何事にも、『ココを手にかけてたら、ヤバイぞ!』ってコトがある。
以前なら、総務だが、これやっちゃったら際限なくいい様に使われるな・・ってことで、エンジン草刈り機での駐車場草刈り(笑)。
クルマのいじりでは、ドラムブレーキ辺りを〇〇スルってことがあるな。
ディスクブレーキはパット交換や清掃が構造簡単でよくやっているが、ドラムはムリって。
なんか、バネだらけで構造分からんし…(笑)。
手を出したら、痛い目に遭いそうじゃんってね。
が、事態が変わったのは、今年の夏。86でサイドターンをやるには切れの良いブレーキシュー交換が必須らしい・・・って情報をエタことから(汗)。
それで、自分でシュー交換くらいできんとなッ!と段々と思考がすすんでしまったのでアル。
180乗りなら、ミッション、エンジン降ろせ、バンバー外してサーキット走行セヨ!
まあ、86に乗り換えても似たような脅迫観念に追われる俺である(笑)。
それで、会社の昼休みはYouTubeでブレーキシュー交換の動画ばかり、バカのように見続けた。
その中で、シュー交換でCワッシャーを使ってハドメすることを知るや、Cワッシャーを購入した。
またR2やタントのドラムブレーキを86での作業前の練習にしたいモンだ・・と考えるようになってしまった。

しかしながら、7月末や8月に本庄やICCで練習会に出てみると、俺ごときがシュー交換する程、上手い訳でなく(笑)、単純にタイミングと練習不足と強く実感。
もっと上手くなって、現状のサイドのロック状態とかに不満が出てきたら交換だろ・・って至極全うな考えに行き着いたのデシタ。
そもそも、デフが純正だし、機械式への交換も考えていないなら尚更だね。
このような経緯を経て、86のブレーキシュー交換を無理して行うこともないじゃん・・となった。
そして暇つぶし&好奇心ならばタントやR2のドラムブレーキの清掃ぐらいで良くねぇ?って。
あ、R2は、割りピン外してのドラム開けなんで、M6ボルトがあれば開けられそうなタントで作業をしようとなったワケです。
それが、本日の昼から。
いつものように、おっぴろげマス。

今回は、分解しないし、パーツクリーナーもシュー部分のみ塗布予定。残りはエアー飛ばしで対応。
よって、マスク、鉄粉が目に入るとウサギ目となるのでゴーグルなども準備。
ウマカケしたんですが、やっぱり、溝がジャッキアップ時のジャッキ前輪に干渉するので、車体位置をずらします。
当然、シフトはP位置で。足踏み式駐車ブレーキは解除するのを忘れてはなりません。あ、前輪を輪留め固定は指差し確認したッス。

左後輪は、走行方向的にナットがキツクしまってしまっていたので、インパクトが空転。
これ、とても嫌なんですよね。
で、手で緩めるとなるとウマカケ状態だと後輪が回転してしまってナットが緩みませんでした。
でも今更、ウマ降ろしは面倒過ぎるので、嫁な人の庭ガーディングレンガを拝借しました。

コレ ↑ なら、別にコンプレッサーとか、インパクト用意しなくて、仮緩めしてウマカケでよかったんですね(汗)。
さて、タイヤを外してドラムの鎧と対面です。今まで、タイヤ交換してきてましたが、案外じっくり見てなかったんですよね。
R2みたいに先にハブロックナット外すタイプなの?って作業動画見るまで気づかんかったからねぇ。

ドラム、揺すっても微塵も外れる様子ナシ(笑)。
で、ボルトを差してドラム本体を浮かして外す方法を取ることにしましたが、M6ボルトを用意したけどなんか穴に入りが悪い気がしてしまったのでした。
こうなると、このボルト、本当にM6?、ピッチが違うのでは?って疑心暗鬼デス。
1㎝程度ねじ込めば、裏面のハブ面に到達してしまうのですが、何とも踏ん切りが悪かったですね。

M6の6角ボルトに10ミリソケットで締め付けていくとドラムが浮き出しました。
慌てずに、6角ボルトを一度緩めてあげてからドラムを引っ張る・・ようにとネット師匠達が注意喚起していたので先人たちの知見に従います(笑)。

ここで、初めてハブ面と対面となりました。良く見たらサービスホールを通してのビス跡が見受けられました。
シューの厚みも3mm以上あり、136500㎞走行してもマダマダのご様子でした。





ドラム内側はスゴイ粉塵だらけ。エアーで飛ばしたら、物凄い煙幕のようになってしまいました。
鉄粉やアスベ(非アスベと思うが・・)が怖いので、反対側の清掃の際には歯ブラシで大方落としてからのエア飛ばしとしました。
後輪を手で回してドアを開けてブレーキを踏んでみると、シッカリ両輪とも止まります。
(この時、正直ほっとしました。)
ただ、ドラムをはめ直した後、手で回してみるとタイヤが付いていた時のように無音でスーッと回転し続けないゾ。
シャー、シャーと数回転で止まるじゃん。
(え、なんか摺動部グリスおとしちゃったかしらん?そんなハズもないのに。)って不安となってしまいました。
結果的には、タイヤを装着すると遠心力が付いて回転がスムーズ&無音となっているだけで杞憂でしたね。
ナットを仮止めし、ウマから降ろしたら足踏み式ブレーキを掛けました。
本締め後、足踏み式&ブレーキペタルを数回踏み込みを行い、シッカリ効いていることを確認。
最後の確認として近所を徐行、そして勾配箇所での足踏み式ブレーキ掛けを行い、タントが静止することを確認。
清掃だけなんで、当たり前なんですが、やっぱり最初はこんな感情を抱くもんだろうと思いました。
いずれ分解・再組立てをR2でやるだろうと思いますが、初心の警戒心だけは背中に背負っていきます(笑)。
【おまけ】

うちのハムちゃんは、自分のゲージに戻される都度、しっかりと警戒心を持って確認している様子。