白夜の炎

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トランプこそアメリカの素顔

2016-03-18 14:23:03 |  北米
 トランプおろしが激しい。アメリカの共和党「主流派」や主流のメディアがその中心だとされる。

 あたかも主流派が大統領を送り出せなければアメリカの政治は間違った方向に進み、出せば正義が実現されるかのようである。

 本当だろうか。

 共和党主流派の政権、例えばブッシュジュニアの政権が何をやったか思い出してみればよい。

 彼の時中東が破壊され、今日のテロと難民があふれかえる原因となったのではなかったか。

 共和党主流派の政治とは軍産複合体がエンジョイできる政治であり、エネルギー産業が大もうけできる政治である。レーガン、ブッシュ・シニア、全員がそうだ。(民主党も同様だがここではふれない)

 共和党主流派が懸念しているのは、トランプが余りにも粗雑に振る舞って、共和党政治の水準を世界にばくろしてしまうことである。

 いってみれば自民党の杉村大蔵のように、ペラペラと本音で共和党の本心を暴露してしまうことを恐れているだけである。

 もう一つ心配事があるとすれば、自分たちの完全なパペット(カイライ)2ならないかもしれない、ということだろう。

 どちらにしても外部の人間にとっては大同小異。

 どちらに転んでも大してましなことにはならないだろう。


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