白夜の炎

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中国昆明で開かれた日本の震災被害者追悼会

2011-03-30 17:43:35 | 国際
 
 中国の雲南省では今月自身があった。その雲南省の省都昆明で、日本の震災被害者のための追悼集会が開かれたという。

 http://diamond.jp/articles/-/11670?page=2

 大変貴重な記事だと思うので紹介したい。



 「日本から遠く離れた雲南省昆明で開かれた ― 中国メディアも報じない涙の震災追悼式


 その女性は、大地震当時は卒業式の場に居て会場が大きく揺れたものの、先生らの適切な案内のおかげで問題は発生せず、その後帰国便に乗ったという。

 そのあいだ見た日本国内はどこにいっても混乱はなく、日本人に助けられたという。

 やはり涙ながらに日本の良いところばかりを語った彼女は、本当は多くの日本の友人や恩師らとともにまだ頑張りたかったとし「早く日本に戻れれば嬉しい」と話した。

 彼女が話し終わった後、司会者は昆明の地元新聞で報道された震災関連の記事を朗読した。

 その記事とは、昆明だけでなく中国各地の新聞で紹介されているもので、宮城県女川町で中国人研修生20人を避難させるために逃げ遅れ津波の犠牲となった日本人男性の話だ。そこでまた多くの参加者が涙した。


 その後参加者から募金を募り、計2万元弱(約25万円)が集まった。

 参加者数で単純に割れば、ひとりあたり250元強を募金した計算となる。

 日本円に換算すれば3000円強にすぎないが、所得水準から考えれば日本人感覚で2万5000円ものお金を一度に払ったことになる。

 加えて、千羽鶴と手紙を「日本の御友人方に渡してください」と雲南日本人商工会会員の日本人らに言って渡し、約1時間にわたる式は終了した。


 以上、日本とは縁の薄い中国の内陸地方都市で民間人が主催した追悼式の様子を紹介した。

 このイベントは対外向けではないため、中国メディアは取材しておらず、従ってニュースにもなっていない。

 インターネット上の情報だけを見ると、日本の最新ニュースの単なる追随であったり、時には心ないコメントも散見される。しかし、一方で少数派とはいえ、昆明のような動きがあることも我々日本人は知るべきである。」


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