「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

嘘つき容認国家「ニッポン」

2012年07月04日 15時54分11秒 | Weblog
 
無駄に怒りたくはない。出来れば穏やかにニコニコし
ていたい。けれども、社会を見渡すと怒りで一杯にな
る。今のニッポンは、本当にヒドイもんだ。どうして
こんなにも“嘘”が横行し、不正と誤魔化しと悪がはび
こる社会になってしまったのか…


イジメで「自殺の練習」までさせられ、その実態を教師
たちは知っていたというのに、自分たちの面倒を避け
ようと「見てみぬふり」を決め込んだ為、結果的に子
供を「自殺させて」しまった。これは教師たちによる
「間接的殺人」ではないのか
だが教師たちは、事が明らかになるまで「知らなかった」
と“嘘”を通した。しかし仕方なく非を認め「イジメは
あった」と証言するも「イジメと自殺との因果関係は不明」
云々と教育委員会も往生際悪く責任回避を続ける…

子供たちに正義を説くべき教師が嘘を突き通し、己れ
の保身のための責任転嫁にやっきになっている。教師
として、否、人間としてここまで汚くなって、果たし
て子供たちに“聖業たる教育”などできるのだろうか?

教育どころか、“嘘”に罪悪感を持たなくなった彼らに
は、工場で流れ作業の部品を作ることさえ危険で任せ
られない。目の前を流れる部品に欠陥があっても、彼
らは面倒を避けるために「見て見ぬふり」をして、欠
陥部品を通過させてしまうに違いない。その部品を使
った機器が、重大な事故を起こすかもしれない、とい
うのにだ。やはり「間接的殺人」という最悪な結果を
招くのがオチだ
詐欺師のように“嘘”が生命に浸透し、それが藍染めの
ように深く染まってしまった精神の持ち主は、何をや
ろうと人間と社会を汚し迷惑をかけ、重大な事件を招
いてしまうことになる
犯罪ばかりが「悪」なのではなく、“嘘”に染まったそ
の存在そのものが「悪」なのだ。その「悪」が集まった
社会から犯罪が起こる。悪いのは、一人ひとりの「悪」だ

しかし、性犯罪者が自らを「人間の屑」と思わないよ
うに、彼らは自分たちが「悪」だという認識を持って
いない。持っていれば、とっくに事態は変わっている
はずだ。教師は、「社会主義で社会を変える」前に
自分を「変える」べきなのだ

それにしても、だ。「正義を隠蔽」し「嘘を教える」と
は、一体どんな教育なんだ!? そんな教師のいる学校
は「犯罪者」輩出のための学校なのか?


教師だけではない。大震災時、福島原発事故直後の対応
を、書類として提出せよと地元の市長は東電に訴えた
やっと出てきた「報告書」を一読した市長は、「デタラ
メだ! 嘘ばかり」と吐き捨てた
自社を守るためだけの「事実を捻じ曲げた嘘報告書」を
平然と持参した東電社長の恥知らずな行動に、市長は顔
を真っ赤にして怒りをあらわにした

日本を代表する大手証券会社数社が、やってはいけない
「インサイダー」取引をやっていたという。警察官が犯
罪を犯すのと同じくらいの(日本では、今やそれも驚か
なくなったが…)最悪な犯罪だ。それを責任者は“バレ
るまで”隠していたのだが、そこでもまた「知らなかった」
と嘘を言い張った。今後、司法の場で、その嘘は明らか
になるはずだ

しつこいようだが民主党。公約を平然と破って、更に
公約にない増税をゴリ押しして、どの面下げて「政治」
を行っているのか。嘘つきではないか。その嘘を追及
し続ける者を「青い」扱いし、「現状に即した」云々と
「公約違反」を容認する識者やマスコミもまた「嘘つ
きの仲間」だ
僕とは主義主張は異なるが、北海道選出の国会議員で
菅元総理に反発し民主党を離党した松木謙公氏がいみ
じくも言っていた
「政治家が嘘を言ったら、その時点で政治生命は終わ
りですよ。公約で嘘を言っていいなら、“1万円の買い
物をしたら千円の商品券をもれなく配ります”と選挙
前に言って、当選したら、嘘ピョ~ンでは通らないで
しょ?今の民主党はそれと全く同じですよ」と…



現在のところは法律に触れぬからと、自らの腹を満たす
ため、人間の精神を狂わすものと知りつつ危険な薬物を
売る“嘘”と“誤魔化し”に塗れた犯罪者たちと、大切
な子供の命より、自分たちの保身を優先し嘘を平然とつ
く教師や教育委員会の人間とは、何処が違うのか?
放射能汚染によるガンの恐怖と戦い、故郷を追われて困
窮する人々の「人生」より、自分たちの利益と保身を優
先する東電幹部らと、麻薬の売人と、何処が違うのか?

裕福な生活をして、いい背広を着て、学校や会社では尊
敬を集めている気になっている彼らは、麻薬を売ってベ
ンツに乗る犯罪者と、なんら変わりはないではないか

嘘が横行した原因は、明確だ。「臆病」に負けたからだ
「勇気」がないからだ。その根本は、羅針盤たる「哲
学」がないからだ。哲学がない故に、民衆が「正義」
を叫ぶ戦いをし続けなかったからだ

「小さなことだから、ま、いいか」と許してしまえば
悪事はほくそ笑み、黒いカビのように広がり、コール
タールのようにへばりつき、やがて絶対に剥がれなく
なるのだ
そんな社会で生きる皆の感覚は麻痺し、学校や会社や
政治や宗教に嘘があっても「だからどうした」と愚鈍
な反応しかしなくなる…。実に危険なことだ。正義が
尊ばれなくなった社会の行く末は「滅亡」しかない…
家族間で嘘をつき続けていれば、その家庭はやがて崩
壊していくのと原理は同じだ

体内で、白血球が侵略する病原菌と戦い続けなければ
人間は病に倒れる。白血球は一瞬たりとも油断せずに
必死で戦い続けている
嘘と不正と悪という病原菌に侵され、人権と平和と民
主主義が壊されないために、まずは“嘘”をしつこい
ほど追求するのが正しいと、僕は信じている
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