む人生に導いていくという、一見、回りくどく面倒な菩薩た
ちの行動は、実は、真に民衆を立ち上がらせるための“大慈悲”
なのだ

「自らが、自らと皆の幸せの為に、自らの足で立て。それが仏
であり、菩薩である」これが、仏の究極の“教え”であり、そ
の教えを広めることを、菩薩は使命としたのだ


そう、世間を見渡すと、菩薩がたくさんいる。色々な問題を抱
えながらも、日々の生活に汗し、他人の幸福の為に汗し、自ら
は目標や夢に向かって、時には泣きながら、時には地団太踏み
ながら、前へ前へと進んでいく彼らだ

だが彼らは、自分が菩薩であることを知らない。前世の仏との
請願は生命の奥底には残っているが、表面上、消えているから
だ。自分は正真正銘の凡夫であり、菩薩なんかとんでもないと
思っているはずだ。けれども、彼らこそが菩薩なのだ。そして
菩薩の行動に感動し、自らも彼らと同じ行動をとる人間も、菩
薩の眷属といえる
人生が終わったとき、全て判るはずだ

「なんや、アンタ菩薩やったんか」
「うん、なんかそうみたい…」
「どうりで素晴らしい生き方と思った」
「ありがと…。アンタもな」
「アリガト…」

悪と苦悩に染まった娑婆世界に、そこの住人と同じ苦悩の業を
背負って生まれ、皆と苦を共にしながらも全員を救っていく…
この、仏典の記載から妙楽大師が名づけた「願兼於業」(ガンケンオゴウ)
という法理を知った人間が、菩薩と同じ行動を始める…
この法理こそ、人間をプラスのベクトルに向かわせるものだ

この拙文を読んだ人の中で、「私も、感動の人生をやってみよう
か」と思い行動を始めた人も、実は菩薩の眷属なのかもしれない

因みに仏典では、仏や菩薩を判りやすく説明する際、「言葉と行
動に優れ、世間を良くすることに奔走し、皆から尊敬を集める
“最高の人格者”」としている
全ては「振る舞い」。肩書きや見た目ではないのだ

コメント (2)
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