「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

「混ぜるな 危険!」

2010年08月21日 15時43分09秒 | Weblog
カミサンが風呂場で
漂白剤をかけたところに
カビキラーを吹きかけようとした
僕は心底驚き、大声を出して止めた
カミサンはキョトンとして
「何大声出してんのよ!」と怒った

「塩素ガスが発生するだろっ
 死んじまうゾ!」
「エンソ? 何よそれ」

無知というのは怖いものだ
これだけ報道でも注意を呼びかけているのに
カミサンの頭には届いてなかったのだ
もし、間違って塩素ガスが発生すれば
命を落とすことになっていたかも知れない

僕は怒って、上記のことを説明した
本当に無知は怖いし、不幸を招く
ある意味で罪と思った


さて…世の中には、こういった
無知ゆえの恐ろしさがアチコチに見られる
軽い気持ちで始める薬物もそう
バイト感覚の風俗業もそう
そして、スピリチュアルとかいう流行物や
“パワーなんとか”、先祖の霊や水子霊
などというものから入るカルト宗教もそう

皆、今流行っている「ラー油」感覚で
これらに足を踏み入れているようだ
ラー油なら、飲みすぎて体を
壊すことで止めるだろうが
麻薬は心身を破壊し社会を壊す
風俗業は一生後悔の人生の元となり
カルトは自らの心を壊し
オウムのように社会を破壊する

こんなことは、何度も言われているのに
こういったことに足を踏み入れる者の
耳には、心には届いていないようだ

これらのことは然るべき教育機関が
ちゃんと教えるべきなのだ

「薬物」や風俗に関しては、医学面でも教え
警察や法曹界の人間、その他には
現場から教えてもらってもいい

さて問題はカルトだ

以前、ある大学の宗教学者が
オウム真理教を肯定した
だが、その後、オウムは
あのような事件を起こした

学者でも、日本の場合
カルトを見抜けないのだ
というより、日本の学者の
宗教に関する知識は劣っているのだ
生まれると赤子を神社に連れて行き
結婚はキリストの教会で挙げ
死ぬときは寺で坊さんを呼ぶという
宗教グチャグチャ体質の日本ならではである


ところで、米国の某宗教学者は
カルトについて以下のように言っている

霊魂や前世を教義の中心に置いたり
表向きはスピリチュアルなんとかと誤魔化したり
多額の献金と集団生活を強要したり
愛=セックスと教え、不特定多数の人間と
“愛し合わせたり”
悪魔を本尊として祀ったり
教祖が釈迦やキリストの生まれ変わりと
言い切る宗教モドキは
全てカルトである…と

カルトの特徴としては
仏教とキリスト教のように
異なる二つの教えを合体させる
ということも多いようだ
合体させることにより
より多くの支持を得ようとするらしいが
しかし、それが危険なのだ

そうなのだ
宗教も異なる二つを混ぜると
“カルトの塩素ガス”が発生し
心が死に至ることもあるのだ

「混ぜるな危険」
「混ぜるとカルトガスが発生します」
この表示は宗教にも必要かも…
コメント
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