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長崎に原爆が落とされた65年後
菅直人首相は長崎市の平和公園で
「『核兵器のない世界』の実現に向けて
先頭に立って行動する」
「核兵器保有国をはじめとする各国首脳に
核軍縮・不拡散の重要性を訴える」
そう演説した
だが…
その舌の根も乾かぬうちに
“非核三原則の法制化”には慎重で
“核抑止力”も記者会見で肯定した
これを世界の常識では
“哲学の無い二枚舌人間”という
考えてみれば、過去の大戦も
当時の政治と軍部の責任者が
「戦争はよくない」が「アジアの平和のため」
という二枚舌論法で戦争を始めたのだ
そうして何百万人もの無辜の民を殺したのだ
おそらく管さんは
「絶対に戦争は反対」だろう
しかし、戦争を引き起こした指導者と
体質は全く同じだということに気づいていない
普段の言動から、口では絶対反対と言っても
その時の状況次第では、どう転ぶか判らない危うさを
僕は彼に感じるのだ
一方で、保守勢力の中の右派勢力は
「強い日本復興」のために
憲法改正を声高に叫んでいる
「自分達だけ」という民族主義や国粋主義が
多くの争いを引き起こしてきたという歴史に目をつぶり
再び愚かな選択を彼らはしようとしている
65年前、最たる愚考の戦争が終わった
「もう二度と戦争はイヤだ」と誰もが思ったはずなのに
その“戦争を引き起こす根”を否定しようとしないのは
一体どうしたことかと思ってしまう
「核の傘」理論や「大和民族云々」理論は
戦争に直結する危険な理論なのだ
それなのに、日本の知識人とされる人間も
否、エセ知識人ほど、上記理論を振りかざす
“二乗”は処置ナシ、である
僕は憲法改正には反対だが
もし改正するなら
以下の条文を足して欲しい
1、やむを得ず戦争に突入した場合は
それを決定した時の総理・閣僚
それに反対しなかった政治家・学者
言論人、そしてマスコミ人等を
戦地の最前線に配置し戦わせる
1、上記条文は、永遠に改正されない
上記のような改正なら
若くして戦争で亡くなった多くの犠牲者も
そう、戦地で亡くなった僕の祖父も
きっと納得してくれるに違いない