国連から「平和の使徒」
として認定されている
NGO・核時代平和財団の
デイビッド・クリーガー所長は
核兵器について以下のように語っている
『核兵器を保持し、何かあれば使用も
辞さないという思想の奥に隠されている
人間の生命が持つ“負の傾向性”を直視し
責任を持って対処しなければならない
具体的には、「核兵器は絶対悪である」と
“必要悪派”に対し断固として声を上げることである
そうでなければ、“悪”に加担してしまうことになる』(要旨)
世の中に「必要悪」は必要ないのだ
因みに、この財団の顧問委員会のなかに
平和学者のヨハン・ガルトゥング博士など
世界的な学者が多くおり、5年前に亡くなったが
ノーベル平和賞受賞者の
故ジョセフ・ロ-トブラッド博士の名も
この二人のことは、大学で真剣に学ばせて頂いた
「核の傘」信者の日本の政治家や識者は
真摯に彼らから学ぶべきと思う
追記
クリーガー所長は青年の
教育についても言及している
『青年は本質的に正義の心が備わっている
それを育む親・教師の責任は重い
現代の教育は物質的な欲求を
満たす方法ばかりを教えるが
教育で大切なのは“他人に感謝する心”を育み
“他の文化と交流する機会”を与えること』
『そして青年は、良き教育者
良き人生の師と巡りあう事が肝要だ』(要旨)