まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

0722 月光文化

2013-07-22 18:57:57 | 雑感

「日本は、月光文化」と、かのヒットラーが言ったとか。これは大学の講義で聞いた話だ。
大学の教授が言うことだから間違いないのか、あるいは怪しいのか、それはよく分からないが、日独伊三国同盟に際して、日本をそう評したと言う。
ん~、それ自体では光を放てないという意味に取れる。ドイツは太陽だけど、ってね。しかし感情面はさておき、なかなかうまいことを言うと思った。

日出国(ひいずるくに)日本は、旗だって「日の丸」だ。太陽に対する思いは決して負けてはいない。
山に登って「御来光」を拝む厳かな(おごそかな)気持ちは日本人なら誰しも持っている。
とはいえ、私が太陽と言われてまず連想するのは、太平洋に浮かぶ島々に降り注ぐ太陽だ。
そしてエジプトのピラミッドやアラブの砂漠や広大なアフリカのサバンナといった赤道に近い国々。
イタリアやブラジルなどの燦燦とした陽光に満ち溢れる国やインカとかアステカをイメージする。

太陽は、ある意味希望であり、生命を育むと同時に、生命を死へと誘う(いざなう)強大な存在である。

日本にも生贄(いけにえ)の儀式はあったかもしれないが、マヤのように心臓を抉り出して太陽の神に捧げる儀式のような「太陽との直接的な関わり」のイメージは薄いと私には感じられる。

太陽を拝み月を愛でる気持はどこの国の人でも一緒だろうが、日本人の優しさや細やかさは、むしろ「月の光のような」やわらかさからくるのだと思う。

温帯における太陽は恵みの太陽であり、共存の太陽
エアコンの発明は無いが打ち水や朝顔のカーテン、行水に風鈴、縁台の夕涼みや線香花火、そして「お月見」で涼感を得たりした。

っていうか~、今日は「土用丑の日」じゃん!ちょっとお腹がすいてきた。
我が家の太陽でも、鰻は高値で手が出ないかもしれない・・・。

食べることができるか否か・・・、それはまあ、カミさん次第。私の場合も「月光文化」?


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