こんなに気を使っているのに―米の放射線値検査実施/それでも放射能ごみを持ち込むのか

「柏崎市で２０日、県内のトップをきって早稲品種の収穫が始まった。県はことしも県内で収穫したコメの安全性を確認するため、放射性物質検査を行う予定だ。

　県内で最も早い稲刈りが行われたのは、柏崎市藤井の田村文夫さんの田んぼだ。収穫されたのは「越路早生」というわせ品種で、稲の丈が短く、コメの香りが強いのが特徴。ことしは田植えの時期が例年より遅かったものの、梅雨明け後に気温が上がって生育状況が回復し、この田んぼでは例年より２、３日遅れて、２０日に収穫が始まった。この日収穫されたコメは今月２８日には店頭に並ぶ予定だ。

　県は去年に引き続き、ことしも県内で収穫されたコメに含まれる放射性物質の検査を行う。検査は粟島浦村を除く県内２９の市町村でサンプルを採取し、２１日以降、来月下旬にかけて民間の分析機関で行われる。」