goo blog サービス終了のお知らせ 

白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

12月9日(月)のつぶやき その3

2013-12-10 06:15:19 | EU

@hopi_domingo @reishiva @ianoianoianoo お腹が弱いと言って前回退陣したが、ここまで頭が弱いとは思わなかった。官僚の意のまま。


龍平君は秘密保護法の採決の前から青票(反対票)を握りしめていました。市民と行動できる政党を選んで欲しい。“@abe_yoshihiro: みんな・江田氏ら14人が離党届 年内の新党結成目指す - 朝日
t.asahi.com/dfnu 川田龍平、そっちじゃないだろ!”

tokiさんがリツイート | RT

【秘密保護法】12/8北海道新聞社説「見逃せないのは衆院の伊吹文明、参院の山崎正昭両議長の責任だ。与野党が鋭く対立した法案では、議長があっせん案を提示して調整に力を尽くすのが慣例である。ところが今回は、対立をほぼ放置した。」p.tl/p5nO

tokiさんがリツイート | RT

@midorino_to @yuiyuiyui11 そりゃ無理だ。法案を通すための議長なんだから。


国連だけではない。世界の民主主義国家から見れば、日本政府と国民はバカだと思われているだろう。しかし、国民をTPP絶対反対と騙し、原発を争点にしなかった自民党と真実を報道しないマスコミが悪い。権力に迎合し群れたがる国民性、判断力に乏しく騙されやすい国民性を権力が利用している。

tokiさんがリツイート | RT

それにしても大手メディア、なかでも聴取料で食ってるNHKの罪は重い。まるでアサド政権の報道機関だ。長年にわたってコネで政財官の有力者から人をとってきたせいもあるかもしれないな。


2013/12/05 特定秘密保護法と日本版NSCで、自衛隊は米軍の「雇い兵」に! 政軍関係史の専門家・纐纈厚氏に岩上安身がインタビュー ln.is/iwj.co.jp/wj/m… @iwakamiyasumiさん
★全国民必見 会員になって~私が心配してる事態の話も(._.)

tokiさんがリツイート | RT

嘘つきが何か喋ってる。全国区で。

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法案に賛成した国会議員の名前を呟くbot 閻魔帳131206? @emmacho_131206

tokiさんがリツイート | RT


12月9日(月)のつぶやき その2

2013-12-10 06:15:18 | EU

戦時法制に逆戻り、危うい特定秘密保護法 狙いは日米安全保障の実態報道の制限 | トレンド - 東洋経済オンライン toyokeizai.net/articles/-/254… @Toyokeizaiさんから


まだ確認出来ていないが、この写真のナレーションバックで「張成沢一味」呼ばわりする批判文が読み上げられたとのこと。 RT @dailynkjapan: 張成沢が軍服姿の憲兵(?)に連行される決定的瞬間!!おっそろしー! pic.twitter.com/edM6rZMgTu

tokiさんがリツイート | RT

秘密法「修正・廃止を」82% 世論調査、内閣支持率急落 - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/CN/201312/CN20…


【秘密保護法「日本の後退」】「21世紀に民主的政府が検討した中で最悪」   : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/47topics/e/248…


ロシア極東に日本人プリマ ウラジオの国立劇場で - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/CN/201312/CN20…


餓死者すら出ている中、生活保護法を改悪し、消費税も増税する一方で、大企業の交際費は上限無し50%非課税って(呆)。交際費の課税率下げるからもっと接待しろよ、と言いたいのか?安倍・自民党は。秘密保護法といい、つくづく人民の敵だな。 #格差 #反貧困

tokiさんがリツイート | RT

中央アフリカ共和国 (CAR)、虐殺と人道危機を食い止めなければ!英米記者&NGOの報告 - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213865168…


@kawazoemakoto 誰に、なんのために-特に国会議員、徳州会は金を配ったのか。それが知りたい。


東京新聞:張成沢氏の全職務解任 北朝鮮公表「派閥形成」と批判:国際(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/world/…
不要になったということか。


特定秘密保護法案の危険性に、何度言っても政治家はなぜ気がつかないのか? #BLOGOS blogos.com/outline/75513/
改めて


特定秘密保護法は本当に無茶-民主国家の国際基準・ツワネ原則を参照しよう blog.goo.ne.jp/baileng/e/dc0f… @tenjyoseikaさんから
あらためて


猪瀬都知事に望むこと。全部しゃべって辞めること。


秘密法案採決 世論無視した横暴を憂う|社説|オピニオン|新潟日報モア niigata-nippo.co.jp/opinion/editor…

tokiさんがリツイート | RT

家のドアに貼ります。“@junichiro1107: @kohjohcho: @KIMURA_HIDEAKI @kinokuniyanet @yuiyuiyui11 ネットプリントにもUPしました。
55309589、12/12まで
pic.twitter.com/2tqR8AJRwn

tokiさんがリツイート | RT

何故、良識派を育てられなかったのですか?とお聴きしたい。“@kwave526: 報道ステーション(秘密保護法案) 自民党元官房長官・野中広務氏「戦争の足音がする。危険な感じがしてならない。」 pic.twitter.com/tZOIHw6n9x

tokiさんがリツイート | RT

日刊ゲンダイ|有象無象がズラリ 病床の徳田虎雄氏を訪ねた「見舞客リスト」 gendai.net/articles/view/… @nikkan_gendaiさんから


福島の新米、職員食堂で提供=水田除染の効果PR-環境省jiji.com/jc/zc?k=201312… @jijicomさんから
「除染の効果」なんてものを、おにぎりで証明できるの?アホなパフォーマンスはやめろ、

tokiさんがリツイート | RT

どうせ税率を下げるなら、正規雇用の労働者の割合や女性や障がい者の雇用率、残業時間の少なさとかを基準にすべきかと。あと、省エネ再生可能エネルギー推進とか、その他環境に配慮した企業活動とか。

tokiさんがリツイート | RT

戦争や戦前の政治体制を実際に走らない人間ばかりになって、急に世の中がおかしくなった。歴史への反省を政治体制や社会理念の変革として実現できなかった付けだ。


「生活保護は不正受給だらけ」じゃないし、「不正受給を減らせば必要な人が保護を利用できる」わけでもない。この辺誤解が多い。 - Togetterまとめ togetter.com/li/600724

tokiさんがリツイート | RT

チャン・ソテク氏の浮き沈みをみていると、なんだかドラマ「トンイ」を思い出してしまった。不謹慎かな。


【大緊急大拡散希望】『特定秘密保護法成立大抗議!首相官邸前大集会』12月10日(火)。18時半~21時、首相官邸前。12月6日(金)特定秘密保護法成立。民意無視の暴挙に断固抗議!憲法違反の「違法な法」許すまじ!大参集を!※呼び掛け 火炎瓶テツと仲間たち

tokiさんがリツイート | RT

職員は即刻懲戒免職なのに、自分はお金で解決を図る?即刻逮捕でしょう。“@abe_yoshihiro: 猪瀬知事、1年間給料返上へ…徳洲会5千万問題(読売新聞) yomiuri.co.jp/national/news/…

tokiさんがリツイート | RT

確実に戦争ができる国に、向かってる。。。
@ianoianoianooなんか嫌な予感しかしない。pic.twitter.com/35SAk7AWZp

tokiさんがリツイート | RT


12月9日(月)のつぶやき その1

2013-12-10 06:15:17 | EU

東京新聞政治部は今後も、引き続き「国の秘密」の問題点を多角的に報じていきたいと思っています。9500フォロワーの皆さんが疑問に思っていること、訴えたいことがあれば、ご意見お書き込みください。紙面作りの参考にさせていただきます。
tokyo-np.co.jp/feature/himits…

tokiさんがリツイート | RT

変な話だよな~。中国とかで数万人の反体制デモとかあったら、「中国、終わりの始まり」「崩壊が始まった」とか言うくせに日本で数万人のデモ見ても「何も変わらない」「それをして何の意味があるんですか?」だからな。どんな頭の構造してるんだか。

tokiさんがリツイート | RT

七時のNHKニュウスはおかしい。まだ参議院本会議での採決も終わってないのに、法案成立後も課題が残ると繰り返し発言。これだけ反対や懸念の声があることをNHKは此迄一体どの位報じてきたのか?自ら胸に手を当てて考えるべき。公共放送は国民の料金負担。その意味で主人は国民、政府ではない。

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法を廃案にし、このような法律を出した政府をなくすこと。これをやらないといけません。


【赤旗8日】秘密保護法強行に抗議/JCJが12月集会/ひるまず真実伝える/安倍政権の危険性 メディアの責任大 jcp.or.jp/akahata/aik13/…

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法強行可決の暴挙に抗議する。撤回めざしてたたかいはつづきます。10日火曜日、緊急に秘密保護法強行抗議集会、市民行進がおこなわれます。午後1時半~福井市中央公園。主催は秘密保護法阻止福井県連絡会。ぜひ、ご参加ください
blog.goo.ne.jp/mmasaosato/e/b… … … …

tokiさんがリツイート | RT

「円安=輸出力」。論点の是非を別として、平気で逆のことをいうとは信用問題でしょう。@mukirakamau 有名なのは尖閣問題棚上げ社説。79・5・31.sun.ap.teacup.com/souun/10017.ht…

tokiさんがリツイート | RT

中国の強硬路線は、対米軍事力に自信を持つために出てくるのではない。米国の軍事力に大きく見劣りすることを中国は認識している。また、米国は、中国を刺激すれば中国の軍事的な近代化と拡大を招くだけだとわかっている。つまり米中が険悪な関係になること自体が、両国の国益に照らしてないのである。

tokiさんがリツイート | RT

中国の主要貿相手(11までの双方合計、億㌦):
①EU、  5060、 1.8% ↑
②米国、  4721、 7.6% ↑
③アセアン、3992、 10.9%↑
④香港経由、3614、 19.8 ↑
⑤日本、  2841、 6.2% ↓

tokiさんがリツイート | RT

中国が設定した防空識別圏をめぐり、米中が対立姿勢を弱める兆しがうかがえる。両国は、地域の安全を脅かしたり航空機の操縦士や乗客の生命を危険にさらしたりするような手段での対応はしないとの了解に向かっている。jp.wsj.com/article/SB1000…

tokiさんがリツイート | RT

(月間降下物)フクシマ 3150MBq/mkm2= 3150Bq/m2 radioactivity.nsr.go.jp/ja/contents/90… どう思ってもかまわないが、フクシマは核実験場であることは間違いない。1,000を超えていることなんてないでしょ。 pic.twitter.com/jKlYjv6zPP

tokiさんがリツイート | RT

レイシストで生まれてくる人はいない。 pic.twitter.com/EJ5vdeaMZG

tokiさんがリツイート | RT

◎特定秘密保護法とF-35の「アリス」の関係
◎日本は特定秘密保護法で試される
【ただいま配信】
小川和久『NEWSを疑え!』第261号(2013年12月9日)
ご登録は sriic.org
まぐまぐ、講談社現代ビジネスでも配信中

tokiさんがリツイート | RT

@unionrocker0810 甲状腺癌だけではありませんよ。奇形が25倍になった地区もあり、汚染が少ないと言われたところでも心臓に穴があく先天性異常が多数発症しました。チェルノブイリハートと呼ばれる病気です。まだ他にもあります。放射線の人体への影響を考えたら当たり前のこと。

tokiさんがリツイート | RT

twitterで急に特定秘密保護法案に関する意見が減った。でもあの法案が問題だと思うなら、ここからが次の本番だよ。


ナチ時代、全国民を監視するには、ゲシュタポ職員はあまりにも少なかった。政治犯やユダヤ人を洗い出したのは、近所の普通の人々の「密告」であった。ナチの監視国家は膨大な密告者によって維持されていたのである。密告の動機は、近所付き合いや会社内のトラブルなど、個人的な理由が多かったという。

tokiさんがリツイート | RT

2011年3月16日のに「これから、日本人を未曾有の災害が襲う可能性がある」と発言したエッティンガー欧州委員は、全世界からデマ認定をされたjp.reuters.com/article/topNew… 正しいことを言ったにもかかわらず

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法可決・海外報道②ニューヨークタイムズ紙「日本の国会、反対の声の中、法案可決」と題し、「野党や市民の反対の声に応えることなく、潜在的に危険な法案を可決した」と評する。官僚の秘密主義の強化、国民の知る権利への懸念の声にも言及。 ow.ly/rxYh8

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法可決・海外報道①ワシントンポスト紙「安倍政権は国内で独裁政権をめざし、また米国の情報管理の『懸念』を払拭するため法案成立をめざした」と評した。市民の反対の声、共産党・仁比聡平議員の反対討論も引用、自民党内慎重派の声も紹介。 ow.ly/rxWsZ

tokiさんがリツイート | RT

@naagita: 「前例のない暴挙、内閣退陣を」日本ジャーナリスト会議が声明 - SANSPO.COM sanspo.com/geino/news/201… @sanspocom よっしゃ倒閣運動いくでー!”

tokiさんがリツイート | RT

日隅基金1周年「秘密社会がやってくる ―情報流通を妨げる秘密保護法」
日時:12月12日(木)18時半~会場:韓国YMCA
●基調講演:三木由希子(情報公開クリアリングハウス)
●シンポ:武藤類子(福島原発告訴団)ほか、報告:山本太郎 ow.ly/rzuwF

tokiさんがリツイート | RT

「「ABC}問題は解決できるのか-大量虐殺し・日本の植民地支配・戦争責任との関係で考える」慶大名誉教授 松村高夫 12月21日(土) 13時半から16時半
中野勤労福祉会館
主催 : ABC企画委員会


山本太郎氏らと共に三宅洋平氏が「大デモ」開催「デモは、いてもたってもいられない人たちの行き場所」 huff.to/1ctgAyG @HuffPostJapanさんから


日本の市民社会と中国、韓国の市民社会が対話し、交流し、手をつないで新たな政治の基盤を作らなければいけない。それがいま求められていることだ。



日中韓の市民社会の連携を

2013-12-09 17:36:54 | アジア
 日中韓の対立が高まっている。国家主義的立場が前面に出て、感情的にも相互に嫌悪しあう状態に陥っている。このようなことは決して必然ではない。

 中国の台頭を嫌いけん制するアメリカと、その傀儡の日本の対米従属派の官僚の存在があり、中国では国家の台頭を軍事的・覇権的台頭として実現することを望む党官僚と軍人集団がいる。韓国では米中のはざまで自主的に事態を打開しようとする試みが日米の圧力を受ける中、朴政権は左派・民主派の弾圧を強めている。

 しかしいま目を転じてみれば東アジアにこれほど大きな可能性が生まれたことはない。世界第2位と第3位の経済大国が隣接し、しかも経済的に相互補完的であることは明らかだ。日円と中国元でドルに代わる通貨制度を作ってもいいではないか。韓国が加わればより成熟し、北の問題を解決すれば他にどんな問題がこの地にあるというのだろう。

 文化的にも今までにない展開を何れの国も見せている。文学、映像芸術、娯楽作品、50年前には存在しなかった世界がこの地に生まれ、世界を変えつつある。

 この繁栄と変化をなぜ政治的対立で台無しにし、軍事的に破綻させるのか。間違っている。

 今この繁栄を担っているのは、それぞれに生きる市民の活動だ。ここでいう活動は、日常の仕事や生活のことだ。特別な芸術活動や政治行動のことではない。普通の生活が普通の市民とともにあるのだ。

 そしてかつては存在しないか極めて弱かった市民社会が、それぞれの国で力強く成長している。中国では-極論すれば-70年代まで、指導者と「人民」しかいなかった。韓国にも独裁者と労働者、そして反抗する学生だけだった。

 今は違う。中国でさえも様々なNGOが活動し、自分たちが抱える課題に取り組み、生むことなく前進している。韓国は言うまでもない。日本でも特定秘密保護法反対に示された民意は、かつての政党や組合動員の反対とは全く質が異なっている。本当の市民の自主的な行動だ。

 いま求められているのは、このような市民間の交流であり、意見の交換であり、連携だ。それぞれが互いを必ず必要としている。そのつながりを作らなければならない。そこに共通の基盤を作り、それを東アジアの市民籍政治基盤・理念に育てなければいけない。それこそが未来ではないだろうか。

12月6日(金)のつぶやき その2

2013-12-07 03:54:15 | EU

有象無象がズラリ 病床の徳田虎雄氏を訪ねた「見舞客リスト」 toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-582…

tokiさんがリツイート | RT

【参議院本会議採決目前!】秘密保護法で解消されぬ「疑問」「矛盾」「問題点」続々明らかに iwj.co.jp/wj/open/archiv… ※速記録に「議場騒然」「聴取不能」 5日の強行採決は「無効」か?/強行採決直前になって重要資料を開示した政府、など @iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

【緊急大参集希望】『特定秘密保護法~成立させない!絶対させない!永田町大集会』12月6日(金)。18時半~21時、参議院議員会館前。強行採決など断固許すまじ!特定秘密保護法成立絶対阻止!大参集を!※呼び掛け 火炎瓶テツと仲間たち

tokiさんがリツイート | RT

日比谷に集まることも大事だが、国会を包囲することが重要。国会議員に一市民の声を聞かせること。何十、何百の演説よりも、1万、10万の市民の抗議活動を。国会前にあの6月を上回る人が集まること。デモなどいいらない。国会前に集まれ。具合の悪い方は昼間の暖かい時間に、元気な方は今から。

tokiさんがリツイート | RT


12月6日(金)のつぶやき その1

2013-12-07 03:54:14 | EU

みんなの党と日本維新の会は完全なアリバイ作りをしている。棄権をしようと何をしようと完全な裏切りである。これら2党は野党ではなく、2党とも自民党の補完勢力である。今回だけは民主党が行動としては一貫しており、評価できる。国民は自民党とその補完勢力を次の選挙では絶対に許さないだろう。

tokiさんがリツイート | RT

This was The Times front page on February 12 1990: Mandela strolls to freedom thetim.es/ISRgbc pic.twitter.com/GopZfvUFCt

tokiさんがリツイート | RT

日弁連は特定秘密法案に反対しているが、彼らが心底ハラを立てているのは委員会会議中ヘラヘラ笑っている谷垣法相だ。この男は衆院2期目の1986年、「国家秘密法案」に対し、若手議員仲間12人で反対の意見書を出した過去がある。谷垣はポスト安倍を匂わされているらしく宗旨替えをしたらしい。

tokiさんがリツイート | RT

【秘密保護法】与党、国会会期を2日間延長方針。今国会で可決・成立めざす huff.to/1cpo31V

tokiさんがリツイート | RT

日比谷野音に大勢の参加者が集まっているが、国会前は逆にガラガラだという報せをいただきました。今から野音⇒国会に行ける方はぜひ!最後には請願デモで合流できるはずです。国会にプレッシャーをもっとかけましょう!

tokiさんがリツイート | RT

日比谷野音なう!!
「強行採決はゆるさないが、たとえ法案が成立したとしてもあきらめない。強行されたなら、法案廃止へのたたかいを繰り広げる!日弁連でも1000人の弁護団を組織する!今日も最後まで廃案へたたかいぬこう」と実行委員会。 pic.twitter.com/4SapyxSryN

tokiさんがリツイート | RT

安倍首相、国会大荒れでも「焼き肉」へ 秘密保護法案は強硬採決 huff.to/1coSHbA @HuffPostJapanさんから


ネルソンマンデラ死去の日に日本の民主主義と自由が死にかけている。


管元首相の政権運営をまるで児戯に類するかのように嘲笑し罵倒してきた石破が、今やっている政権運営は暴挙に次ぐ暴挙だ。管首相の方が何倍良かったか。民主党の政権運営を官僚やマスコミ連合とともに陰日向で妨害し、無力化しておいて、自民党は政府・官僚・マスコミの三ツ揃えで独裁に奔る。

tokiさんがリツイート | RT

衆院に内閣不信任案が提出され、その処理が終わるまで参院本会議は開けず再開は21時以降になる。しかも最初に中川NSC特別委員長解任決議案の処理があるため、秘密保護法案の討論、採決に入るのはさらに後になる。日比谷では反対の大集会が行われ、もうすぐ国会にデモがくる。力合わせがんばるぞ。

tokiさんがリツイート | RT

【日比谷野音】日本弁護士会会長も参加!

tokiさんがリツイート | RT

日比谷でしい委員長あいさつ!19時半から、内閣不信任案が本会議にふされます! pic.twitter.com/m0WimIHz5O

tokiさんがリツイート | RT

【週刊金曜日ニュース】テロの定義は自衛隊法のムチャクチャな拡大解釈――内閣官房の逐条解説で判明 bit.ly/18HxpYb (浩)

tokiさんがリツイート | RT

「テロの定義は自衛隊法のムチャクチャな拡大解釈」 goo.gl/4XQZg2


【特定秘密保護法案反対】
国会が「国権の最高機関」の座を失う
――参議院の元ドン、村上正邦氏も廃案を主張(青木 理)
kinyobi.co.jp (浩)

tokiさんがリツイート | RT

食べたいものだけを食べると病気になる。聞きたいことだけを聞くと無知になる。

tokiさんがリツイート | RT

闘志マンデラが逝った。男として尊敬する・・・

tokiさんがリツイート | RT

山本太郎さんのスピーチはまったくその通りだと思った。それに大きな拍手を送っていたのは福島みずほさんだった。志位共産書記長他、共産党議員の硬い態度…。日比谷野音実況中 ( #iwakamiyasumi8 live at ustre.am/uy8S)

tokiさんがリツイート | RT

原発いらない!ファミリーエリア・国会議事堂前アクション。
紫野明日香さんがコール。原発問題、秘密にするな!秘密じゃ命は守れない!〝秘密〟はイヤだアァ! pic.twitter.com/aT4uZPI29y

tokiさんがリツイート | RT

中国、学力世界一でも自己満足なし「中国は長年、海外留学が盛んで、世界最大の学生輸出国だ。海外で学んでいる学生の人数は過去数年間、年間20%以上のペースで増加していると公式に推定されている」WSJ.com on.wsj.com/1blN25Q

tokiさんがリツイート | RT

東京新聞:森氏「具体案まだ」 保全監察室、ずさん対応:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…


「北朝鮮について何でも答えます」脱北した女性、海外掲示板で波乱万丈な体験を語る labaq.com/archives/51794… @lbqcomさんから


衆議院で会期延長が議決されました。野党の早期開会要求を拒否してきた与党としては屈辱の延長です。これは、引き延ばし戦術により今国会で特定秘密保護法案を成立させまいとする野党への対抗策で、大義はありません。与党のメンツはつぶれましたが、我々が求めていたのはこんなものではない。

tokiさんがリツイート | RT

@kazukazu721 @mjjkoi2399 多国籍企業の日本支店や在日米商工会議所に圧力をかけるというのも有効だと思う。彼らが忌み嫌う情報について、日本語と英語で「公開質問」したら良いと思う。アメリカ大使館デモ組にもアドバイスするつもり。何れは、不買運動にも拡大か。

tokiさんがリツイート | RT


「テロの定義は自衛隊法のムチャクチャな拡大解釈」

2013-12-06 18:52:24 | 政治
「テロの定義は自衛隊法のムチャクチャな拡大解釈――特定秘密保護法案の逐条解説で判明

週刊金曜日 12月6日(金)18時40分配信

 テロリズムに関する定義がムチャクチャで、この一点だけでも基本的人権を侵害する特定秘密保護法案で一二月六日、テロリズム定義の文面は自衛隊の警護出動に関する規定(自衛隊法第81条の2第1項)を参考としていることがわかった。だが、自衛隊の警護出動は自衛隊の施設や在日米軍施設などに限られており、場所を限定せずに市民活動の自由を脅かす法案のデタラメぶりが浮き彫りとなった。

 福島みずほ参議院議員(社民)が入手した「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」(内閣官房)で明らかになった。

 特定秘密保護法案のテロリズムの定義は次のようになっている。
〈政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう〉

 それぞれの文章を「又は」でつないでいるため、条文上は「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要」するだけで法案上はテロになってしまう。このため、テロの範囲が際限なく広がってしまうと批判が強い。

 前出の逐条解説は次のように記述している。
〈本規定は、平成13年の米国同時多発テロを受けて創設された自衛隊の警護出動に関する規定を参考としている〉〈テロリズムは国際的な取組により撲滅することが必要な国際的な脅威であり、その活動場所の如何を問わず、テロリズムの存在は潜在的に我が国及び日本国民の安全を脅かす者である〉

 一方、自衛隊法81条の2は次のようになっている。
〈内閣総理大臣は、本邦内にある次に掲げる施設又は施設及び区域において、政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で多数の人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊する行為が行われるおそれがあり、かつ、その被害を防止するため特別の必要があると認める場合には、当該施設又は施設及び区域の警護のため部隊等の出動を命ずることができる〉

 つまり〈本邦内にある次に掲げる施設又は施設及び区域において〉と場所を限定し、かつ警護出動の条件として〈その被害を防止するため特別の必要があると認める場合〉に限ってあるのだ。その施設とは次の通りである。
〈一  自衛隊の施設
 二  日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二条第一項の施設及び区域(同協定第二十五条の合同委員会において自衛隊の部隊等が警護を行うこととされたものに限る。)〉

 自衛隊の施設や在日米軍基地内で〈政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要〉する人に対し、〈被害を防止するため特別の必要があると認める〉なら、確かに警護出動は認められるかもしれないだろう。

 しかし、特定秘密保護法案では、場所を特定してもいないし、被害防止の必要もなく、テロを定義しているから、ムチャクチャな拡大適用ができることになるのである。
(編集部 伊田浩之)

伊田浩之
最終更新:12月6日(金)18時49分週刊金曜日」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131206-00010001-kinyobi-pol

12月5日(木)のつぶやき その6

2013-12-06 03:23:42 | EU

Reading:秘密保護法案 参院特別委で可決 NHKニュース nhk.jp/N4Am5hsR


東京新聞:「廃案に」強まる声 秘密保護法案 国内外から懸念:政治(TOKYO Web) bit.ly/18Eh4TZ

tokiさんがリツイート | RT

国民の多くは貝になってしまった RT @postoil: これで日本の民主主義が終りでない、さもないと戦前の誤りの歴史を繰返します、これからです本番は <秘密保護法案>与党が採決強行 参院委で可決(毎日新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-…

tokiさんがリツイート | RT

野党が参院議長に強行採決無効と申し入れたようだ。

tokiさんがリツイート | RT

“委員会強行採決に抗議 、7野党の結束を”
(吉田忠智党首、記者会見)
youtu.be/IIRz0ukEdgw

tokiさんがリツイート | RT

「秘密保護法が成立したら、日本の来年度の報道の自由度ランキングはウズベキスタンや中国のレベルにまで落ち込むだろうと見られている。『沈む陽の国』へようこそ。どれほどの暗黒の時代が訪れるのか注目するとしよう。」11/30付ジャパンタイムズ
in-the-eyes-of-etranger.blogspot.com/2013/12/201311…

tokiさんがリツイート | RT

『特定秘密保護法、参議院でも検討項目を残したまま20時間で強行採決』強行採決という極めて野蛮な手法によって、日本が民主主義国家とはほど遠い「野蛮国家」であると証明された、その瞬間だ。野蛮人には、これがどれほど野蛮なことか、分かるまいが。m.youtube.com/watch?feature=…

tokiさんがリツイート | RT

新記事『【秘密保護法案】 参院特別委で強行採決 国会前にあがる怒号 』…tanakaryusaku.jp pic.twitter.com/HYkqLaRyU9

tokiさんがリツイート | RT

国会正門前、採決撤回を叫ぶ数千人の市民ですごいことになってます。 pic.twitter.com/ZPMMF1xMQ6

tokiさんがリツイート | RT

国会前にはまだまだ人が足りません。お仕事終わりの方、ぜひ国会までおこしください。お願いします。

#秘密保護法採決撤回
#強行採決絶対反対
#ファシスト許すな
#自由を守れ
#国会に押し寄せよう
#秘密保護法をブッ潰せ

tokiさんがリツイート | RT

すさまじい独裁政党と化した自民。RT @kambara7 テロ発言抗議の件、続報です。自民党から抗議文が「受取拒否」で戻ってきました。市民を「テロ」と呼ぶのみならず、抗議も受け付けず、抗議文を返送してくる政党がこの国の政権党なのです。 pic.twitter.com/WRihntKLAy

tokiさんがリツイート | RT

おかしいだろ。国民の意志を反映するのが国会であり、それに基づいて行政を行うのが内閣なのに、国民の意見を少しも聞き入れることなく、野党の意見も流して、自分たちの意見を数の暴力で押し通した政府与党。許されない。民主主義の崩壊。日本は何回同じ過ちを繰り返せば気が済むんだよ!!!!!!

tokiさんがリツイート | RT

政治家は役人の代理になり下がって平気なのか。


公明党が秘密保護法案に賛成したこと、忘れない。

tokiさんがリツイート | RT

@MikichaPipi @tatsuofujii  創価学会も自分たちの組織を守るためなら自由もなにも捨て去ったということ。長年の努力をどぶに捨てたわけです。


京都、河原町に昨夜1800人が集まり、秘密保護法反対デモが決行されたのに、報道されず。よくも知らん顔できたな。@hanayuu昨夜「反・秘密保護法」京都デモがまったく報道されていないらしいpic.twitter.com/pm0hRab4vj twitter.com/yuric117/statu

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法の成立が見えてきた。安倍独裁政権と官僚たちの奴隷になりたくなければ、もはや「倒閣」して法律を廃止するしか手はない。安倍晋三の祖父、岸信介を退陣に追いやった60年安保闘争( ow.ly/rt7bl )を凌ぐ一大国民運動を巻き起こすしかないではないか。

tokiさんがリツイート | RT

先ほど、特定秘密保護法案は参議院特別委員会で激しい怒号の中を強行採決で可決された。民主主義を圧殺する暴挙を糾弾する。

tokiさんがリツイート | RT


12月5日(木)のつぶやき その5

2013-12-06 03:23:41 | EU

横暴に抗議するため多くの人たちが国会周辺に集まっています。16時半から7野党国対委員長が委員会採決は無効だと議長に抗議に行きました。自民党と公明党による暴挙の歴史的意味は、1945年8月15日からはじまった日本を消滅させることです。 pic.twitter.com/kNvBuTTVQQ

tokiさんがリツイート | RT

強行採決許すな!【本日】5日午後6時から「秘密保護法案 参院で阻止を」街頭宣伝(東京・池袋駅東口)を生中継します。日本共産党チャンネル ustre.am/o7VM

tokiさんがリツイート | RT

自民党議員の質問途中で、石井ひろお議員が動議!秋田だよ。(-_-;)後刻理事会で協議って、言ったじゃないか!質問者だって、もっとよく知らせろって言った。だったらちゃんと審議続行しなさいよ!(怒)

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法案を審議していた参議院国家安全保障特別委員会。宇都隆史議員「特定秘密保護法のことをアニメ、マンガでわかりやすく説明することが必要」。その後、強行採決。マイクの音聞こえなかったけど。 4sq.com/18Ec5mm

tokiさんがリツイート | RT

ひでえ話だ→秘密保護法案を可決=与党が採決強行―参院委(時事通信) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-…

tokiさんがリツイート | RT

昨日の反省文を書きました→ 12月5日未明、国会本会議における筆者の反省(おしどりマコ) | DAILY NOBORDER no-border.asia/archives/17256

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法 強行採決時の動画がすでに上がっています。youtu.be/MK4W4oJ4850

tokiさんがリツイート | RT

志位委員長「多数だから何をやってもいいということでないのです。憲法に反する法律は多数といえども国会で作ってはならない。これが当たり前です。今、本会議の採決をするな、委員会に差し戻そうという決議を野党でしています」参議院前 

tokiさんがリツイート | RT

井上さん、志位さん、穀田さん、本会議ひらかさせないことが大事と訴え。野党各党に訴えて欲しい。抗議の声を広げほしい!との訴え。

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法案:与党が採決強行 参院委で可決-毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20… 国会が自殺した日として記録されそうです(浩)

tokiさんがリツイート | RT

あきらめない!秘密保護法案廃案へ!福島県議会4会派の緊急宣伝。 pic.twitter.com/otkP8QQsch

tokiさんがリツイート | RT

民主党本部 FAX 03-3595-9961
@tagawa_yutaka: (緊急)日本共産党は衆院で内閣不信任案を提出しようとしている。しかし…現在の衆議院では、民主党が賛成しなければ提出できない。民主党に「内閣不信任決議案」を提出するように働きかけて下さい!
宮本岳志議員

tokiさんがリツイート | RT

強行採決の現場では、傍聴していても、まったく委員長の声が聞こえませんでした。何を採決したか、起立している自民党や公明党の議員も分からないはずです。これで、秘密保護法案を可決したなどと到底言える状況ではありません!

tokiさんがリツイート | RT

日本共産党の仁比聡平参院議員が5日、秘密保護法案で追及。こん身の力を込めて「廃案しかない」と訴えました。質問動画をUPしましたので、ご覧ください。youtu.be/2uSzpUAG-ao pic.twitter.com/XV4V7LDyb2

tokiさんがリツイート | RT

これがお前たちの言う「美しい国」か? どうなんだ!

tokiさんがリツイート | RT

アーサー・ビナード氏「担当大臣ですら中身をまったく知らない法案が強行採決されてしまうが、一喜一憂するのではなく、強行採決されたら次の国会でどのように廃案に持って行くか、常に先を見て考えることが大切」(文化放送「飛べ!サルバドール」12月5日)

tokiさんがリツイート | RT

@kikko_no_blog @onodekita 同感。持続しないと。そして団結しないと。


1 廃案  2 次回総選挙で自民などを一掃する⇒そのためには持続することと団結すること。


特定秘密保護法案の委員会強行採決。佐藤正久理事が届けられたメモに目をやったのは16時過ぎ。周囲に目配せした佐藤議員のまばたきが増えた。自民党議員が質問しているとき、石井浩郎議員が立ちあがり「議長!」と叫ぶ。中川雅治委員長が何やら話し出し、委員長席に野党が殺到。こんな採決は無効だ!

tokiさんがリツイート | RT

@HuffPostJapan @iwaoyamaguchi  もともと競争力はなかったと思うが。


@pecko178 だから取り返すんだよ。こうやって。


秘密保護法案参議院特別委員会強行採決。自民党の質問中に突然自席からわめく議員がいると思ったら委員長がすかさず反応してなにやら喚きだし自公の委員が起立して終わった。一瞬のできごと。衆議院委員会に続く暴挙。とうてい採決とは認められない。

tokiさんがリツイート | RT

ほれ、言わんこっちゃない?
「閣僚ら『行政機関の長』が都合の悪い情報を特定秘密に指定して隠蔽する行為に対し罰則は不要との認識も示した。」
「知る権利狭めない」首相、懸念払拭に躍起 秘密法案、参院審議入り - MSN産経ニュース goo.gl/BEukDC

tokiさんがリツイート | RT

<秘密保護法案>与党が採決強行 参院委で可決(毎日新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-…



12月5日(木)のつぶやき その4

2013-12-06 03:23:40 | EU

赤旗国民運動部→"@akahatakokumin: 参院で強行採決という報が入り、国会前は大きな怒りに包まれています。参加者もさらにふくらみ、「ふざけるな!」などの怒号とともに、「採決撤回!」のコールが何度も響きます。 pic.twitter.com/NKrUBsSC8X"

tokiさんがリツイート | RT

採決強行に抗議!福島県議会4会派の緊急宣伝がはじまりました!#秘密保護法 pic.twitter.com/51IVEu38Ry

tokiさんがリツイート | RT

どんなに反対しても悪法を成立させる自民党はテロリストだ。どうやって止めればいいのか!、(ノTДT)ノ @motomurayasuhik:  今日は秘密法が国会で成立して戦前へ回帰します。国民の自由を制限すると同時に伴うベき責任は blogs.yahoo.co.jp/motomurayasuhi…

tokiさんがリツイート | RT

投票した覚えもない自民・公明に圧倒的多数の議席を握られ、やりたい放題やられて、あまりにもムカツクので、特定秘密保護法案に反対の意思を表明するため、近くにいる国民の義務として、国会議事堂前へ行ってきます。
石破にテロだと言われようが、一般国民は、他に意思表示する場がないもんね。

tokiさんがリツイート | RT

今日の参院国家安保特別委員会で質問に立った共産党・仁比聡平議員。秘密保護法が通れば、治安機関による人権侵害の調査・捜査がもっとひどくなる、本当にそんな国にしていいのか!と迫真の追及。与党席からのヤジも黙らす!痛快!写真は過日のもの。 pic.twitter.com/GmZWi1GRaI

tokiさんがリツイート | RT

NHKはこの強行採決に至る秘密保護法審議は中継しないので、問い合わせたところ、国民の関心が低いからとの答え。ところが、参院インターネット中継はアクセスが多すぎパンク状態にもかかわらず。
TBSのみが番組の途中で、この秘密保護法強行採決の模様をリアルタイムで伝えました。

tokiさんがリツイート | RT

「自由に呼吸し、政府と宗教領袖に挑戦できる場所においてのみ革新が起きる。このことを学んでほしい」。バイデン副大統領がビザ―手続きに来た中国青年に語った。

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法と内閣情報調査室と警察機関の関係は、このブログがわかりやすいですetc8.blog83.fc2.com/blog-entry-220…。公明党と国土交通省も繋がってるはずです。@t_m_tweet 内調は専門家のレベルも低く、とほほな組織のようでした。ここで起死回生を狙っているのかもしれません。

tokiさんがリツイート | RT

「特定秘密保護法」の裏で糸を引っ張っている「内閣情報調査室」は警備公安警察の出先機関で秘密法は「平成の治安維持法」になる!青木理氏 etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-220…


【特集・憲法改正】参院選での自民党圧勝により、いよいよ現実味を帯びてきた憲法改正。自民党憲法改正草案に関する鼎談や、解釈改憲による集団的自衛権行使容認問題を特集ページに集約しました!bit.ly/15Hjzwf @iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

笠井もいます。16:07の無法な暴挙に怒??法案の本質見たり。差し戻せ。“@akibacsi tonnbononakama: 穀田国対委員長…ここには共産党の議員、他にも、市田、小池、山下氏も
…最後の最後まで、見きわめよう! pic.twitter.com/6KxrUWxNe5

tokiさんがリツイート | RT

国会前、ますます人が増えてきました!!秘密保護法採決撤回~!! pic.twitter.com/tzGFkqMx1I

tokiさんがリツイート | RT

自衛隊別班も野放しで、秘密保護の陰へ、、、か、@GeorgeBowWow 情報収集力向上へ 日本版NSC 人権侵害に懸念も 琉球新報 2013.12.5 pic.twitter.com/HhPFg8ygOs

tokiさんがリツイート | RT

@thoton: 【写真】国会議事堂正門前がタイヘンなことに!! #特定秘密保護法 pic.twitter.com/7KZceF0cB2
#国会に集まろう

tokiさんがリツイート | RT

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ p.twipple.jp/pjSoI

tokiさんがリツイート | RT

強行採決!∑(゜Д゜)

参議院議員会館前 秘密保護法案強行採決反対アピール
一段と大きくなる参加者の声!

( ̄田 ̄;)コール!
強行採決反対!
強行採決反対! pic.twitter.com/bzqWdMJASf

tokiさんがリツイート | RT

たった今、本会議で、特になんの落ち度もない民主党籍の委員長二名に対して解任決議が与党の賛成多数で可決してしまいました。野党に委員長を配分するのは議会運営の常道。委員長解任は戦後一人だけで、特に問題もないのに、与党の言うなりでないからといって解任してしまうことは初のこと。

tokiさんがリツイート | RT

「本会議で採決されないよう、もっともっと声を上げていきましょう!」の呼び掛けにこたえて、「採決撤回!」の声はまだまだ続きます。 pic.twitter.com/jlZQX7CseE

tokiさんがリツイート | RT

600社!stopsyjonizmowi.files.wordpress.com/2012/03/bilder…
@ST0NES再RT):#TPP と憲法改正が結びついている…集団自衛権と機密保全法が結びついている…米国を中心とする巨大多国籍企業600社がTPPを裏で仕切っている…新世界秩序を目指すための…#秘密保護法 #日本版NSC

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法を推し進める中枢はコイツら4人か?
内閣情報調査室参事官;橋場健
内閣情報調査室参事官;早川智之
防衛政策局調査課長;大和太郎
情報保全企画室長;安藤敦史
町村のバックにいる外務省の官僚も洗い出さないとな。@ST0NES
twitter.com/ST0NES/status/…

tokiさんがリツイート | RT

全国の新聞に掲載希望!twitter.com/ST0NES/status/…
(関連先:twitter.com/ST0NES/status/…
@t_m_tweet どこかのTLで、内閣情報調査局(警察・公安からの出向もあり)が作ったというのをみました。@GeorgeBowWow #特定秘密保護法

tokiさんがリツイート | RT

知ってましたか。秘密保護法案を作成したのは内閣官房内閣情報調査室。内調は職員約210人のうち、約90人の生え抜き職員以外は各省庁からの出向者で構成される。このうち、トップの内閣情報官をはじめ、約50人と最多数を占めるのが警察庁の出身者。主軸は公安(警備)警察である。

tokiさんがリツイート | RT

松本さんの取材でのどかに「私の読書経験」の話をしているうちに特定秘密保護法案が委員会で強行採決されてしまいました。僕は「悪いやつ」よりも「臆病な人間」の方が嫌いです。「悪いやつ」は自分が何をしているか知っているけれど、「臆病な人間」は自分が何をしているか知らないから。

tokiさんがリツイート | RT


12月5日(木)のつぶやき その3

2013-12-06 03:23:39 | EU

12月4日付で女性「九条の会」が<私たちは「特別秘密保護法案」に反対です>と決意表明をした。10月21日には全面的に反対し、廃案を求めていた。声明は瀬戸内寂聴、渡辺えり各氏ら呼びかけ人・世話人ら25人。ちなみに右HPに詳細なし。(平)zyosei9zyo.com

tokiさんがリツイート | RT

#特定秘密保護法 強行採決反対の抗議のため、国会正門前に向かうかわいらしいおばぁちゃん。 pic.twitter.com/2zsVKRvsoh

tokiさんがリツイート | RT

@tagawa_yutaka:
国会なう。ドンドン人が集まってくる。よく考えたら、今、午後3時53分。みんなすごい。 pic.twitter.com/AMx5CB1zQd fb.me/2wPWvW1Pp

tokiさんがリツイート | RT

国会議事堂正門前、すごい人の数。切実なコール。これが民意。もっともっと集まろう! pic.twitter.com/YVETjeDwzW

tokiさんがリツイート | RT

みんな、行くよ~! @konkurai: @asunokaori 待ってます! 明日香さんのお友だち10,000人くらいお連れくださいヾ(^▽^)ノ

tokiさんがリツイート | RT

『なるほど!テロに等しいデモ行為をする団体とは「大音響でガンガンやってる右翼団体」のコトなんですね』

youtube.com/watch?v=vVFk-o…

tokiさんがリツイート | RT

国会正門前での #特定秘密保護法 抗議行動には、高校生らしき制服の若者もいた。老若男女、様々な世代の人々が集まるこの抗議の声をテロとは言わせない! pic.twitter.com/7T6Jdutdkl

tokiさんがリツイート | RT

にひさんの、激しい怒りの質問。テロ対策として、イスラム国籍の人、またはいそうな場所、あらゆる個人情報を収集していた。大使館の職員の銀行口座まで!いまも公安などがやってる実態があり、それが適性評価として国民全体に及ばないという法的担保あるか?森大臣、「同意とるから。」(-_-;)

tokiさんがリツイート | RT

参院で野党委員長を初解任 異例の事態に - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/CN/201312/CN20…


【速報】参議院特別委員会が特定秘密保護法案を可決

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法、夫婦にたとえると?全日本おばちゃん党がネットドラマ配信 huff.to/1eXJsQb @HuffPostJapanさんから


国会正門前、人波で動きが取れない。泣いている人かいる。警官隊がなぜか突然、増員され始めた。この人々の怒りを力づくで抑えつけようとする安倍。ファシズム許すなの声が上がる。

tokiさんがリツイート | RT

@pecko178 そんなことはない。身近に感じられるほどひどい事態に必ずなる。警察が増長し、検察による政治家告発が相次ぐ。官僚の権力が増大し、そのおこぼれにあずかる木端役人が増長し、民間が委縮する。間違いなくそうなる。しかもあっという間に。


(緊急)日本共産党は衆院で内閣不信任案を提出しようとしている。しかし、内閣不信任決議案の提出には少なくとも発議者1人と賛成者50人の計51人が必要。 現在の衆議院では、民主党が賛成しなければ提出できない。民主党に「内閣不信任決議案」を提出するように働きかけて下さい!宮本岳志議員

tokiさんがリツイート | RT

強行採決に抗議する参議院議員会館の市民/動議の声も議長の声も聞こえない中、自民公明の起立で勝手に採決。この国は狂っている。 pic.twitter.com/lMbge4kVOP

tokiさんがリツイート | RT

RT @GeorgeBowWow 【超重要!】警察庁、公安出身キャリア官僚です。超ヤバです。警察国家が夢だった連中です。
george743.blog39.fc2.com/blog-entry-175…
QT @tatuko8 そもそも、この法案の発想した人は誰なんでしょうかね。よっぽどの強権力者。#特定秘密保護法

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法成立で最も恐ろしいのが「警察庁」が秘密指定を行えるようになることだ。つまり国民誰もが簡単に逮捕される暗黒社会、警察国家になってしまう! george743.blog39.fc2.com/blog-entry-175…


RT @tanakaryusaku: 強行採決が伝えられると、反発した市民たちが議事堂に向かおうとした。警察がこともあろうに横断歩道にバリケードを張って議事堂側に渡るのを阻止している。現在押し問答が続いている。

tokiさんがリツイート | RT

参議院NSC特で、自民の質問中に突然採決強行!!!断じてゆるされない横暴です!!!!

tokiさんがリツイート | RT

「知る権利」とか「報道の自由」とか言うと個人的とか商売とかの欲求を満たすための権利主張にみえるのかもしれん。行われている政策が妥当なのかとか何が必要なのかを考えて、日本をより良くするために政治や社会に関わる義務を果たすために必要な仕組みなのだと分かる表現のほうがいいんではないか。

tokiさんがリツイート | RT

強行採決が伝えられると、反発した市民たちが議事堂に向かおうとした。警察がこともあろうに横断歩道にバリケードを張って議事堂側に渡るのを阻止している。現在押し問答が続いている。

tokiさんがリツイート | RT

こりゃ、國会正門前にいる怒りのドラムデモの人達の所まで行けそうもないな。#国会に押し寄せよう

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法案反対抗議@国会正門前。どんどん膨らんでる。
採決撤回! pic.twitter.com/4FHIk3CZfg

tokiさんがリツイート | RT

国会正門前、信号渡った逆側に全然人がいないので応援に来てください。
#強行採決絶対反対
#ファシスト許すな
#自由を守れ
#国会に押し寄せよう
#秘密保護法をブッ潰せ

tokiさんがリツイート | RT

国会で異例事態深夜0時10分に参議院が開会自民党が暴挙強行採決に協力しない参議院委員長を強制解任saigaijyouhou.com/blog-entry-132…委員長は民主党の方が努めており自民党はこれを自分達の政党関係者に変えて法案を強行採決しようとしている日本の国会制度を揺るがす事態だと言える

tokiさんがリツイート | RT


12月5日(木)のつぶやき その2

2013-12-06 03:23:38 | EU

東京新聞:「廃案に」強まる声 秘密保護法案 国内外から懸念:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…


自民党の政治家は役人の使い走りをやらされて恥ずかしくないのか。


こんな理不尽もういやや~!
@yuric117: 昨夜の秘密保護法案反対京都デモ、ネットで探しても一切報道されてない。参加1800人、先頭がデモ終着点の四条河原町に入った時に最後尾はまだ市役所を出られていないという文字通りの河原町通りオキュパイ、平日夜に前代未聞やったのに!”

tokiさんがリツイート | RT

警察官僚出身の亀井静香衆議院議員、慎重な審議求める:朝日新聞
本会議も反対「イケイケで強権的に(秘密保護の網を)かぶせていくようなことをやって、国家の機密が守れるはずは絶対にない」 asahi.com/articles/TKY20… @tim1134 @iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

もう酷すぎてコメント思いつかない ( #国会を見よう #特定秘密保護法 参:国家安全特別委員会 moi.st/1a72d99 | 閲覧812人 / 計2178人, 31:15経過 )

tokiさんがリツイート | RT

<茶番やめろ:アリバイ作り公聴会> 
【入場たった30人… 一般人は入場不可】

前日の夕刻、与党が突然開催を決定 

公述人は…僅か3人 賛成の2人は=元自衛官らしい 

mainichi.jp/select/news/20… 

@iwakamiyasumi @tim1134

tokiさんがリツイート | RT

<法案には書かず 実効性は無い> 
【政府内に次官級の監視委設置】

仮)保全監視委員会=身内の次官級官僚が「監視」w 

仮)情報保全諮問会議=安倍ちゃんの御友達=御用諮問会議w 

nikkei.com/article/DGXNAS…

@iwakamiyasumi @tim1134

tokiさんがリツイート | RT

1時間でこれ。三軒茶屋にて。これから国会前に向かいます。 pic.twitter.com/pzCay0Gkma

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護法廃案に!
参議院・国家安全保障に関する特別委員会はじまりました。
中継見られます!→webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

tokiさんがリツイート | RT

質問がはじまった!民主党の白眞勲議員の質問、「これまで理事会で協議するといった事項はいくつありますか?」委員長(うっ!とつまり)「後刻お調べいたします」(後刻っていつだ!)白眞勲「だったら採決はまだできないね?」委員長答えられず、名前を繰り返す・・・

tokiさんがリツイート | RT

NHKは参議院の特定秘密保護法案の質疑を中継せずクイズ番組 ( #国会を見よう #特定秘密保護法 参:国家安全特別委員会 moi.st/1a72d99 | 閲覧709人 / 計1623人, 22:18経過 )

tokiさんがリツイート | RT

15:120

秘密保護法ゼッタイ反対??

国会前は抗議のコールに包まれています??

どんどん参加がふえています?? pic.twitter.com/ziMmaUCysU

tokiさんがリツイート | RT

国会正門前到着!
強行採決絶対反対! pic.twitter.com/L2V4R3d7nT

tokiさんがリツイート | RT

映画「ある精肉店のはなし」の監督、纐纈あやさんに聞く屠場「いのちを食べて人は生きる」【Woman's Story】 huff.to/1cmZoec @HuffPostJapanさんから


“「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が今日午前11時45分にようやく開示されました。”
(福島みずほブログ)
mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-238…

tokiさんがリツイート | RT

いい写真!!
"@maatann0919: @AbeShinzo 国民の声は無視ですか?
国会を6000人が囲んだヒューマンチェーン。これが民意だ。
自民のしてることは民主主義ではない #STOPSECRETBILL pic.twitter.com/L5RO3McJiZ"

tokiさんがリツイート | RT

民意で秘密保護法を廃案が継続審議に!自民党の横暴、暴走を許すな。
#国会に押し寄せよう

tokiさんがリツイート | RT

「特定秘密保護法」「NHK人事介入」とやりたい放題!安倍暗黒政治の幕開け | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト nikkeibp.co.jp/article/matome…

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法案 徹底批判(佐藤優×福島みずほ)その1 #BLOGOS blogos.com/outline/75169/


49.福島議員「役所とのやりとりをみてると保存についての規定がない。内部告発者の保護について、刑事上の免責がない。法律を出し直さなければならない。稀代の悪法です!民主主義の破壊です!」@iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

アメリカは中国の防空識別圏問題でも、問題をうやむやにして、結局は日本を中国との対決に誘導している。それに乗っかってい域で大国ぶっているのが日本の官僚。そいつらが作ったのが特定秘密保護法だ。



12月5日(木)のつぶやき その1

2013-12-06 03:23:37 | EU

公述人たった3人 特定秘密保護法案の「地方公聴会」野党は共産だけ huff.to/1eV8Ztb @HuffPostJapanさんから


@sohbunshu @junichiyamanaga @utsuminamiko  桜井良子は新潟・長岡出身だが地元でも決して好かれているわけではない。以前親の介護の体験談を講演したが、話を聞いた年配の女性方は、あんなきれいな白い手で、どうせ人任せだったんでしょ、と話していた。


外務省はとことん怪しい。アフガニスタン在住の邦人個人情報を流していた?防衛省も保有していた。「アフガニスタン在留邦人リスト 二〇〇八年五月十五日現在」という名簿。アフガン在住の大使館やNGO、民間企業に所属する日本人の氏名、団体名、携帯電話番号、メールアドレスが掲載されている。

tokiさんがリツイート | RT

福島第1汚染水、IAEA調査団「海洋放出含め選択肢検証を」  :日本経済新聞 s.nikkei.com/1bHVluF

tokiさんがリツイート | RT

東京新聞:初会合既に秘密 日本版NSC、内容説明なし:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…

tokiさんがリツイート | RT

中国は帝政ドイツの過ちを繰り返してはならない goo.gl/UPm8GW @JBpressさんから


「手に土が付くことを教会がためらってはならない」 japan.hani.co.kr/arti/culture/1…


中国は帝政ドイツの過ちを繰り返してはならない 2013.12.05(木) Financial Times blog.goo.ne.jp/baileng/e/bb26…


2013/11/16 【京都】広渡清吾氏「憲法改正を『過半数民主主義』に委ねることは非常に危険」 ~「96条の会、発足記念シンポ」で安倍政権を激しく批判 に、サマリーをアップしました。 iwj.co.jp/wj/open/archiv… @iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

本日12月5日、長野市南千歳公園で特定秘密保護法案反対の集会が長野地区護憲連合の主催で開催されます。ぜひご参加を。

tokiさんがリツイート | RT

特定秘密保護法が仮に制定されても、廃止と自民党政権打倒のために戦い続けなければならない。民主主義と自由を信じるなら他に道はない。


本日、午後3時から山口大学副学長の纐纈厚教授に緊急インタビュー!。必見! 戦前の帝国議会の審議よりひどい現在の安倍内閣の審議。RT @TINA_FT: 秘密保護法の次は共謀罪 600以上の犯罪が「話し合った」段階で処罰対象に iwj.co.jp/wj/open/archiv…

tokiさんがリツイート | RT

国会議員の皆さん、同じ空気が広がってないか?⇒「すでに始まってしまったのだから仕方がない。個人的には反対だったがなりゆきで始まってしまった以上従うほかない」これは東京裁判の戦犯の言葉。この発言に潜む物こそが政治学者丸山真男が無責任の体系と呼び、既成事実への屈服と表現したこの国の病

tokiさんがリツイート | RT

国会正門前は13時からになったそうですよ!“@zeronomikuma: 今日、秘密保護法案が委員会採決されそうなんだって。
東京新聞さんが抗議行動のわかりやすい地図をのせていたので、のせます。
一日中やってるくまー。 pic.twitter.com/zFcqNOaXIQ

tokiさんがリツイート | RT

米中に引き裂かれる世界 ―― 欧米なき世界と中国なき世界への分裂: foreignaffairsj.co.jp/essay/201309/L…


東京新聞:防衛省に「秘」文書流出か アフガン邦人名簿 外務省が作成:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation…


フランス ルモンド誌が批判的報道

国家秘密審議会の創設を付加、だが法律は、首相権限を強化、知る権利を制限。「国家秘密」の定義もない。秘密指定期間も例外規定を含んでいる。 監視する独立機関もない。
lemonde.fr/international/…@tanakaryusaku

tokiさんがリツイート | RT

秘密保護案が成立したら、大学教育にどう影響を与えるのか想像してみた。1)外国人、特に近隣国からの留学生は減少。秘密国家にわざわざ来る勉強する人はそういない。2) 研究者がまともな研究ができなくなり、学生の情報収集力・分析力が落ちる 。「グローバル人材」と真逆な方向へ いくだろう

tokiさんがリツイート | RT

自由のない国へようこそ。官僚が支配する国で下僕どもが「おもてなし」。/2020年のオリンピック。


福島県の子どもの甲状腺がんは他県の7倍ではなく3850倍!!blog.livedoor.jp/home_make-toar… fb.me/1bJPz30sE

tokiさんがリツイート | RT

@stella06611 @mjjkoi2399 アメリカは、市民が忌み嫌う能力値の低い代議士を敢えて応援している。「日米合同委員会」≒「事務次官等会議」を強化し、国会を有名無実なものにできるからだ。経験則で言うが、与党を中心に、あれだけ国際感覚のない無教養な議員連中は、いない。

tokiさんがリツイート | RT

フランス ルモンド誌が批判的報道

国家秘密審議会の創設を付加、だが法律は、首相権限を強化、知る権利を制限。「国家秘密」の定義もない。秘密指定期間も例外規定を含んでいる。 監視する独立機関もない。
lemonde.fr/international/…@honda_hiroshi

tokiさんがリツイート | RT

5.白議員「我々が納得するような説明をしていただきたいんです。このような運営は見たことがない!質問席に誰もいないのに質問してください、とか。これで今日にも強行採決とか、おかしいでしょ!なんなんですか!」@iwakamiyasumi

tokiさんがリツイート | RT

@makomelo 特定秘密保護法に反対する医師と歯科医師の会は本日5日、緊急に首相と衆参議に抗議・要請書を提出することになりました。午後2時から参議員会館B103で記者会見しますhaian.jimdo.com

tokiさんがリツイート | RT


特定秘密保護法批判 2

2013-12-05 15:59:45 | 政治
「「ロシア課長のキャビネットの中身
(1からの続き)福島 実は、NSC設置法と特定秘密保護法に関して言えば、この二法ができることによって、防衛省が外務省に好きなように使われることになると言われているんですよ。

佐藤 まさにそれは正確ですね。外務省が絵を書いて、防衛省が行く。乱暴な言い方をすると「偏差値順」という発想ですよ。

福島 まあ(笑)。

佐藤 偏差値順に決めましょうと。米軍普天間飛行場の移設問題だってそうでしょう。外務省は一歩も二歩も後ろに引いていて、普天間で何かあって辺野古の移設がうまくいかなくても日米関係に悪影響がないようにしましょうねと。それで「防衛省に行って来い、やれ、お国のためだ」と命令する。こういうところに外務官僚の質の悪さが表れているんですよ。そうすると旧内務省である警察は面白くないわけですよね。そうすると、適性評価のところで外務省に手を伸ばしてくる。

福島 「あいつはワインをガバガバ飲んでいる」というようなことを言うわけですね。

佐藤 そういうことです。外交官たちが高級レストランでロシア人や中国人と飲んでいるとするでしょ。公安警察官たちはその間、薄汚いライトバンかなんかで店の前に停まって、ジャンパー着てアンパンかなんか食いながら、ずっと会食の様子などを見ているわけですよ。「このやろう、いつかしめてやろう」と、ふつう思いますよね。こういうレベルの喧嘩が結局、国の構造全体をおかしくする。だから彼らを逆にグーッと握って、コントロールするのが政治の仕事なんですよ。

福島 はい。でも政治家は、特定秘密保護法による処罰の対象にはなっても、秘密をコントロールすることがまったくできません。だって、秘密に触れないのですから。
 この点についていくつか議論しましょう。外務省アメリカ局長として沖縄返還交渉で日米密約にかかわった吉野文六さん(一九一八年~)に私は会いました。彼は外務省に入省し、一九四一年五月にドイツに着任。そのままベルリン陥落までドイツに勤務しました。つまり、ヒトラー政権の崩壊を間近でみています。だから、私の質問にも歴史の証人としてきちっと話をしてくれました。
 二〇〇〇年五月には、我部政明琉球大学教授と『朝日新聞』が米公文書館で日米密約を裏付ける文書を発見し、報道していました。そして〇六年二月、『北海道新聞』の取材に吉野文六さんが日本側当事者として密約の存在を初めて認めました。そこで参議院の予算委員会で私は「密約はあるか」と質問したら、当時の小泉純一郎首相、安倍晋三官房長官、麻生太郎外務大臣らは「密約はありません」と答弁したのです。
 最近もまた行政交渉したら、役人たちは「密約はありません」と答えるんです。日米密約をスクープし、国家公務員法一一一条(秘密漏洩をそそのかした罪)違反で逮捕され、有罪判決を受けた元毎日新聞記者、西山太吉さん(一九三一年~)の怒りは大きい。日本では重要なことは外に出ていないと出ない。全部米国発で「こういうのがあるじゃないか」と公文書が出てくる。
 米国から公文書が出てきて、当時担当だった局長が「これは自分の書いたサインで、こういうものだ」ときちっと説明をしても、政府は否定するわけじゃないですか。

佐藤 ええ。

福島 西山太吉さんの裁判では一審も二審も、最近やった情報不開示の問題の情報開示請求でも「密約はある」と裁判所が認定するんですよ。いくらなんでも「密約はない」とは裁判所は認定できない。
 私が特定秘密保護法が成立した時に問題だと考えるのは、ぺったんぺったんと判子が簡単に押され、「これは秘密だ」と秘密が膨張していくのが一点。もう一つは、本当に重要なことは「特定秘密」の指定すらされず、闇から闇へ隠し通していくことです。

佐藤 秘密指定すらしないというのは、本当の秘密を守るためにときどき取られる手法です。

福島 ないことにする。だから、ないものは秘密指定ができない。

佐藤 行政文書に関しては、官僚の手書きのメモでも、公務で使えば私的なメモではなく、公文書公開の対象となりますからね。しかし実際の運用は違います。私もよくやりましたけれども、本当にやばいものは決裁書や報告供覧にしないで、メモにして回しました。

福島 やはり、外務省ではそうですか。

佐藤 そうです。一度、非常に機微に触れるメモの改竄文書が鈴木宗男さんの事件で流出したことがありますよね。これは私が起案したものではないのですけれども、北方領土交渉に関するメモで、共産党に流れました。

福島 二〇〇二年ですね。

佐藤 ロシアのパノフ大使(当時、以下同)とロシュコフ次官、外務省欧亜局長だった東郷和彦さん、鈴木宗男さんの四者会談の内容で、「こういうふうにして国を売っているんだ」という形で流れました。共産党の志位和夫委員長が三月一九日に会見しました。

福島 「会談記録は、対ロ領土交渉で、二重交渉がおこなわれており、それが現実に日本外交をゆがめていたというきわめて深刻で、重大なものである」などと非難しましたね。

佐藤 あのオリジナルの文書は八枚なんですけれども、共産党に届いたのは改竄されていたので七枚でした。そしてロシア側が言ったことが、東郷さんの言ったことに改竄されていた。ああいう公文書じゃないメモが外務省にはたくさんあるんですよ。

福島 それは、公文書としてきちんと管理して一定期間後に公開すべきですね。

佐藤 同感ですが、情報公開が制度化されることによって逆の現象が起きています。今までは極秘無期限でずっと取っていた書類を五年でシュレッダーにかけるようになっている。書類廃棄励行っていうのを始めたんです。情報の保全という点からすると非常に問題なんですよ。今は昔みたいに「文書庫が足りない」という言い訳は利きません。電子文書(PDFファイル)化すればいいだけの話ですから。

福島 そうですね。特定秘密保護法の成立でどうなるかというと、「特定秘密」の指定は五年ごとに更新するが、五年経って公文書館に行かないものは全部廃棄しちゃうと思うんですよ。時間が経って「密約はどうですか」と質問しても、「そういう文書はありません」と言われてしまう。
 先ほども説明しましたが、行政交渉で「三〇年経って政府が同意すれば公開すると言っているが、じゃあ二九年目に廃棄していたらどうなるか」と聞いたら、官僚たちは「それは仕方ないですね」と答えるんです。

佐藤 そうなると思います。二〇〇一年春に東郷和彦さんと話した時に「とんでもない話をある記者から聞いた。どうも日米関係の密約関係の文書を外務省はシュレッダーにかけたらしい」と聞いたんです。東郷さんは具体的な外務省幹部の名前を挙げて「奴らはこんなものがあると後腐れがあると思ってシュレッダーにかけたんだ」と怒っていました。東郷さんの父親である東郷文彦・元外務事務次官は密約に携わっていますから、お父さんの作った文書もシュレッダーにかけられた文書に入っているはずだと。

福島 あきれはてますね。

佐藤 要するに、外相だった田中眞紀子さんが来て、「これは出せ」とか言われて表に出たら大変になるということで捨てたんだろうということです。
 私も心配なので、東郷さんに「ロシア関係の書類は大丈夫ですか」と聞きました。ロシア関係の書類は、公のきちんとファイルされているものとは別のものがあるんです。ロシア課長席の横には鍵のかかる白い色の四段キャビネットがあって、そこの中には誰がロシア人女性とトラブルを起こしたとか、スパイとの接触があるとか、表では存在していない、いろんな秘密交渉のメモが入っているんですよ。

福島 そうなんですね。

佐藤 そのキャビネットの文書はロシア課長をやった人間だけが見ることができる。だから自分のスキャンダルがあるとシュレッダーにかけちゃうわけです。

福島 それはひどいですね(苦笑)。

佐藤 そうするとロシア課長をやった人間は、履歴が綺麗になっていく。そしてそれ以外の人間の秘密を全部握っているわけです。外務官僚だけでなく、ロシアに来た政治家たちの秘密もです。おそらく中国課も同じようなシステムだと思います。だから人事課の人事権が及ばない。私、実務で連中が何を企ててどういうふうにやっているのをよく見ていますからね。今でも相当むちゃくちゃなことをやっているところに「特定秘密」というものを作ったらどうなるか。その光景が容易に目に浮かぶんですね。

盗聴が事実上の全面解禁に
福島 米国はとんでもない国で、世界中で盗聴をしています。一方でエドワード・スノーデンさん(米国家安全保障局〈NSA〉元局員)みたいな人が内部告発したり、あるいは公文書館から一応、公文書が出てきたりする。でも日本の政府の腐りようはすさまじい。米国から公文書が出てきて、外務省の担当者が認めても密約はないといまだに言い切る厚顔無恥さです。そして、繰り返しますが、問題は「秘密指定すらしていない秘密」がいっぱいあることです。実は、「秘密指定すらしていない秘密」の方に歴史の真実が隠れている。けれどもそれは闇から闇へ葬り去られるんですよ。

佐藤 それだから本当に重要なことについて、政府高官ですら知らないということがよくあります。日韓で領有権が争われている竹島問題なんか、相当深刻になっています。引き継ぎがなされていない。

福島 まったく同じ意見です。日米密約などについて、社民党党首だった村山富市総理大臣(当時)に外務省は説明していません。秘密について説明を受ける大臣と教えられない大臣、秘密を引き継ぐ人と引き継がない人が出る。情報が、歴史的にどういう役割を果たすかではなく、非常に個人的なレベルで動く。そして、ごみのようなものも含めた山のような「特定秘密」が出てくる。でも本当に重要なことは実は秘密指定すらされない。

佐藤 よくある話です。特定の人の頭のなかと、その人の手帳のなかに記号化されて入っている。本当の秘密についての話ではよくあります。

福島 そのことが引き継ぎもされなければ歴史的な検証もできない。

佐藤 ここで問題なのは、交渉する相手国側が記録を作っている場合が多いということです。そうすると「こういうことがあったじゃないか」と相手に言われた場合に、交渉が相手ベースになっちゃうんですよ。密約を抹消するのがどうしてよくないかというと、相手は持っているからです。「合意は拘束する」は国際関係の原則です。約束している場合でも、その時の記録や双方の立場の違いは必ずある。その記録がないと、向こう側のペースに乗ってでしか交渉ができない。

福島 西山太吉さんは、沖縄返還時の日米密約が、米軍への「思いやり予算」支出に発展していくと分析しています。

佐藤 吉野文六さんも同じ認識です。沖縄返還協定に出てくるこのカネ自体に積算根拠はないんだ、と吉野さんははっきり言っていますからね。

福島 吉野さんのオーラル・ヒストリー(聞き取り)の保存はきちっとやらなければならないと思います。

佐藤 吉野さんは非常にしっかりしています。それはやっぱりナチスドイツの崩壊を彼自身、ベルリンの日本大使館にあった壕のなかにいて見ていますからね。彼は決死隊で首都のベルリンに残されたんですけれども、当時の大島大使はドイツ南部のバードガシュタインに逃げちゃう。それで、大島大使に「酒とつまみを持ってこい」と言われて、吉野さんは運転手と一緒に機銃掃射を受けながら二回往復しているんですよ。「佐藤くん、外務省というのはどういうところかあのときよくわかった」と言っていました(笑)。勇ましい人ほどいざとなると信用できないと。

福島 西山太吉さんの事件も奇妙で、検察官は一審で控訴するときに「密約はない」と言っているんですよ。じゃあ密約はないにもかかわらず、なぜ有罪になったのか。あの書類が出たことに関して責任があるってなるんでしょうね。

佐藤 密約じゃなければ秘密だと……。

福島 密約はないと言いながら、彼の有罪の理由はわからない。

佐藤 岡田克也外相の時にやった外務省の有識者懇談会による調査結果も、外務省内の調査結果も、非常にいいかげんな話でしたよね。

福島 読めば読むほどよくわからなくなってしまう。

佐藤 最初から「密約はない」という結論をつけると決めてやった調査ですよね。ただ、あの人たちには本当にないように見えるんですよ。要するに、秘密っていうのは自分たちが決めたものが秘密であると考えています。では、なにが密約なのかと考えると、密約っていうのは戦後の外交においてはやらないことになっている。だから密約はあるはずがない。あの人たちはそういうふうに思うとそう見えてくるんですよ。

福島 ただ、密約はないと言っても、米国で公文書が発見され、吉野さんの証言がある。どう考えても物証と人証がある。だから裁判所は、密約の存在を認定するんです。

佐藤 裁判の発想と官僚の発想は違うわけですよね。官僚からすると、判決はノイズ(雑音)なんですよ。

福島 裁判所では一審二審とも「密約はある」と認められているわけですよ。しかし今の政府は「密約はない」と言い張る。

佐藤 裁判所の言うことなんか聞く必要がないというのが本音でしょうね。私の裁判で争いになっているのは、支援委員会の協定。その協定で、旧ソ連諸国の支援にその金は使えるんだとなっていた。じゃあそのソ連の改革支援というなかで、イスラエルに代表団を派遣したことが協定違反であるというのです。その協定違反の申請を決済した理由は、「佐藤の後ろには鈴木宗男がいて逆らうと怖かった」というのですね。

福島 そんなことで決済をねじ曲げるなら、鈴木宗男さんより怖い外国との交渉なんかできっこありません。

佐藤 それでも、「鈴木宗男の圧力から自分の身を守るためにはサインするしかなかった、緊急避難だった」という構成になっているわけですよ。  ところが外務省は公判になってからその議論をひっくり返すわけです。決裁書に書かれている内容についてサインしたのは、ギリギリだけど適法で問題ないと言う。決裁書に書かれている通りだったらいいが、佐藤たちが作った決済書にウソが書いてあったから外務省は騙されたんだ、と変わった。それで検察と外務省の間で激しい闘いになるんです。

福島 筋書きが違っちゃったわけですね。

佐藤 そう。外務省は佐藤による被害者であるとなる。外務省は途中から決裁にはまったく問題がないという立場に変わった。それで今度は東郷さんが証言台に出てきて「いや、決裁書の内容は事実ですよ」と証言する。「決裁にも問題がない」と。こういう三つの立場が出てきて、ごちゃごちゃになったわけです。

福島 「秘密」がらみの裁判はそういう争い方になりますね。自分の都合のいいようにねじ曲げる。そして、特定秘密保護法が成立するとさらに大変なことになる。何を元に争っているかがわからなくなっちゃうんですよ。

佐藤 秘密については言えないと……。

福島 戦前の軍事法廷が何を争っているかさっぱりわからないのと同じになります。

佐藤 毎回の裁判が2・26事件のときの軍法会議と同じになるわけですね。しかも秘密法廷でやられるかもしれない。

福島 もう一つは、西山太吉さんの事件がそうであるように、「これは本当に秘密とすべきものか国民が知るべきものか」という点ではなく、「取材の手法」という点に論点が移ってしまうんですよね。

佐藤 本来は取材方法論とは別の話なんですけどね。記者なんていうのは盗んで情報を取ってきたって、脅しで情報を取ってきたって構わないわけです。それが真実かどうかっていうことだけを問われる存在です。

福島 そうなんですよ。BBC(英国放送協会)などは潜入して情報を取っている。それなのに「国民の知る権利のために必要だ」というところが確立していないと、「なんか強引な取材だった」と言われておかしくなる。
 論点は二つあって、政府の運用がメディアに対して謙抑的になるっていうのはありえない。森まさこ担当大臣が、西山太吉さんの事件に関して「違法性阻却事由に当たらない」と言っているんですよね。報道の自由などについて考慮すると言っているのは違法性阻却事由ということです。だから、特定秘密保護法案が定める犯罪の構成要件には該当するんですよ。
 西山事件のどこが構成要件に該当するのか。特定秘密保護法案が定める構成要件はずーっと数多く並べてあって、その他、権利者の権利を侵害する行為となっています。そうすると、秘密チームがあったらそこはみんな権利者なわけですよ。私が国会議員であれ市民活動家であれ市民であれメディアであれ、権利者の権利を侵害せずに情報をもらうことなんて不可能ですね。

佐藤 その通りです。

福島 どういう場合があるのか。限定されるなんてウソですよ。繰り返しますが、権利者の権利を侵害しないで情報を入手するなんて不可能ですよ。

佐藤 少なくともそこにおいては官の判断というのが第一義的に優先される。そうなると警察の問題もそうなんですが、検察がそこでまた力をつけてくる可能性がありますね。この法律が仮に通ったとした場合、いつ第一号事案が出てくるか。その時に検察がどう判断するかですよね。

福島 たとえば基地労働者が「基地の中でこういうことが起きているんではないか。おかしい」と話をしたとする。そうしたらもうそれは特定秘密保護法違反となります。

佐藤 そのとおり。そして捜査当局は共謀や秘密漏洩を調査するためにどうするか。実際いまも通信傍受をやっているわけですが、通信傍受に関して…。

福島 拡大しますね。

佐藤 事実上の全面解禁になってきます。すごく息苦しい社会になってきますよ。

特捜検察は事件をつくる
福島 実は、特定秘密保護法の後に出てくるのが盗聴の拡大であったり、屋内盗聴だったりする。「いや、これは秘密とは知らなかった」と言えば、一般民間人は罪に問われないと政府は答弁しているんです。でも、逮捕されたら、「秘密って知らなかったことはないだろう」と迫られる。自白で「秘密と知っていました」あるいは「秘密かもしれないが、それでもいいと思いました」っていう自白が取られちゃうんですよ。

佐藤 自白を取るのは簡単です。「これは秘密なんだよ、君。今になってどう思う。いまになっておかしいことをしたと思うか」と取調官は聞きますからね。「これだけの騒ぎになっているんだ。新聞見てみろ」と。そうしたら「いや、いまになって考えてみたら確かにおかしい」って答えてしまいますよ。それが調書になる。その後、「君、いまになっておかしいと思うってことは、やった時点においても潜在的におかしいと思ったんじゃないか」ときます。「どの時点で君の認識は変わったんだ」と問われた時に「いやあ、今、検事さんにすごい剣幕で言われたので認識が変わりました」って言える人間はいないですよ。そうしたらその当時の時点においてでも、「私おかしいと思っていました」となる。それでビンゴになって、違法性認識があったと認定されちゃいます。彼らは調べのプロ。それで飯食ってるんですから。

福島 「秘密と知りませんでした」と言えばいいというけれど、そんなの言えるわけない。「秘密かも知れないが、秘密であってもかまわない」と考えたら未必の故意ですからね。もう一つは、ジャーナリストであれ市民活動であれ市民であれ国会議員であれ、秘密とされたことが重要なわけじゃないですか。大本営発表なんてどうでもいい。むしろ政府が隠そうとしている不都合な真実をきちっと国民に情報を開示するのが仕事じゃないですか。

佐藤 そうです。

福島 だから核燃料の再処理とかのコストを隠す。SPEEDIの放射性物質拡散予想を出さない。東電のテレビ会議録画は、民間だけれどもなかなか出さない。私たちの仕事は「真実を明らかにしないこと」におかしいじゃないかと言うことです。つまり「特定秘密を明らかにしないのはおかしい」と言うのが仕事なんですよ。

佐藤 その通りです。

福島 そうしたらもう日常茶飯事、特定秘密に触れることになる。

佐藤 そもそも憲法の発想自体、そういうような形にして権力を規制するものですからね。

福島 そう。知る権利って、そういうことなんですよ。

佐藤 権力は放っておけば悪いことをする、というのが大前提です。

福島 そう。権力は悪いことをし、腐って重要な情報を出さない。主権者である国民に対して事実を隠蔽しようとする。

佐藤 事実、そういう傾向がある。特捜検察っていうのは、事件がないところから作って初めて特捜検察ですからね。あるところからきちんとそれを摘発するんだったら、特捜検察の意味はない。だから尋問の技術に関しては、彼らは天才的なんですよ。

福島 だから民間人が「秘密とは思いませんでしたと言えば助かる」なんてことはありえない。

佐藤 もしそう言い続けることができる人間がいるんだったら、革命運動ができますよ(笑)。みんなが自白するような状況になっても自白しないでがんばったら、「これはやはり特別な訓練を受けているやつだ」となりますよ。そうなると「これは徹底的に断罪しないといけない」と現場の警察官や検察官は燃えますよね。

福島 厳罰化されるでしょうね。「別表で指定されている『特定秘密』に当たるってわかるじゃないか」と取り調べで追及されますよ。たとえば『週刊金曜日』が原発のこのことを暴いたら、「テロリズム対策上問題だとわからないか」って、非難されますよ。

佐藤 取り調べでは「君の書いた記事が引き金でテロが起きたんだ。それに対して道義的な責任を感じないか」と取調官に言われるでしょうね。そこで道義的な責任を感じちゃったら、一枚目の調書になる。「道義的な責任を感じていたら、法的な責任はあるんだよ」と言われる。それをさんざん言ってから、「もう一回、房に帰ってよく考えてごらん」と。それで「考えてみて言いたいことはないか。言いたいことがあったらいつでも俺のところに言ってきてくれ。夜中でもいつでも対応するから」と言われる。そんな形で二三日もやっていたら、みんな「おれもちょっと悪いことした」と思うに決まっています。それで両隣が確定死刑囚で「うわーっ、殺されたくないよー」と騒いでいたりする。そんな状況に置かれたら頭がくらくらになりますよ(笑)。

福島 〈特定秘密を漏らしたときは、十年以下の懲役に処し、又は情状により十年以下の懲役及び千万円以下の罰金に処する〉だからすごく重い刑罰です。

佐藤 一〇年以下の懲役は特別背任と一緒です。会社の金を使って一五〇億円ぐらいバカラ賭博をした人と一緒ですよね。

福島 しかも一〇〇〇万円以下の罰金と併科できる。秘密にしているようなひどいことをきちっと暴くのがジャーナリズムであり国会議員の仕事であり、市民の仕事で、知る権利ってそういうことじゃないですか。そこで頑張れば頑張るほど、特定秘密保護法違反になってしまう。「秘密かもしれないが、いいと思いました」って言うと完全に有罪。「秘密とは思いませんでした」と言ったところで、「でも君、論理的に考えて、これは別表にある秘密でしょ。だから君は一生懸命やろうとしたんじゃないの」って言われてアウトですよね。これが共謀でも処罰されるんですよ。

佐藤 いくらでも広がっていきますね。

福島 罪の対象が「共謀、扇動、教唆」だから、ものすごく範囲が広がります。

相談しただけで罪に問われる
佐藤 法律専門家の観点から再度、教えてほしいんですけれども、なぜ刑法が定める「共同正犯」だけではダメなんですか。

福島 刑法の共同正犯はものすごく限定した行為にしか適用できないんですよね。だから、この特定秘密保護法案では独立罪として処罰するところがポイントです。普通は正犯が実行行為をやった時に、「君は共謀で関わっていたじゃないか」と処罰されるんだけれど、特定秘密保護法では、まだなにも秘密が出てこない段階でも処罰されることになります。

佐藤 要するに、摘発にあたって捜査当局の手抜きが可能になるということですね。

福島 すごく早い段階で処罰しちゃうんですよ。共謀ということは相談しただけで罪に問われるということになる。繰り返すと、秘密が漏れていなくても罪になる。

佐藤 保護隔離的な発想になっているわけですね。

福島 そうです。治安維持法の保安処分の発想なんですよ。

佐藤 つまり、「間違った考え方を持っている人は早く社会から隔離して排除して、本人も楽にしてあげるし、社会もキレイにしよう」という発想です。日本は、だんだん一九世紀に帰りつつあるということですね。

福島 たとえば私と佐藤優さんが、「違法なことをちゃんと暴こうね」って二人でメールを交換したり、言ったりしたらアウト。

佐藤 メールという物証が完全にありますからね。

福島 そう。つまり特定秘密が一般に出なくても、共謀の段階で処罰されるんです。諮っただけで。だから福島みずほと佐藤優が特定秘密保護法で逮捕されても、「私たちは何の地雷を踏んだんだろう」っていう答えはずっとわからない。

佐藤 これは権力にとっては一番魅力的です。「この線を超えたら処罰される」と明確になっていれば、人々は権力自体を怖がらないですからね。

福島 線引きが明確ではないから、いつ地雷を踏むかわからない。

佐藤 たとえば自民党の閣僚経験者などの有力政治家がいるとします。そこに自己の栄達のために情報を持っていく人間がいたとしても、警察が恣意的に処罰しないということがいくらでもできるようになる。

福島 いくらでもできますね。  特定秘密保護法で罰せられるのには二通りあって、新聞や雑誌、ホームページ、ブログなどのメディアに「こういうことがある」って載った場合に「漏らしたやつは誰だ」となる。それは一応、秘密が外に出たことになるから、「何が秘密か」が少しはわかるわけです。でも共謀だと、秘密がまだ外に漏れていないから、「何が秘密か」がまったくわからない。要するに壁を叩こうとしたように見えるというだけで処罰される。

佐藤 権力としては非常に魅力のある法律です。

福島 佐藤優が国会議員と一緒に、なにかを問題にしようとしただけでアウトですよ。

佐藤 それはその通り。裏返して考えると、まさに国家というのはそういう法律がほしいんですよね。

福島 戦前の治安維持法もそうでしたよね。

佐藤 治安維持法も、最初は極めて限定されていたものが、途中から死刑まで罰則に入ってくる。最後のころには大本教なんかもやられています。大本教は「皇道大本」で、むしろ満洲国への進出を積極的に推進するなど国家権力に近い団体でした。

福島 創価学会の創始者である牧口常三郎だって獄死するじゃないですか。

佐藤 第二代の会長になる戸田城聖も不敬罪と治安維持法で捕まっているわけですからね。

福島 私は日本版NSC設置法と特定秘密保護法は、治安維持法と似たような弊害をもたらすことになると思います。共謀でダメなんだから。「そういうのを考えることがけしからん」という話になっちゃうんですよ。

身近でスパイ活動がはじまる
佐藤 もう一つ調べていかないといけないのは、戦前の軍機保護法、国防保安法の構成がどうなっていたかですね。

福島 戦前の軍機保護法で処罰された例を国会図書館に頼んで出してもらったんです。治安維持法がそうだけれども、立件されるのは一部なんですよね。でも問題は、逮捕されるとか、警察に引っ張られるだけで、その人の人生がアウトになることですよ。

佐藤 これは今でも基本的に一緒ですよね。

福島 そうです。判決が出なくても、逮捕された段階で打撃です。捜索を受けただけで打撃です。

佐藤 それから、特定秘密保護法の適性評価の過程で非常に深刻なのは、表現の自由に対する大変な侵害があることです。表現の自由の根本というのは内心の自由です。表現しないことの自由なんですよ。要するに自分の言いたくないことは公権力に対して語らなくていいということです。ところが公務員になると適性評価で全部プライバシーが丸裸にされる。僕らが行政法を勉強した時には、もはや特別権力関係というのはないんだと教わりました。ところが特定秘密保護法の発想は、旧ドイツ法の特別権力権みたいな内容です。「お前はどの女性と付き合ったんだ。外国人女性と付き合っていたことがあったら、セックスは何回ぐらいやったのか。その国は何度訪ねたのか」などと聞かれる。本来、これは言わなくていいことなんですよ。

福島 もちろん、そうですね。

佐藤 それが公務員という身分を得て、秘密に触る可能性があるということで適性評価を受けなければいけないとなると、内心の自由に対してものすごい侵害が行なわれることになります。

福島 そうなんです。それで公務員がすさまじい特別権力関係になって、適性評価を受ける人がものすごく広がる。民間のなかにも警察が入って適性評価をするわけだから、ものすごい監視社会になります。変なことを言うと、戦前の軍機保護法が「あいつスパイじゃないか」という疑心暗鬼で人々の心をズタズタにしたように、相互のスパイ活動が始まる。公務員のなかだけでなく、民間企業のなかでも人々の心がズタズタになっていくんですよ。そこで連帯しようとか、ともに何か悩みを語ろうなんていうことはありえなくなる。
 もう一つ思い出したことがあります。以前、橋下徹大阪府知事(当時)が、「あなたは街頭演説に行ったことがありますか」「街頭演説に行った時に誰に誘われていきましたか」というアンケート調査を県職員にかけて、それが労働委員会で不当労働行為だと決定されたことがありました。これ、実は思想良心の調査なんですよ。

佐藤 その通りです。しかも、調査した結果自体が、特定秘密保護法の関係のクリアランスだから、「特定秘密」におそらくなると思うんですね。

福島 そうですね。やってることも秘密になる。

佐藤 個人情報が全部握られてくると、気に食わない官僚がいたら異動させて、「今度君は特定秘密を扱うことになったから適性評価をするよ」ということになりかねない。

福島 嫌がらせですね。

佐藤 嫌がらせもできるし、情報も集めることができる。

福島 当時の橋下知事が県職員からアンケートを取った時は、結局、シュレッダーにかけるんだけれども、不当労働行為だ、ダメだと断罪されたわけですよ。ところが今回の適性評価は個人のアンケート調査どころではなく、同意をとった上で身辺調査を秘密裏に行なうわけです。

佐藤 「同意を取った上で」と言いますが、「同意しない」と言った場合、その官僚は出世できないということですからね。民間企業だって同じです。

福島 もちろん特定秘密を扱うチームに入れられません。

佐藤 たとえば民間企業で兵器開発の部局に異動になったとします。そこで適性評価をすることになったとしましょう。そうなると家族を調べるわけです。実は妻が若いころ市民運動をやっていて、公務執行妨害あるいは道路交通法違反での逮捕歴があるとしたらどうなるでしょうか。それは結婚するよりもはるか以前の、たとえば二一歳の時のことだとしたら、妻が夫に言っていないことがありうる。その夫が適性評価を受けたら、「いやあ、あんたの奥さんに問題があるんだよ。実は以前にパクられたことがあってね」と言われるわけです。「それも警備公安にパクられている。だから君はこの部局はダメだ」と言って外されます。こうなると、家庭のなかで深刻な問題が起きますよ。

福島 うーん。

佐藤 ロシアであるとかイスラエルのように本当に調査能力のある国家だったら、たとえ仮にそういう過去の履歴があったとしても、国のためにいま使える人材であれば活用しますよ。というか、過去の何かのことで全部排除するなんてことはしない。そういう本当の意味での調査能力はいまの日本の警察にはありません。

福島 民間企業でも、社員たちの周辺を警察がいろいろ調査をすることになる。

佐藤 それはもう調査して日常的に見ているわけですからね。福島さんの電話なんか聞いているのも間違いない。メールも見ています。全然心配ないですよ(笑)。

福島 ははは(笑)。

佐藤 ただし、盗聴した情報が公に使えるかどうかということと、密かに違法行為によって情報を集めているかは、まったく位相が違う問題ですからね。

福島 特定秘密保護法に基づいておおっぴらにやれるという次元と、違法盗聴しているという次元は別ですからね。

佐藤 位相の違う問題になります。

警察がプライバシーを握る


福島 特定秘密保護法案は世界七〇カ国以上・五〇〇人以上の専門家が参加して作成された「ツワネ原則」(日弁連による日本語訳はこちら)にも反しています。白紙撤回すべきですよ。ツワネ原則にはジャーナリズムや市民活動家の活動を保護することも入っています。第三者が秘密の中身について開示を求めることもできます。けれども特定秘密保護法案はまったくこれを満たさない。政府が開示するかどうかを決めるなんて、第三者の目が一切ないじゃないですか。

佐藤 その通りです。

福島 何度でも強調しますと、秘密指定も広範囲。特定秘密保護法案はデタラメです。国際水準にまったく合致していない。

佐藤 万邦無比のわが日本にしかない法律になります(笑)。国防、安全保障上の理由から秘密を保護しろという主張はわかります。ですが、この法案の文言では、実際は官僚の秘密独占になるんじゃないでしょうか。

福島 そうですね。

佐藤 それから警察が適性評価をする仕組みですが、なぜ中立の人事院でやらないのか。なぜ利害関係のある機関がやっているのか。

福島 官僚が自分の首を絞められますよ。

佐藤 それどころか、有機的に秘密情報を扱えなくなってとんでもないことになる。とにかく、この特定秘密保護法が成立するとなにが起こるかを議論しないといけない。いまの時点ではこの法律は全部撤回して、ゼロから議論しないといけません。

福島 極端に言えば、外務省の力が強くなる。でも外務省のなかもぐちゃぐちゃになる。警察が、外務省や防衛省、すべての役所、民間企業も含めて、人間関係から秘密、対立関係、個人のプライバシーを全部握るんです。

佐藤 まず警察が肥大化します。その場合、外務省はなすすべがない。ところが日本には「飛び道具」を持っている組織がある。もっとその先を予想すれば、「なんだ、おまわりめ。お前ら、いろいろやってるけど、こっちは飛び道具持ってるんだぞ」となりますよ。

福島 飛び道具ですか。

佐藤 自衛隊です。警察が、自衛隊のなかに手を突っ込んでメチャクチャなことをすると、「なんだこのやろう」と反発しますよ。「お前たちは国益なんか考えていないだろう」と。そうすると、「やっぱり今の日本はもっとピシっとしないといけない」と、軍神みたいなのが自衛隊のなかから出てきます。

福島 2・26みたいな事件が起きる危険性があるということですね。

佐藤 その可能性を過小評価してはなりません。本当に国家権力は恣意的に動きます。特定秘密保護法の世界が長く続けばダレてくるわけです。非常に怖かったのが、海上保安庁のお兄さんですよね。「こんなけしからんことがある。国民に知らせないといけない」と情報を流通させてしまう。海上保安庁は武器をいじる役所ですよ。そういったところが主観的な正義感で決起することを誘発しかねません。

福島 うーん。

佐藤 やはり、一番怖いのは自衛隊にどういう影響を与えるかということです。「こんな警察指導体制の下だったら、国防なんかできない」となりますよ。  具体的な例を考えてみると、例えば、三佐とか一尉ぐらいの自衛官がいて、順風満帆に出世してきているつもりだったとします。ところが適性評価で「酒癖が悪い」とか「女性トラブルがある」という理由で引っかかって、出世のラインから外れてしまったらどうなるでしょうか。「警察め、よくもやりやがったな。いつか復讐してやる」って考えますよね。

福島 適性評価は行政機関の長がやるってなっているんですよ。でも委託できることになっていますから、結局は公安警察がやるんでしょうね。

佐藤 行政機関の長がどうやって調べられますか。

福島 調査の手足がないから調べられませんよね。

佐藤 だから警察がどんどん肥大化する。自衛隊の警務隊が調べるといったって、そんなの信用しないですよ。

福島 なるほどね。

佐藤 軍隊に手を突っ込めば、どれほど怖いことを後から誘発するかということに関する想像力が欠如していますよね。やっぱり僕は吉村昭さんの『戦艦武蔵』をよく読むことが大切だと思います。情報漏洩に対してどういう取り調べが行なわれるかがしっかり書いてありますからね。

福島 昔読んだことがありますが、もう一度読んでみます。私は、特定秘密保護法は治安維持法と一緒だと思うんです。最初は「こんな法律は大したことない」と言われていたものが、実はすさまじい結果をもたらすことになると思います。

佐藤 化ける危険性があるんですね。
社会を疑心暗鬼にし国家を弱体化させる
福島 国会議員も本当にものを言えなくなりますよ。

佐藤 そう思います。すでに物を言わなくなり始めている。まずそれは自民党から始まるんです。本来であれば自由と民主主義の問題だから、自由民主党の名称からして、真剣に取り組んでいかないといけないわけですよ(笑)。特に自由主義原則に反しているわけですからね。

福島 最初に取り上げた『中央公論』での谷垣さんたちの意見表明はものすごく格調が高かったのに、いまはいう人が少ない。ある意味で自民党の危機です。
 この他にも山のように論点があります。たとえば地方自治体はどうなるのか。今、地方自治体の首長にも米軍基地の問題などを情報を提供しているじゃないですか。それは一体どうなるのか。先日、参議院議員の有田芳生さんと話していた時には、オウム真理教の例が出ました。当時の警察はオウム真理教がテロをやろうとしていることは知っていて、『読売新聞』などにチラチラとリーク記事が出ていたんです。ところが特定秘密保護法で「テロ対策だ」ということで秘密指定されたら一切出なくなる。それは逆にとても危険なことになると思います。

佐藤 それもありますよね。

福島 そのうち全部が秘密になりますよ。原発のことで考えてみても、プルトニウムは安全保障の問題。警備やいろんな施設の問題は全部テロリズム対策。そして原発輸出は外交ですからね。

佐藤 確実に言えるのは、特定秘密保護法はまず社会を弱体化して疑心暗鬼にするでしょう。その結果として国家が弱くなりますね。乱暴な国家と強い国家は違いますからね。日本は乱暴な国家にはなりますけれども、国家としては弱くなりますよ。

福島 そして歴史の検証ができなくなる。闇から闇へ。なんか刹那的な国家になりますよね。そしてNSCについては、何のためにこれを作るのかをもっと言っていかなければいけませんね。

佐藤 専守防衛ということであれば、NSCによる判断はいらないんです。攻めてきたことに対して対抗するのは自衛権の発動ですから、これは明白です。ところが判断をせざるを得ないということは、別のオプションがあるということですよ。湾岸戦争後の機雷除去からアフガニスタン攻撃での海洋自衛隊の洋上給油、イラクへの陸上自衛隊の出兵と、少しずつ段階的に法制局解釈のなかで整合性を取りながら誤魔化してきたものが、いま、質 的にガーンと変わろうとしているんですよね。

福島 戦後日本が大切にしてきた平和主義や国民主権、基本的人権の尊重が失われてしまいます。

佐藤 外務官僚の発想からすると、特定秘密保護法案に関心が集中している現状は、ある意味、良かったと受け止めているはずです。特定秘密保護法は付属品ですからね。本丸の日本版NSCがすんなりといっているぞ、と思っているはずです。世間はみんな、既存の安全保障会議に「国家」っていう文字が頭につくだけだと思っているフシがありますね。

福島 そうなんですよね。日本版NSCの議論はあまりされていませんよね。

佐藤 戦前、国家高等警察がありましたよね。

福島 はい。

佐藤 国家高等警察は、選挙違反を取り締まるところだったのです。知能犯を相手にするから。それが「特別国家高等警察」(特高)になって、質的に大転換した。それなのに、特高をつくるときは上に「特別」という字がつくだけですよ、と言っていたのと同じ構図ですよ。  政治関係をやるんだけれども、共産主義者だけやりますからと言って特別国家高等警察にした。国家高等警察がそんなめちゃくちゃしたっていう話はなかったわけですよ。ところが「特別」っていう二文字がついた途端に、質的に違う組織になっちゃったんですよね。

福島 アメリカとタイアップするために作ろうというものではなく、まさにここで意思決定をしていくために日本版NSCを作るんですね。

佐藤 旧社会党時代から社民党と共産党の一番の違いは、日本の帝国主義的な危険性を感じるかどうか、日本の政治家たち・統治者たちの帝国主義への誘惑を危険視するか、侵略性に対する批判があるかないかです。米国に従属しているだけだと主張する共産党に対して、社民党は「日本の中にも相当主体的な力量がある」という批判を常にしていた。それが社民党、社会党からの伝統だと思うんですよ。

福島 じつは、そうなんですよね。

佐藤 その視座で見なければいけません。最近は感情的な反米論が強まりすぎたために、日本の政治家の責任を結果として免罪してるような状況がけっこうある。「米国という巨大なものが来たら、われわれは何も言えないんだ」というイメージですね。ところが本当は、その米国の陰に隠れて日本は相当いろんなことをやっています。今回のNSCに関しては、「日米協力があるから何もできないんだ」っていう米国に対するあきらめ感の陰で、実は日本が主体的に先制攻撃までできるようなことをやろうとしているんです。

福島 確かに対米従属と言うと、TPPも全部説明したような気になって、問題の複雑さを隠してしまう面があるかもしれないですね。

佐藤 そうなんです。対米従属論は共産党のお家芸です。リベラル左派陣営のなかで、共産党と社民党の違いは、社民党は単純な対米従属論に立たないというところですよ。そこが社民党の大きな価値だと思います。「自分の頭で考える」という、戦前の労農派マルクス主義からの伝統だと思うんです。何かの権威とかステレオタイプで繰り返すということではなくてね。

福島 はい。その立場でがんばっていきたいと思います。長時間ありがとうございました。

佐藤 ありがとうございました。 (おわり)」

http://blogos.com/outline/75169/?axis=p:1

特定秘密保護法批判 1

2013-12-05 15:53:27 | 政治
「基本的人権を侵害する憲法違反の悪法と批判の声が上がっている特定秘密保護法案について、自民、公明両党の幹事長・国対委員長は12月4日午前、東京都内で会談し、12月6日の参院本会議で強行可決・成立させる方針を確認したと報道されている。法案のトンデモなさを多角的に浮き彫りにした対談を緊急配信する。

軍機保護法と国防保安法の現代版

福島みずほ/参議院議員。前社民党党首。
佐藤 いま、日本社会は非常に危機的な状況に直面していると思います。しかし、国民に危機感が十分に共有されていない。特定秘密保護法案の問題点については、二〇一三年一一月一三日の『朝日新聞』〈天声人語〉がよかった。

福島 興味深い内容でしたね。

佐藤 防衛省が秘密を取り扱う職員をチェック(適性評価)する時、どういう項目を作っているのかについて書いています。〈天声人語〉の一部を紹介します。
〈本紙が入手し、きのう報じた「身上明細書」という書類がある。防衛秘密をあつかう自衛隊員について、任務に適格かどうかを調べるため本人に書かせるものである。(略)会社を自己都合で退社、という職歴の記入例はだめとされる。給与面の不満とか具体的に理由を書け、とある。交友関係も飲み友だち、交際相手などと細かく書かせ、その住所まで記入させる。住所を把握して何に使うのか▼隊員の上司が書くと思われる「調査票」という書類もある。隊員は正直か、異性関係はだいじょうぶか、借金の取りたてはないか、特定の外国をしばしば訪れていないか、虚言癖や特異な趣味嗜好はないか。いずれも本人に確認せずに記入する〉
 これは、もう本当に一人ひとりの個人情報を調べているということですよね。離婚しているなら元の配偶者はどういう背景を持つ人だったのか、会社はどういう理由で辞めたのかを具体的に書かせる。自己都合退職とかはだめだという。こういった情報を集めないといけない。しかし、裏返して言えば、自主申告に頼らないと調査できないような態勢だということなんですよね。

福島 特定秘密保護法案の適性評価は、公務員もさることながら民間の取引先にも及びます。実施主体はどこかと言えば行政で、実質的には警察となっています。

佐藤 そこが問題なんです。

福島 民間企業のなかに警察の手が入るけれど、秘密裏にやることになるだろうから、尾行などをする。しかも法案のなかには、「飲酒の節度」などという調査項目が入っています。では、個室で飲んでいるのをどうやって外から調査するのでしょうか。
 とてもおかしい。たとえば民間会社のチームが特定秘密に関することを扱うことになったとします。業種は、かりにコンピュータ関連でもいいし軍需産業でもいい。そうしたらその会社の幹部は、そのチームが特定秘密を請け負っているということを知らないわけにはいかない。しかし、先日、政府の担当者に聞いたら、会社の社長が「進捗状況はどうかね」と聞けないと言うんですよ。だから会社の幹部も仕事の内容を把握できない。


佐藤優/作家。元外務省主任分析官。
佐藤 歴史の先例に照らすとわかります。特定秘密保護法案は、まるで軍機保護法(一九三七年に制定)や一九四一年に制定された国防保安法なんですよね。
 これらの法律があった時代、たとえば戦艦武蔵を作っている造船所のチームがどうだったかを考えてみます。武蔵の建造にかんしては、その会社の社長も聞けないのです。なんとなく雰囲気はわかっても、個別のことにかんしては聞けない。
 吉村昭さんの小説『戦艦武蔵』(新潮文庫)を読むとよくわかります。そのなかで、ある設計図を技師が隠してしまう場面があります。そして、特別高等警察(特高。社会運動や言論、思想取り締まりのために設置された警察機構)がどういう拷問を加えて秘密情報が漏れたのかを調べるかが描かれます。
 特定秘密保護法案は、実は、軍機保護法・国防保安法と同じ構成ですよ。
 私は元外交官でしたから、一般論として秘密の保全は必要だと思います。その理由はこういうことです。外務省の局長ぐらいの幹部が、外国情報機関から得た情報を、首相官邸に持っていかないで、与党の特定政治家に流すことがあります。自己の栄達のためです。そういう状況下では、インテリジェンスの情報交換はできないわけです。

福島 情報を持っていることがまさに力であり、官僚たちがそれを私利私欲のためにこれまでも使ってきた。公僕としての意識がまったくありませんね。

官僚の独善的な支配をもたらす
佐藤 そうです。ただ、秘密保全は必要だという前提に立ったとしても、いまの特定秘密保護法案にはいくつもの問題点があります。まず、事実上、警察が適性評価をする体制になっていることが問題です。人事院とか中立的な機関に調査部門を設けるなら話は別です。しかし、警察は、外務省や防衛省と権限の拡大をめぐって争っているわけですよね。

福島 省庁間の縄張り争いはなかなか激しいですからね。

佐藤 警察から外務省への出向者や、海外に出張で来る警察官でも、たとえばモスクワに来ても賭博場やいかがわしい曖昧宿みたいなところに行っている人もいます。日本の官僚機構はとても腐敗しています。国家公務員倫理法では、五〇〇〇円以上の接待を受けたら報告する義務がありますが、すべてを正直に申告している官僚はほとんどいないわけです。つまり、適性評価をすると、ほぼ全員が違反している状態になると思いますよ。
 省庁間の権限争議のなかで、「防衛省のこいつは適性評価に引っかからないことにしてやろう。外務省のこいつは気に食わないから×にしよう」と恣意的な運用がされるのは目に見えてます。

福島 おそらくそうなるでしょうね。

佐藤 それから、まだ問題があります。政治家は適性評価の対象になっていません。

福島 確かに政治家は適性評価の対象外です。

佐藤 情報機関の間ではどういう約束をして情報を送ると思いますか。「適性評価を受けていない人間には情報を回さないでね」という約束になります。
 そうすると、機微に触れる情報のほとんどが官僚のなかで独占されることになります。その結果、政治家が政治判断をできないわけですよ。要するに官僚の元締めの人間が「先生、こうなってます」と説明する。極端な例をいえば、「総理、イラクが大量破壊兵器を持っています」と説明する。首相が「具体的な情報を見せてくれ」と言っても、官僚が「適性評価を受けていないからお見せできません」ということになります。

福島 大臣と副大臣、政務官の政務三役も適性評価しないわけですからね。

佐藤 そうです。だから適性評価を受けていない人間は、もう情報を受け取れる身分ではなくなるわけですよ。そこのところを本当はすごく議論しなきゃいけない。いずれにせよ、国家に秘密を認めるとか、認めないとか以前の問題として、こんな粗雑な法案が国会に上程されていること自体が、日本国家の恥ですね。

福島 おっしゃるとおり、特定秘密保護法案はいろいろな点できわめて変です。
 現状でもこういうことがありました。中井洽さん(民主党顧問)が拉致担当大臣だったとき、「拉致問題についての議事録を出してくれ」と外務省に言ったら「出せない」と断られたそうです。彼は拉致担当大臣だから、本来なら知らないと仕事にならないのに、外務官僚は出しませんでした。
 現状でも官僚が情報をにぎっています。特定秘密保護法案が成立すればもっとひどくなります。官僚の官僚による官僚のための独善的な支配をもたらす法律なのです。三権分立がぶっ壊れる。国民主権が壊れるばかりか、国権の最高機関である国会が、政府を追及したり情報を得たりすることができなくなる。国会論戦のなかでも正式に出てこなくなるんですよ。まして、いまの政治状況では、コロコロと短い期間で替わる大臣に官僚は情報を出さないと思うんですよ。

佐藤 国家運営の基本哲学に大問題が生じてきているわけです。「情報は誰のものか」っていうことなんです。

福島 そうです。情報は国民のものです。

ナチスの手口に学んでいる
佐藤 国会で働く職員は「参事」であるとか、ようするに役職に「官」がつかないですよね。その理由は、国会議員は民の代表だからです。。それに対して裁判所は官がつきます。たとえば裁判官とか書記官とか。もちろん役人には事務官や技官と「官」がつきます。

福島 ああ、確かにそうですね。

佐藤 「官」がついていないということが実は重い意味を持っています。国民の代表である国会の側が情報を持っている必要があります。国会が情報統制から完全に外れ、結果として情報が入ってこなくなるのはおかしい。
 さらに言えば、安倍晋三政権は、麻生太郎副総理がいみじくも発言したように、ナチスの手口に学んでるんじゃないかと思います。ドイツ・ミュンヘン大学の教授だったオットー・ケルロイター(国法学者、一八八三~一九七二年)はこう言っています。「成文憲法の改正はしなくていい。ワイマール憲法と矛盾する一般法をいくつも立てていけばいい。ヒトラー政権になってから成立した一般法の総体を、ナチス憲法とみればいいんだ」。このナチスの手口に本気で学んでるんじゃないか、と感じる法案です。

福島 それはまったくその通りですね。私は、安倍総理の頭のなかには工程表があると思っています。たとえば、(1)今年中に国家安全保障会議(NSC)設置法と特定秘密保護法をワンパッケージで成立させる。(2)その後、首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇、座長は柳井俊二元駐米大使)で集団的自衛権の行使を抜本的に認める。(3)来年の通常国会には国家安全保障基本法案を出す。国家安全保障基本法案のなかで、交戦権の行使も集団的自衛権の行使も、つまり武力行使を認める――石破茂さん(自民党幹事長)はかつて、国家安全保障基本法案は議員立法で出すと言っていたんです。閣法、つまり政府提案立法では出せないからです。なぜならば……。

佐藤 法案が内閣法制局を通らないですからね。

福島 そうです。内閣法制局は、集団的自衛権の行使は憲法上認められないという立場を一貫して取ってきました。私は今年(二〇一三年)の五月一四日、参議院の予算委員会でこの問題を山本庸幸内閣法制局長官(当時)に聞いたんですね。私が「集団的自衛権の行使について、日本国憲法で認められるか」と聞いたら、山本長官は「行使は憲法九条の観点で許されない」とハッキリ言いました。

佐藤 私も議事録を読みました。

福島 安倍総理は山本長官のクビを切って、小松一郎元外務省国際法局長を内閣法制局長官にしました。安倍総理は、ある意味プライドが高い人だから、議員立法なんかで国家安全保障基本法案を出したくないと考えています。閣法として閣議決定をして出すと。つまり、内閣法制局に「合憲」と言わせて、議員立法じゃなく政府提案立法で出したい。
 国家安全保障基本法案は、ご存知のとおり、特定秘密保護法案を条文のなかに組み込んでいます。国家安全保障基本法を成立させてから、憲法改正の発議に必要な各議院での賛成を三分の二以上から二分の一以上に緩和する九六条改憲を狙う。そして、「戦争の放棄」を定めた九条を改憲する。まさにナチスの手口による解釈改憲から明文改憲へと進むのですよね。

佐藤 私も解釈改憲に行くとみています。  ただ、本当に工程表があるということならば、それをおかしいと言って潰していく、あるいは修正させることが可能なんです。しかし、実は工程表はないのではないかと感じます。なんとなく空気で動いている、つまり集合的無意識で動いているとすると、この動きをとどめるのはなかなか難しい。
 国会議員は今回、秘密が得られるという自らの権利を特定秘密保護法に賛成することで投げ捨てているわけですよね。「官僚さまにお任せします」と。民主党の相当部分も集合的無意識にとらわれています。「国難だ、国家の危機だ」という意識に流され、ネズミが集団で川に向かうように、変な方向に進んでいるっていうことじゃないかと思うんですよ。

福島 そうだとすると、大問題ですね。

「必要は法律を知らない」
佐藤 そして、外務省の動向に注意するべきだと思います。私は外交官だったからよくわかるんですけれども、外交官の法律感覚って、法曹資格を持っている人と違うんですよ。日常的に国際法をいじってますからね。国際法の運用では、条文に反しているだけでは義務違反になりません。相手国から文句を言ってこない限り、義務違反にならないのです。それから、最終的には力による解決がありうると考えています。戦争は違法化の傾向にあってもまだ違法ではありません。外交官は発想自体が暴力的なんですよ。

福島 うーん、それは問題じゃないですか。

佐藤 それで国際法の解釈は今までどおり外務省の国際法局長が行なう。そして、国内法は外務省出身の内閣法制局長官が解釈するとなると……。

福島 小松一郎さん。つまり外務省の解釈なんですよね。

佐藤 いま、日本にとって経済の焦眉の国際経済の問題はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)ですよね。首席交渉官は外務省の鶴岡公二さん。国家安全保障局長には、外務省出身の谷内正太郎さん(内閣官房参与)が就任を打診されています。安倍首相の周辺が全員、外務省の人で固まってるんですよ。その外務省の文化は、いま言ったように暴力的な文化なんです。

福島 どのぐらい暴力的なのでしょうか。

佐藤 第一次世界大戦が始まった時、ベルギーの中立をドイツが侵犯したと国際非難が高まりました。それに対して、ドイツ皇帝だったウィルヘルム二世は「必要は法律を知らない」という中世の格言を持ってきて説明しました。この感覚が、外交官たちが主観的に「いまは国難だ」っていう感情があるところで動き出していると思います。

福島 本当に国難があるんでしょうか。でもおっしゃるとおり、安倍首相の周りを固めているのは外務省関係者ですよね。外務省のなかのヒエラルキーで言えば、対米追従というか米国に向かってやるというところはないですか。

佐藤 対米追従の流れとは少し違うと思います。谷内さんは対米追従派ではありません。独自外交路線で、むしろ若泉敬さん(一九三〇~九六年、沖縄返還交渉において、佐藤栄作首相の密使として重要な役割を果たしたとされる国際政治学者)の流れを引く、右翼的な潮流の人です。

福島 安倍内閣はTPPなどさまざまな点で対米追従であると同時に、村山談話や河野官房長官談話を見直したくて仕方がない。近隣諸国との摩擦拡大を恐れる米国の考えとずれているところもあるわけですね。

佐藤 ずれがあります。安倍首相が唱える「戦後レジームからの脱却」とは、戦後の価値観からの脱却です。それを考えている人たちは外務官僚が多いということです。

福島 外務官僚は、戦前との連続意識がやはり強いんですかね。

佐藤 外務官僚の主観的な意識においては、「負ける戦争をした戦争責任は大きい」というところですね。

福島 では、負けない戦争だったら良かったということなのでしょうか。一般の人より外交官のほうが外国を見ているので、違う感覚ではないか、という思いが私にはあるんですよね。

佐藤 いや、私を含めて外交官は、外国を見ているがゆえに、逆に力の論理に非常にとらわれやすいです。外交官の感覚でやっちゃうと、何事もすべて力で決まるというシニシズム(冷笑主義)になってしまう。外交官をギューッと抑えることが政治に期待される役割なんです。

福島 それはそうですね。それから国民主権が当然重要です。情報は国民のものであり、法の支配に則ってやらなければなりません。ですからいま、特定秘密保護法案を通すか通さないかということは、日本の民主主義を守れるかどうかという、ものすごい闘いだと思っています。日本の社会がどうなるのか。国民が情報を持ちながら、主権者としてこの社会にいることができるのかどうかが問われています。

佐藤 その通りだと思います。それがリベラル派、左派のほうからも崩れてしまっている。憲法上、国権に関する権能を有さない方のところに手紙を渡せば世の中は変わるのではないかという意識。こういうような直情的な動きが出ると、錦旗革命、朝敵征伐のときに天皇軍の標章として用いられた錦の御旗を掲げる革命の思想につながりかねません。民主主義の崩壊はあちらこちらで起きていると思うんですよね。
 やっぱり社民党を中心として、本当に今までの蓄積の上に立って、法的に緻密な議論をしたうえで、「今こういう形で国の形が変わるのがいいのか」という根本から議論をしなきゃいけないんですよ。

官僚と記者の同質化現象


佐藤 デンマークの哲学者、キルケゴール(一八一三~五五年)は「非本来的絶望」ということを指摘しました。今、自分が絶望的な状況にあるっていうことに気づいていない。社会の危機が生じると、それが次に国家の危機に行くことはもう明白なんですよ。ところがみんなその危機を感じていません。

福島 感じ始めている人もいます。とりわけ原発などに関わった人たちは内部の情報が出てこないことに関して凄い危機感があります。だから福島県議会は「特定秘密の保護に関する法律案に対し慎重な対応を求める意見書」を一〇月九日に可決しているんですよね。内容はかなり厳しい文言になっています。
〈今、重要なのは徹底した情報公開を推進することであり、刑罰による秘密保護と情報統制ではない。「特定秘密」の対象が広がることによって、主権者たる国民の知る権利を担保する内部告発や取材活動を委縮させる可能性を内包している本法案は、情報掩蔽を助長し、ファシズムにつながるおそれがある。もし制定されれば、民主主義を根底から覆す瑕疵ある議決となることは明白である。〉

佐藤 私もその意見書を読みました。

福島 文言の厳しさは、やはり体験から来ていると思うんです。東京電力福島第一原子力発電所事故の時、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報が出なかったため、浪江町民が放射線量の高いところに避難し、不必要な被曝をしていたことが後からわかった。
 また、ご存知のように、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉設置許可処分の無効確認を求めた訴訟で住民側が勝訴(二〇〇三年・名古屋高裁金沢支部で勝訴、二〇〇五年に最高裁で住民側の逆転敗訴が確定)したのは、内部資料を入手することができたからなんですよね。内部の資料が出てこなければ、国会議員も市民も問題点の指摘すらできなくなるんです。これはもう大変なことです。政府の問題点を積極的に追及している私なんか、地雷を毎日踏む人生になるんじゃないかと思います。

佐藤 本当に捕まる可能性がありますよ。日本の国会議員の身分特権は薄いですからね。ロシアですら国会議員の不逮捕特権は国会の会期外も適用されますが、日本国憲法は〈両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない〉(五〇条)としか規定していません。日本では本当に会期外ならいつ捕まってもおかしくないのです。

福島 たとえば、日本政府が違法な盗聴をしているのではないか、核武装の計画があるのではないか、という疑惑をいろいろなところから聞き、そのことが特定秘密に指定されているかもしれないが、追及のために知る必要があると考えて、情報入手を共謀すれば特定秘密保護法違反ですからね。

佐藤 とんでもない話ですよね。

福島 もう一つ強調したいことがあります。一九八七年に自民党の谷垣禎一さんを含む一二人が〈「防衛秘密に係わるスパイ行為等の防止に関する法律案」に対する意見書〉を『中央公論』四月号に載せています。

佐藤 『朝日新聞』一一月九日朝刊にも〈谷垣さん、スパイ防止法反対でしたよね 87年「刑罰で保秘、人は萎縮」今は沈黙〉の見出しで記事が掲載されましたね。

福島 当時の谷垣さんの主張はとてもまともなんです。
〈法案の基本的な思想は、防衛秘密は守らなければならないということである。それが、国民の自由という原則の例外であるという認識は稀薄である。だから防衛秘密を守るためには、本来のスパイ行為のみならず、たまたま手段が相当でなかった情報収集活動や過失による秘密漏示行為まで処罰しようとする。防衛秘密保持に障害となる可能性のある行為を次々と処罰の対象に取り込み、その余の部分にようやく国民の知る権利を認めようということになる。このような発想でつくられた法案が、国家による情報統制法としての色彩を持つことは避けられないのではなかろうか。秘密は例外だから制限しようという発想の稀薄な点に、この法案の致命的な弱点があると考えるのである。〉(「われら自民党議員『スパイ防止法法案』に反対する」、『中央公論』八七年四月号)
 自民党のなかからかつてはこんな意見が出ていたのに、いまの自民党の国会議員は言わなくなった。これは自民党の危機でもあると思います。自民党のなかにも、「特定秘密保護法案は真っ当に考えたら問題だ」と考える国会議員が実はいるが、首相官邸に対して気を遣って黙っている状況なんですよ。

佐藤 国会議員の権力は絶対的には弱くなっていますが、首相官邸に集中していますから、相対的には首相官邸にいる国会議員の力が強くなっています。

福島 だから、与党の議員に「ギャーギャー言って目立つのはやめよう」みたいな雰囲気があります。先ほども紹介した谷垣さんの『中央公論』論文の主旨は最初に集約されています。これが素晴らしい。
〈わが国が自由と民主主義にもとづく国家体制を前提とする限り、国政に関する情報は主権者たる国民に対し基本的に開かれていなければならない。国民が、これにアクセスすることは自由であるのが原則なのだ。そして、この国政に関する情報に、防衛情報が含まれることも論を俟たない〉
 つまり、防衛情報だって国民は知るべきなんだと主張しているんですよ。

佐藤 当たり前のことですね。ところがいま、こうした意見書が『中央公論』に掲載される可能性はなくなりました。経営難から一九九九年に読売グループの傘下となった中央公論新社(小林敬和社長)では、『読売新聞』のオピニオンといささかでも異なるものは出ないのです。

福島 ただ、与党野党が時代によっては入れ替わることもありうるし、どのメディアでも福島の原発事故後に調査報道が活発になっています。特定秘密保護法が成立すると、調査報道が困難になるわけです。逮捕覚悟になる。いくら御用メディアでも、自分の首を絞めることになります。与党の国会議員の首も絞めるし、いろんなメディアの首も絞める。

佐藤 残念ながら今の大メディアにそんなに期待はできません。特定秘密保護法に関しては「基本賛成。運用慎重」というのが、私が接している範囲の圧倒的大多数の記者の本音ですね。社論としてそれを掲げているのは『産経新聞』ぐらいですけれども。その意味で、官僚たちと新聞・通信・テレビの記者たちの同質化現象が相当進んでいます。

家事の“強要”までテロにされる


福島 特定秘密保護法案は、条文自身が全然ダメです。「特定秘密」は、勝手に改竄されたり、廃棄されたりしないようにきちんと保全しておく必要があります。それなのに法案には、そのことがまったく書かれていません。
 政府の担当者に廃棄の手続きを聞きました。政府は「三〇年経ったら内閣の同意で開示できる。検証可能だ」と説明しているけれど、「二九年目に廃棄したらどうなるか」と追及したのです。すると、担当の官僚は「廃棄されたら仕方ないですね」と答えているんです。
 さらに、特定秘密の範囲が極端に広いことも大問題です。

佐藤 広いですね。それに「その他」が各所に入っていて、いくらでも拡大できる仕組みです。

福島 三条で特定秘密を次のように規定していますね。
〈別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの〉
 そして「別表」で四類型(防衛・外交・特定有害活動の防止・テロリズムの防止)を定めます。では、テロリズムの定義はどこにあるのか。通常の法案では、二条で定義をするのですが、特定秘密保護法案ではテロリズムの定義が、「適性評価の実施」を定めた一二条にまぎれこんでいます。あえてわかりづらくしているのだと思います。
 テロリズムの規定は次のようになっています。
〈政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう〉
 主義主張に基づいて他人になにかを強要するのがテロリズムなら、なんでもテロリズムになります。官邸前の原発再稼働反対行動どころか、男女平等だからと「主張」して家族に家事の分担を「強要」することも、法解釈上はテロリズムにできるのです。

佐藤 「特定秘密」の件数について、政府はいまどれぐらいの数を想定しているんでしょうか。

福島 国の安全や利益に関わる秘密として二〇〇七年から規定する「特別管理秘密」は約四二万件と安倍首相は答弁しています。

佐藤 特定秘密保護法なんてできたらどうなると思います。

福島 もっと増えていくでしょう。

佐藤 そうです。私は外務省にいたからよくわかるんです。
 官僚に「秘密を増やそう」という意識があるわけではありません。では、どうしてそうなるのか。私がソ連課に赴任した時に一番最初に教えられたのは「我々の課でやってることは基本全部秘密だ。書類にはマル秘無期限の判子を押すのが基本だ」ということです。ところが電報を起案するときに「秘」の電報では、上司や同僚はみんなあまり読まないのです。「秘」指定では、秘密度が低いから大して重要な情報じゃないんだろう、と思われる。そこで「極秘」の判子を押すと読まれる。「極秘」の上の「極秘限定配布」っていう判子を押すと、もっと読まれる。「極秘限定配布」は電報の色も違います。いまですらそんな状態なのに、「特定秘密」なんかできたら官僚たちはみんな自分の取ってきた情報を、重要だとみせるために「特定秘密」にしたがります。「特定秘密」の数はどんどん増えていきますよ。

福島 自分の持っている情報は重要だ、という人間心理が働くので、全部「特定秘密」にするのでしょうね。

佐藤 本当のインテリジェンス教育っていうのは、そういうところから距離を置けるようにする訓練なんです。ところが日本はそういうことをやっていないですからね。みんな秘密をどんどん膨らませる。しかも四二万件あったら政治家のチェックなんて絶対できないですよ。

福島 できないですね。

佐藤 事務次官のチェックもできない、局長のチェックもできない。それではどうなるか。外務省なら入省年次五、六年のひよっこ官僚たちが「特定秘密」を大量生産していくことになります。防衛省でもそれは一緒ですよ。ばかばかしい。

福島 しかも範囲がどこまでも広がる可能性がありますからね。

佐藤 はい。それからもう一つ。役所の中で権力闘争が起きた場合には、「やつが特定秘密を漏らした」というふうに、権力闘争の道具に最大限使われます。官僚は、自分たちの首を絞めるっていうことをわかってないんですよね。そういった意味ではアホな連中なんですよ。偏差値秀才ですけど。

福島 国会でいくら質問しても情報は出てこないだろうし、情報公開法にのっとって情報開示請求をしても、おそらく「これは特定秘密だから開示しません」とは回答しない。単に「開示できません」というふうになると思うんです。

佐藤 「特定秘密」であるかどうかを秘匿しなければならないのか、という議論になってきますね。

福島 そうです。だから国会で私が何かを質問したとしても、その度に「それは答えられません」「それは答えられません」という答弁になるのがみえています。
逮捕された理由がわからない


福島 共謀や教唆、煽動を処罰すると定めているのも大問題なんです。

佐藤 刑法六〇条の共同正犯「二人以上共同して犯罪を実行した者は、すべて正犯とする」ではどうしてだめなんでしょう。

福島 刑法では、「犯罪を実行」していないと処罰できません。ところが、特定秘密保護法案では、共謀の段階で処罰、つまり情報がまだなにも漏れていなくても処罰する仕組みです。
「特定秘密」が漏れたとき、「これを漏らしたのは誰だ。誰がコンタクトを取っていたんだ」と、パソコンなどを押収して調べる事態が起きます。新聞やテレビなどのメディア企業も、記者や会社のパソコンを押収された時点でめちゃくちゃになる。取材源情報をすべて警察に握られてしまいます。起訴して有罪にしなくても、記者の情報が入手できれば警察は大満足でしょう。
 もう一つの問題は、たとえば佐藤優さんと私が話をしていたとします。佐藤さんの話を聞いて私が触発され、「これは問題だ。この点で政府を追及しよう」と考えたとします。問題を追及するためには、「特定秘密」を探ることになるかもしれない。「特定秘密」にあたるかもしれないが、国民に事実を伝えるためには構わないって思ったら、もう未必の故意です。つまり特定秘密だとわかりながらそれを暴くんだ、と考えた時点で共謀なんですよ。

佐藤 はい、その通りです。

福島 そして私が逮捕されたとします。でも、私はいったいなんのために逮捕されたのかもわからない仕組みなんです。  ご存知のように、戦前には冤罪「宮澤・レーン事件」がありました。太平洋戦争開戦日の一九四一年一二月八日、北海道大学の宮澤弘幸さんと、北海道大学予科の英語教師ハロルド・レーンさん、妻のポーリンさんの三人が軍機保護法違反などの疑いで逮捕され、それぞれ懲役一二年から一五年の刑を受けた事件です。当時、世界に知られていた根室の海軍飛行場の存在を、宮澤さんがレーン夫妻に話したことが軍事機密の漏洩とされたのですが、当時はなぜ処罰されるのかが裁判を傍聴していてもわからないわけです。弁護士も有効な弁護ができません。結局、宮澤さんは敗戦後の一九四五年一〇月に釈放されましたが、獄中で結核を患い、一年四カ月後に死亡します。  日本国憲法八二条二項は〈政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となつてゐる事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。〉と定めていますが、法廷で「特定秘密」の内容を説明したら、秘密ではなくなっちゃうんですよ。政府は、インカメラ方式で裁判官が「特定秘密」を見られると言いますが、インカメラで裁判官が見たものは証拠採用できないんですよね。

佐藤 そうですよね。

福島 福島みずほの弁護人は「福島みずほはとても大事なことを暴こうとしていた。これは秘密にすべきでない」という論陣を張ろうとするわけですよ。ところがそのためには「何が秘密にされているか」を知らなくちゃいけない。「宮澤・レーン事件」で言えば、「根室の海軍飛行場の存在が秘密だ」とわかれば、「それは既に知られている」と弁護できますが、なにが秘密とされているかをを弁護人が知ろうとすることもまた危険な行為になってしまう。つまり「特定秘密」のドアを叩いただけで犯罪者にされてしまう。だから判決文にも、具体的な犯罪事実が明らかにされない。とんでもない裁判になるんです。

佐藤 外務省の支援委員会から違法に金を引き出した背任などの容疑で逮捕・起訴された私自身の裁判でもこういうことがありました。外務省はロシア情報分析チームという秘密チームを持っていたわけですね。私もそこにいた。そこでの経費に支払いを認めた決裁書があるわけですよ。だから弁護側の反証で、私のかつての部下で非常に信頼できる人に証言させようと考えました。法廷で、「正当な業務行為としてなにをやったのか」と弁護士が尋問をしたら、かつての部下は「秘密に該当するから」と証言を拒否したわけですよ。

福島 なるほど。

佐藤 それで、裁判所が川口順子外相(当時)に秘密かどうか照会すると言って手紙を出した。ところが川口外相も「秘密に該当する」と返答し、結局は尋問できない。特定秘密保護法案が成立すると、こういったことが日常的に起きるわけですよ。

福島 そうなんです。

佐藤 反証段階になったらこっちは一切その件に関して尋問できなくなっちゃう。自分の正当業務行為だって説明しようにも、チームの所在自体を秘匿されてしまうわけです。

福島 特定秘密保護法を先取りした事例が実際にあるわけですね。

佐藤 そうなんです。ですからどういうふうになるか、私は目に浮かびます。ちなみにその時に正当な業務として決裁した人事課長が、先ほども出ましたが、内閣法制局長官に今度就任した小松一郎さんです。

福島 そうなんですね。逮捕・起訴理由とした「特定秘密」を漏らしたか漏らさないかでなくて、別件でも「特定秘密」に関わることについては全部証言を拒否するでしょうね。でもそうすると、その秘密チームで何をやろうとしていたのか、それは正当業務行為だった、ということすら証言できない。また、誰も立証してくれないことになります。

佐藤 その秘密チームの全員は、外務省をその後去ったか、もしくはロシア情報からはいまだに完全にはずされています。非常に有能な連中だけれども、これは私の事件の後遺症です。そのことは「なかったこと」にする。

福島 だからその人たちも証言には来ないし、その人たちがもし佐藤さんのために「これは正当行為だった」というのを裁判所で証言したいと思っても、証言できない。「特定秘密」を持った人間がそれを暴くこと自身、「十年以下の懲役及び千万円以下の罰金に処する」(特定秘密保護法案二二条)ですからね。過失でも、「二年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金に処する」(同二二条四項)ことになる。だから佐藤さんが「君、裁判で言ってくれないか」と言っても、そのことすらできない。

外国人と結婚すると出世できない


佐藤 それが常態化してくると官僚たちはどうなるか。仕事しなくなりますよ。私がこの法律にどうして反対するか、ちょっと違う位相から説明すれば、実質的な秘密を守れなくなるし、実質的な情報活動ができなくなるし、ひいては国家体制を弱くするからです。私はそういう法案だとみているんです。

福島 それが本当にいいかどうかという議論すら省内でできなくなる。これでは硬直的な組織になると思いませんか。民間企業もそうだけれど、人は結婚したり離婚したり、借金を負ったり病気になったり、配転したりする。秘密チームを作ったら秘密の保持のために異動させないんでしょうか。非常に硬直的な変な感じになると思うんですよ。しかも秘密だらけ。

佐藤 立ち往生したまま動いていかないですよね。  それから、外務公務員法にはかつて外国人条項があったんです。機関によっても違いますが、最後の頃は〈配偶者が外国人である場合、二年以内に日本国籍を取得できない配偶者、もしくは外国籍を放棄しない場合においては自動的に身分を失う〉という条項があった。今はその身分条項はなくなっているわけです。

福島 はい、そうですね。

佐藤 いまの日本の政治体制からすると、中国人や韓国人、ロシア人、イラン人などと結婚している外務省員は全員、特定秘密保護法案が定める適性評価に引っかかりますよね。適性評価では、評価対象者の家族及び同居人の氏名、生年月日、国籍を調べることになっていますから。しかも、配偶者には事実婚が含まれます。
 外務省で秘密を扱っていない部局は、文化交流部とか外務報道官組織とか、そのぐらいのところですよ。どこの部局に行っても、必ず秘密が出てくる。アフリカでもテロの話が出てくる。
 そうすると外務省のなかにおいて、中国人や韓国人、ロシア人、イラン人などと結婚している人たちはもう将来の出世が閉ざされる。

福島 かつては、外国人の配偶者では大使になれないとなっていました。でも最近は、妻が外国人だっていう大使は増えていますよね。

佐藤 ええ。それに昔は配偶者の国には赴任させなかった。たとえばお連れ合いさんがドイツ人の場合はドイツには絶対に赴任させなかった。ある意味、そこが一番人脈もあるわけなのに、ものすごく硬直した戦前の体制みたいなものが残っていました。それがなくなったのはいいことだったと思うんですよ。ところが今度の特定秘密保護法案で逆行する流れになる。事実上、外務省では外国人と結婚すると出世できないってことになります。

福島 大使ですら配偶者が外国人ではダメだとなっていたのをやめたのに、今回の特定秘密保護法案は多くの公務員の「配偶者や家族が外国人かどうか」を調べる。外国人ではダメだとはなっていないけれど、実際は、特定の国の人と結婚している人はバツですよ。

佐藤 私の知っている外務省の職員でも、日本国籍を取得した人がいます。もともと韓国籍だったとかね。親が在日韓国人、在日朝鮮人で日本国籍を取得した人は何人もいますよ。そういう人たちはどうなるのか。こういう人たちの力をきちんと活用しないのか。ようするに公務員というのは日本国民と日本国家に対して忠誠を誓っている人。そういう人が公務員として受け入れられるのに、特定秘密保護法案は、一種の人種条項みたいな使われ方になりますよね。

福島 はっきりとした人種条項ですね。

佐藤 ユダヤ人から公民権を奪ったナチスの「ニュルンベルグ法」(「帝国市民法」と「ドイツ人の血と名誉を守るための法律」)の現代版じゃないかと思うんですよ。それなのに、この人種差別条項に対して議論が起きない。議論を徹底的に尽くすということすらしないで、勢いで通しちゃうのはよくない。これは権力の弱さですよ。こういうことは弱い権力がやることなんです。

日本版NSCは戦争指導最高会議


福島 特定秘密保護法案と車の両輪にたとえられる国家安全保障会議(日本版NSC)の設置法が、残念ながら一一月二七日に成立してしまいました。

佐藤 私は日本版NSCが本丸だと思っているんです。国家安全保障会議設置法の成立が安倍政権が本当にやりたいことで、特定秘密保護法は実は付属品なんだと見ています。この国家安全保障会議がなにをやるか。日本版NSCは「地震とか災害が起きた時の対応だ」と政府に煙幕を張られてしまって、みんな勘違いしています。

福島 今の体制でも災害時の対応は十分できます。

佐藤 重要なのは今回常設される「四者会合」(首相、官房長官、外相、防衛相)です。これはなにかというと、日本が戦争するかしないかを決める最高意思決定機関です。つまり統帥権(軍隊の最高指揮権。明治憲法下では天皇の大権と規定され、一般の国務から独立するとされた)の発動をするところなんです。
 戦争をする必要があるから、それに付随して戦前の軍機保護法と国防保安法にあたる特定秘密保護法が必要になってくるのです。国際社会も「日本は戦争をできる体制の国にすでになっていて、それを立法で追認している」と見ています。

福島 災害対策では九大臣会合もあります。それだけの数の大臣を集めるのは日程調整が困難だから四者会合が必要だというけれど、調べてみると閣議決定の前に会議をやっているので、人を集めるのは難しくないんですよ。

佐藤 状況によっては持ち回りでやればいいわけですからね。

福島 それから四者会合も実際は行なわれていることもある。わざわざNSCで四人の会議を常設し、国家安全保障局をつくって、人員を置く必要がない。なんのためにこれをやるのか。それはやっぱり、ここで、戦争をするかしないかを決めるっていうことなんでしょう。

佐藤 そう思います。そして、安倍内閣は「積極的平和主義」を掲げています。積極的平和主義と言っても、国際法学者やリベラル派が言う積極的平和主義とは意味が違います。伊藤憲一さんという青山学院大学の元先生がいるんです。もともと外務官僚です。この伊藤さんが『新・戦争論――積極的平和主義への提言』という新潮新書を出しているんです。安倍内閣の「積極的平和主義」は、この発想です。要するに、戦争が違法化されつつある状態においては、米国を中心とした世界的規模での警察活動が積極的平和主義なんだというのです。

福島 ほう。

佐藤 湾岸戦争のようなものに全面協力することが平和を作ることなんだという意味なんです。これ、戦争しろっていう意味なんですよ。『新・戦争論』で伊藤さんは次のように主張しています。
 二〇〇三年三月二〇日に開戦したいわゆる「イラク戦争」で、結果的にイラクに大量破壊兵器が存在しなかったために、米国の行動は越権行為であると世界世論のかなりの部分から批判されることになったが、国連決議を実行するために行動した米国を批判することは大局的判断を見失った大きな誤りである、というのです。(同書一五〇~一五二ページの要旨)

福島 積極的平和主義そのものも根本的に批判しないとダメですね。

佐藤 そうなんです。だから積極的平和主義がなにを指すのかを政府の側に定義させないとダメですね。

福島 なるほど。

佐藤 一一月一、二日に、日露間の2プラス2。防衛相外相会合が行なわれたんですが、そこで岸田文雄外相が積極的平和主義の説明をしています。だから「積極的平和主義ってなんなんですか。伊藤憲一さんの言う積極的平和主義と同じことなんですか」って聞くと非常に面白いと思いますよ。

福島 戦争を開始することに関して言えば、自民党の日本国憲法改正草案には戦争を開始するときの規程がないんですよ。だから宣戦布告をしない。国会の事前承認も必要としていない。これはどうなのかと疑問に思っていましたが、つまり、この日本版NSCの四者会合の構成員である外務大臣と防衛大臣、官房長官、総理大臣で戦争開始を決めるのですね。

佐藤 そういうことです。戦争指導最高会議なんですよ。ここにあるのは統帥権なんです。これまでは戦争しない国だから統帥権はないということになっていた。国家安全保障会議(日本版NSC)の設置法は、統帥権の独立を担保する法律ですよ。そして、特定秘密保護法という技術法のところで起こりうる問題を処理しようとしている。ところが根っこはNSCで、これができることによって国家の構造がガラッといま変わろうとしているのです。

福島 要するに戦争をする国になる。特定秘密保護法とNSC法で原発推進・戦争遂行国家にするということですよね。そして、次に国家安全保障基本法を作ろうとしている。

佐藤 それを一番ハッキリわかっていて、きちんと言っているのが保守派の論客であるキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏(一九五三年~)ですね。彼も外交官出身で安倍首相のブレーンです。」