環境問題が深刻化している
特に、膨大な量の二酸化炭素などの排出を
なんとかしないと、もー本当に大変なことになる
(どう大変かは…面倒なのでパス)
学者やゴアさん、石原良純クンだけでなく
その深刻さが世界も分かり始めているので
今から10年ほど前、日本の京都に集まって
「お互いにCO2なんかを減らそうやないですか」と
京都弁かどうかは分からないが、やんわり決めた
ま、我侭大国は「ワシは嫌や~」と拒否したのだけれど…
ともかく、その時に日本は
「アタイら、2008年から2012年にかけて
排出量をマイナス6%、減らしますわ」と
開催国の名誉にかけて声高らかに宣言した
が…
「弱りましたなぁ。アンタ、増えてまっせ…」
そう、減らすどころか、逆に6.4 %くらい増えているのだ
「ヤバイよ、ヤバイよ~」
そんな「ヤバイ」国が知恵を絞った
そして…「そうだ!」
と考えだされたのが、排出量取引だ
※排出量取引(ET:Emissions Trading)とは
温室効果ガスを削減した結果
国連が削減量に対してERU(クレジット)を発行
このクレジットを、先進国間の排出枠として
企業や国が売買する制度
つまり、温室効果ガスの削減目標をクリアーした国は
そのクリアー分をクレジットに換え
それを大国に売って儲けることができるのだ
買った方は、それを排出量マイナス分として換算できる
これは日本の企業間でも行われる
因みに、エコを宣伝文句にしている大企業のほとんどが
エコの進んだ欧州から、クレジットを“買う”予定…
日本政府もハンガリーと交渉中だ
そのCO2売買の新ビジネスは
いま、もっとも注目を浴びている…らしい
さて、国家間・企業間で行われる排出量取引
温室効果ガスを更に減らそうとすれば
一般の間でも行われる…ことになるかも知れない
そうなると…
豪邸に住み デカイ外車
(車は最大の温室効果ガス排出機器だ)を
何台も持ち、食べきれない食材を
プロ使用のガスコンロを使って無駄に調理し、それを捨て
愛人を作り(それは関係ないか…)
タバコをプカプカ吸い、ゲップをし、臭いオナラをする金持ちは
日本はおろか、地球にさえいられなくなる
何せ、地球を汚染し温暖化に拍車をかける
“非国民”ならぬ
“非地球人” になるからだ
質素な暮らしに戻ればいいと簡単に考えがちだが
人間は、一度裕福な生活を経験すると
もう後戻りできないのだ
ちょうど、サルが“ナニ”を覚えると
一生やっているように…(って、全然関係ないし…)
そこでっ!
金持ちは貧乏人と、排出量取引を行うことに
それも半端な量じゃない
何せ、金持ちは排出量が凄いから
膨大な金額になる
すると…
貧乏人は潤い
↓ のような親子は、地球上からいなくなる…
皆が幸せになるのだ
良かった、よかった…
←目指せ温室効果ガス排出ゼロ
追伸
金持ちになった貧乏人が
更なる温室効果ガスを排出しても
当局の責任は一切ない
悪しからず…
ちなみに…
今回のイタリア・サミットで
温暖化問題に一番熱心だったのは
オバマ大統領だった…