今日、久しぶりにバスに乗った。バス停でどこかのお婆ちゃんと立ち話。「寒いですね。」と声を掛けてくれたが、聞けば83歳とか。私より20才も先輩だ。膝とか腰とかが痛むそうだが、息子夫婦には心配するなと突っ張っている「ツッパリ婆ちゃんなの」とおっしゃる。なかなか元気だ。
自分はそこまでの年齢まで生きてないんじゃないか?とも思うし、それほどツッパリ切れない気がしている。まあ、女の人は押しなべて元気。このお婆ちゃんは元気な上に可愛げがある。終点に着くまで途切れることなくお喋りが続いた。
中には、態度が太ぇ婆さんもいる。偉くもないのに偉ぶりたい、そんなババァだ。喋る内容を聴いていると、結構薄っぺらいのに自信たっぷりで、その上まるで「女帝気取り」。そう、バスで向かった先の不特定の集まりで、そういうのがいたわけ。こういう人とは会話のやりとりも生まれない。
まあ流石に、この年になると別に「関係ないのだから」と距離も取れるのだが、私も若い頃はダメだったね~。
今思えば、私も「同程度」での「やり合い」をしていたのだ。いわゆる、向きになるというやつ。
そういう無益な「やり合い」に「疲れた」のか、今はもう「枯れた」のか。
そういった瞬間の、自分の心を往なす(いなす)ことができたなら、と常々思ってきたけれど、これも無意識に発するもので、実は難しいことだった。
いずれにせよ、その人と私とでは次元が違う。と、(勝手乍ら)そう思うようになってきている。
今日は期せずして「ふてぇババァと可愛い婆ちゃん」を、同じ日に見ることになった。
まあそんなわけで、私は私で「可愛い爺さん」を目指す。今からでも遅くはない!
と、思いたい。
【反応・応じ方/アンガーコントロール/アンガーマネジメント/】
++++++++++++++++++かれたのか+
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