まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

1214 自由って

2017-12-14 08:14:52 | ふと思ったこと

パントマイムで壁を伝わって横に歩く、あたりは真っ暗で何も見えない
壁の突き当りは直角に交わる別の壁の始まり
悪夢
壁がどんどん狭くなり体が四方から圧し潰されそうになる
ふっ
総ての壁が不意に無くなる
ああ、自由だ!
しかし何も見えない中で何も手に触れない
どの方向へ歩んでも何も行き止まりは無い
行けども行けども無空であって終わりがない
ふと
立っている足元の床なのか地面なのかわからないが
手で触ってみる
今ある唯一の拠りどころ
そこに横たわり頬ずりしながら次第に温まっていくその地面だか床に喜びを見出す
ああ、
立っていることのできるところがあって良かった
足元に触れて接する平面があって良かった
頭上も足元も前後左右も何もなかったら自分は宙に遊べるのか
それとも果てしない奈落へと落下し続けて気を失うのか
極端な拘束 極端な自由
想像を超える

朝起きてコーヒーを飲んでいる時に、ふと思いついて体を動かしていた。
最初は出川哲郎のように、たどたどしいパントマイムの真似をしていた。
これに意味はない。ふと思いついてやっただけ。
そして四方が囲まれてくるパントマイム。あの、大きな梟を前にした時の体をよじるフクロウ。
そのあと急に四方の壁がなくなり、盲いている状況の自分が手を伸ばして危うげによろつく姿。

これをパラパラ漫画みたく描けないかな、とも思ったがそういう技量が無いことに気づく。
このアイデアは、ここに書いておくが、いつかどこかで見て記憶の片隅に残っていた映像の産物かもしれない。

極端な拘束や制約は嫌だが自由も嫌だと言いたいわけではない。
ましてや、与えられた環境が至上のモノだと言いたいのでもない。
自由と拠りどころはあるようで無い、なんて括るつもりもない。

ふと、そんなイメージに遭遇したというだけのこと。

バイメタル別れたいお父さん達へ/夫婦喧嘩/】

 

 

+++++++++++++++++自由って+
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