「素粒子に質量を与える、未知の粒子が存在するはずだ」
その昔、英科学者ピーター・ヒッグス博士(83)が予見し
た“ヒッグス粒子”なるものが、ついに発見された…らしい
テレビでも新聞各紙でも、その“ヒッグス粒子”について
色々と“判りやすく”解説していたのだが、どうも判らない
何度読んでも、“神の素粒子”といわれる実体がサッパリ掴め
ないのだ。「うーん、やはり僕って お馬鹿なのね…」と肩を
落としたのだが、皆は「ああ、なるほど」と合点がいったの
だろうか…? 大学で理系を学んだ人はわかっただろうが…
しかし、まあ、ノーベル賞級の世紀の大発見なのだそうだ
ともかく良かった…タハハ
考えてみれば、テレビが何故に映るのか、僕は未だに理解
していない。エアコンから何故に冷気が出るのかも知らな
いし、そもそも電波って何?という次元なのだから、素粒
子の何たるかを判れという方が無理なのかもしれない
「宇宙にはね、神の素粒子といわれるヒッグス粒子がつまっ
ていて、それが粒子と衝突した結果による摩擦から、質量を
発生させ…」と得意げに新聞記事と全く同じ解説する訳知り
顔の知人。悔しいので判ったふりをして「だよね」と言って
みるが、実はサッパリ判らない… ふぅ~
ま、いいか
テレビの仕組みが判らなくても、番組を楽しめるのだから…
アハハ… アハハハハハ…