茨木のサーキットでジムカの練習会後、86のタイヤを履き替えなきゃいかんたい。
(あってんか、この語尾?)
舗装面の粗さが売り?!って位、凄かったが、改めてタイヤを確認してみると結構やられてたわ(汗)。
一生、減ることナシ!と言われ放題のプレマシーだったが、見事に皮剥ぎに遭っているじゃん。
後輪でターン時のアクセルオンオフで20本未満だったが、早めに当日切り上げておいて良かった、ヨカッタ。
なんせ、高速使って帰って来たので。フロントのミネルバ℉205はまあ程よく削られてますが・・。
茨中の路面、容赦ねぇなぁ(笑)。
※2枚とも後日、外した時点での撮影。
このようなタイヤ状態ではいられないので、先週土曜日にR1Rへの換装を行いました。
180の時なら、ちょちょっと履き替え交換なんでしょうが、86は、相変わらずナット舐め・ハブボルト折りの脅威があるわけ(笑)。
今回、またボルト折ることにならないよう・・お祈りしながらスタートです。
パンダ君と車体凸部分の保護ゴムラバーでリアからチョイチョイと始めましょ。
右後輪を上げ、4番ハブボルト&ナットで躓きましたね。途中まで回ったナットが、あら?もう回らんゾ!(汗)
無駄とは知りつつも、緩めたり、締めたり・・。やはりダメ。はぁ~、またハブボルト交換かよ・・と。
でも、今回は、後輪なんだよなぁ・・。ドラム開けたりする手間まであり、後輪ドラム開けは初見なんでチョイ不安だよな。
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腹をくくり、ハブボルト交換にススミマス。
ドラムを開けるので、サイドブレーキは解除しておきます。もち、バックギア。輪留めもね。
ジャッキアップしてウマカケを行いましたが、コンクリ面の溝を避けながらのジャッキアップは面倒くさすぎ。
上 ↑ アルカンジャッキの後輪が溝ギリギリ位置まで前進してます・・・(汗)。
ここで、やらかしてしまいました(笑)。本当は、このジャッキアップ前で右後輪4番ハブボルト&ナットをぶち切っておくべきだったのデス。
でも、もう一度、地面に降ろすとか、ウマのジャッキアップポイント受けのゴムも割れだしたりしていて、
『あー、あげたままネジ切ればヨカっ』って愚行に走りましタ。
後輪が回ってしまい、中途半端な固定の仕方などが災いして、何と、折り切れん。更に、十字レンチで回して切ろうとすると、ボルトが回り出している?
最初は『?』と思ったが、しばらくしたら冷や汗が出てきた。ハブボルト穴の縦溝をバカにしちゃってハブボルトが回転しちゃってんかも!
そうだとしたら、コレ、ヤバすぎじゃん。ハブ台もろとも交換だろうし、ディラー持って行かんとダメそう。
ナットもちぎれん。それより、俺の後始末をしてから作業するサービスマンに申し訳なさを感じてしまった。
ただ、タイヤ履き替えたかっただけなのだがなぁ・・。
落ち込んでもしょうがないので、ナットだけでも外さんといかん。
ここで、インパクトドライバー&ドリルでナットを破壊するか!となった。
幸い、インパクトドライバーは、充電式を改造(笑)し、電源コンセントで可動にしてるし。
フル充電して、実はメモリ効果で全く充電できておらず穴あけすらできない事は回避できそう。
まさか、クルマに使うとは・・。
ビートで使ってはいたけど、もうクルマに使うことは無いと思ってましたので。
それでは作業開始。
が、ナットにドリルを押し当てても、微妙に削れてるの?って感じなもんだから、ポンチでナット天面をガツンと。
上が ↑ あ、あっけなく穴が開きました(笑)の図。
ここにドリルを突っ込んで、インパクトでドリル回転してコジコジしました。
天面を爆破されたような状態になっても、ナットとボルトが分離されん。
ここでいつものマイナス思考が・・(笑)。=>『あー、もうダメかもぉ・・。』って(笑)。
まあ、落ち込んでいても、ナットは外せないし、クルマも動かせない。
・・なら、一歩ずつ地道に進めようと思考変換。
それで、ウォポンで掴み、左右上下に揺さぶりをかけ続け+ドリル攻撃。
やっと外れたのが下の画像です。
で、ここにきてやっとホイールが外せて、キャリパーやトルクメンバーを外してドラムと対面しました。
悲観続きでしたが、ここでハブボルトの溝を舐めてしまったか?ということは無いことが判明。
これでメンタルダメージは回復しましたし、経済的なダメージも回避できました。
まあ、ここに来て、通常のタイロッドエンドプーラー使用で解決目途が付いたので気分は楽になりました。
ドラムもM8のボルトを入れるまでも無く、簡単に外せました。いよいよ、ドラム内と初対面となりました。
タイロッドエンドプーラーとハブ座が干渉するのでは?って不安は一応、ギリギリ回避。
9時、3時の位置で行えば、シューを分解取り出しすることなくハサミ込めました。
CRCは予め十分に浸透させ、作業中も逐次シュッシュッしていきます。
タイロッドエンドプーラーのボルト径が21ミリなので、引退したトルクレンチをスピンナー代わりに回すのは案外しんどい。
重いし、プーラーの挟み具合が不安定だしね。
プーラーのハサミ方イメージとシューと干渉しない位置の図 ↓
ボルト陥落。
今度は、新品ハブボルトを圧入へ。貫通ナットとワッシャー6枚で締めあげていきマス。
十字レンチを使って締めていきましたが、ハブを固定化するにはゴムハンマー破壊が進みすぎ大変でした。
上 ↑ 大腿部で受けてたりして四苦八苦中(笑)。
あとからネット見てたら片手にラチェット締め、片手に別のボルトに貫通ナット締め(スピンナー利用)の2刃流みたいにやれば楽だと気付く(笑)。
トルクメンバー:上下2か所ボルト留め。かなり固く締まっていた。
フロント側は80NT、リヤ側は66NT位らしい。
リヤのボルトは14ミリで。フロントとは違うのね。
キャリパーピン:締め付けトルク23NT位。
一応、180の整備書からも目安として適応可能かと判断。
漸くハブボルト圧入後、交換作業へと移った。まさに、本題にハイルって感じ。
どんだけ、寄り道しているのかぁッ!っておかんに怒られる小学生みたいな失敗だわな(笑)。
左後輪、フロント2輪の交換が終わったら、8時過ぎになっていました。
幸い、フロント両側のハブリングは固着もせず綺麗に外れてくれました。
みんカラを見てると、結構、ハブボルト折りが多発してるのが分かった。
もう、ナットもそうだけど、ハブボルトも消耗品と認識し直しだなぁ(泣)。
在庫3本じゃ、足りんからモノタロウで5本追加注文予定。
86の純正部品でロングベストセラーがハブボルトだったらウケるぞ。