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白夜の炎

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武田邦彦ブログより―利己主義批判

2012-05-01 17:53:42 | 原発
 武田邦彦ブログ・4月30日分の最後の方をいかに引用します。

 とても共感したので。

 「「お金が欲しく、自分だけが良ければ良い」という人の特徴は「原発の電気は欲しいけれど、核廃棄物は引き取らない」というものです。原発を再開したい人はその敷地に原発からもらった電気に相当する核廃棄物を引き取る義務を設けるべきと思います。そうするとその人たちは「自分だけ良ければ良い」ということですから、原発再開に反対するでしょう。


ところで、原発の事故が起こった後も、東京の人たちで原発再開を支持している人が多いのはどういうことでしょうか? 俺たちはお金を持っているので、危ない原発は貧乏な新潟県と福島県、核廃棄物の中間処理はこれも貧乏な青森県にということなのに、それを「絆」と言っているのでしょうか? すでに、核廃棄物は発電所を中心にすでに12万本が貯まっているのですが、それは「子供たち、孫たち」に任せるという感じです。


原発の電気は自分で作り(多摩川立地)、そこから出る汚いものは自分で処理する(千代田区に核廃棄物貯蔵所)という前提で議論をしなければならないでしょう。そうすれば常識的な答え、つまり「原発はしばらく休止し、今年の夏はなんとか我慢して、石炭や天然ガス火力発電所を緊急に作る」ということになると思います。

(平成24年4月30日)」


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