オープンにしろとセカされる

　『金を出せ！』とイキナリ要求されたのは、中坊の時にあった（笑）。
1円も持っていなかったので、開き直った俺は即赦免されたケド。

　ビートに乗り出して結構長いが、冬の夜にオープンにして走ってくれ！という要求は初めてであった（笑）。
しかも、飲み会の帰りだ。Ｓ川センパイ、無茶すぎますよ。
トップの写真は敢えてピンボケにしたが、そのＳ川センパイ。暴漢のように迫ってくれた。
事情を知らん他人には、全く何の写真か？という代物だけどね。

　昨夜の集まりは俺の退職という名目のアツマリ。
酒を進んでは全く飲まない俺としては、帰りの電車の混み具合を考えると憂鬱だ。
今回も飲まないと言う事で、ビートで会社帰りに川越に集合した。
冒頭の思ってもいないリクエストは、帰り際にビートを両Ｓセンパイにお披露目した時に出たのである。
片方のＳセンパイは、初めて見るビートだがアレコレ知っている。ブログを読んでいるから（汗）。
本人の承諾を得て、クルマセールスマン如く振舞ってもらったのがコレ↓。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　暖冬とは言え、かな～りの冷えである。しかも、冬夜のオープンに備えた防寒策を用意されているのでしょうか？
俺は常時積んでいるけど。

　『何の為のコートのフードと思うのだ！』
エスキモーのように被って、早くオープンにしろ！と迫るＳ川センパイ。
横でニタニタ笑う、Ｓ木センパイ。
冬の夜に一人の時はよくオープンで退社したが、助手席に乗せては初めてである。
助手席に乗ると、俺と同乗者の荷物置き場が無くなってしまうのである。
それなりの走行速度で走ると、オープンなんで後方に飛んでいってしまうからな。

　
　直ぐにオープンになるのがビートの良いところだ。だが、両Ｓセンパイは幌がトランクに入ると思っていたラシイ。

・・そんなコトはありましぇん・・。否定する俺。

電動で開くと思っていたＳ木センパイ。

　・・そんな装備ついているハズもありましぇんよ。否定する俺（笑）。


リアスクリーンを昨夏交換してから、初めてのオープン化である。
大切なリアスクリーンであるからして、両Ｓセンパイの頼みではなければ、
のらりくらりと言い訳をしてかわしてしまうのだがね。
オープンにしたら幌が縮んで、閉まらなかった事も有るし。


　オープンで走ってワラビに向かった俺とＳ川センパイを乗せたビート。
ヒーター全開で疾走する。中々楽しんでもらえた模様でアル。

『走行中はヒート風がカバーして寒さは意外と感じないが、信号待ちは冷えるなぁ。』

　センパイの仰るとおりデス！しかも、夜の16号はダンプやトラックのディーゼル煤煙が凄いですからね。
燃料計のエンプティ表示『E』にぴったりと針が付いていたが、ここはＳ川センパイのためだ！
堪能してもらうために、燃費走行はしませんでした。

　あ～、センパイ想いの俺。年は俺の方が上だけど（笑）。


●補足、いや蛇足か・・。

ビートに女性を乗せると・・。
ビートの助手席幅は運転席側に比べて、更に幅が狭い。
だから、他意がなかろうと
他意がアロウと信号待ちの度に相手の右太ももに手が触れるのだ（笑）。　

昨夜はそれが裏目に出たのは言うまでもありません・・。



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