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白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

BBCが伝えるバンコクの水害

2011-10-25 11:56:43 | 災害


 BBCが伝えるバンコクの水害。⇒http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-15426529

 例によって情報が豊富です。サイトに飛んでください。

*Floodwaters are creeping further into the Thai capital, Bangkok, with residents of six more districts told to move to higher ground.

Roads near the Don Muang domestic airport were flooded and the huge Chatuchak market in the north of the city was at risk.

Two more industrial estates were also threatened and a prison of 2,000 inmates was reportedly being evacuated.

Thailand is grappling with its worst floods in five decades.

Heavy monsoon rains since the end of July have flooded swathes of the country and left more than 350 people dead. About a third of all Thai provinces are affected by the flooding.

The authorities are trying to drain water from inundated central areas to the east and west of Bangkok and out to sea.

But they have been forced to open sluice gates into the city because of the sheer volume of water building up outside Bangkok's flood barriers.

'Protect Bangkok'
Water is now creeping into northern parts of the city, but central areas remain unaffected.


The BBC's Rachel Harvey: "Public confidence is being eroded"
In some districts there are reports that residents have tried to remove barriers to allow water to flow onwards from their flooded homes.

But Bangkok Governor Sukhumbhand Paribatra said the city needed to be protected because it was Thailand's economic heart.

"It doesn't mean that I don't care about people outside Bangkok," he said. "I need to protect Bangkok, as the safety of Bangkok means the safety of the whole country."

Analysts have warned that growth could be affected by up to 2% if the flooding hits Bangkok.

The BBC's Rachel Harvey in Bangkok says inconsistent messages and apparent tension between the central government and the local Bangkok administration are eroding public confidence.

Many schools have postponed the start of the new term, and supplies of canned food and bottled water are running low as panic buying takes hold, our correspondent says.

North of Bangkok, flooding remains severe in the provinces of Pathum Thani and Ayutthaya.

At least six crocodiles were killed or captured there over the weekend, amid reports up to 100 may have escaped from farms and wildlife centres.


Are you in the region? Have you been affected by the flooding? Have you been forced to leave your home? You can send us your stories and experiences using the form below.

バンコク週報、から

2011-10-25 11:29:28 | 災害
① 10/24

「バンコク都知事、政府に連休求める


 スクムパン・バンコク都知事は10月24日、「北から大量の水がバンコクに到達するため、市民生活が混乱する可能性が高い」として、今月26日を休日とするよう政府に求めた。

 ポンテープ副都知事によれば、「すでに北からの水がバンコクに到達しているが、これはあくまでも前哨。本陣が押し寄せるのは26日以降」と説明。

 これを受け、都知事は「できれば26日だけでなく、26日から31日までを休日とすべき」と政府に提言した。

 しかし、インラック首相はこの要請に消極的な姿勢を示している。

 なお、スクムパン都知事は「当初の予測を上回る洪水被害が起こりうる」としてバンコク都民に対して、断水対策として可能な限り水を貯め置くよう呼びかけている。

 一方、ランシット大学のセリ教授(自然災害学)は、「パトゥタニ県の運河が溢れウィパワディ・ランシット通りに大量の水が流れ込んでいるが、25日から27日にかけてさらに増加する。このため、今週半ば、チャトチャック地区およびディンデン地区でも20-30センチ冠水する可能性が高まった」と発表。

 また、同教授によれば、今月末からトンブリ地区では1メートル以下の洪水が広範囲で起きるとのことだ。

 チャオプラヤ川の水位は24日、2・3メートルと観測史上最高を記録。このため、河川域が広範囲で浸水した。」


② 10/24

「アマタ、大規模防水壁建設を計画


 工業団地大手、アマタ・コーポレーションでは大規模な防水壁建設を計画している。

 大防水壁を設置する予定なのは、東部チョンブリ県のアマタ・ナコンとラヨン県のアマタ・シティー。ウィブン最高経営責任者は、「費用は数億バーツ規模にのぼるが、恒久的な防水壁をめぐらせることで、これから入居する企業にも、現在入居中の企業にも十分な安心感を提供できるはず」としている。

 さらに、「今回の洪水被害を受け、国内すべての工業団地がインフラ整備の徹底に取り組んでいるほか、災害防止策を見直している」とのことだ。

 バンパコン川まで10キロメートル、シャム湾まで3キロメートルの距離に位置するアマタ・ナコン工業団地は、総面積1万5500ライ(1 ライ=1600平方メートル)、入居工場数は405棟。」


③ 10/24
「経済的損失は5000億バーツ


 タイ商工会議所大学経済ビジネス予測センターのタナワット所長によれば、バンコクで洪水の被害がさらに拡大すれば、今回の記録的洪水による経済的損失は5000億バーツに達する可能性があるという。

 同センターは10月初め、経済的損失が1500億バーツとの見通しを示していたが、その後事態はさらに深刻化しており、見通しを上方修正した。

 同所長は、「バンコクで被害が広がれば、それだけでビジネス関連の損失は2800億-3000億バーツにのぼる。建物などの被害を含めると経済的損失は5000億バーツに達するだろう」としている。」


④ 10/24
「バンコク西部も被害拡大の恐れ


 地理情報宇宙技術開発機関のアノン所長によれば、深刻な洪水に見舞われたノンタブリ県からの水が流れ込むことで、下流域に位置するナコンパトム県の東側と、隣接するバンコク西部(トンブリ地区など)が数日のうちに浸水する恐れが高いという。

 バンコク西部では、ポンプで排水して浸水やその拡大を防ぐ措置がとられているが、10月末は海面水位が大潮で上昇して排水が困難になるため、被害が拡大する可能性があるとのことだ。

 なお、トンブリ地区には在タイ日本大使館への在留届提出ベースで34人の日本人が居住している。」


タイの洪水―バンコク・ポスト

2011-10-24 12:50:31 | 災害
 タイを代表する英字紙の一つ、Bangkok Post の記事です。

 川になった大通りを渡りながら、食料品を買いに行く人々の写真。

 バンコクの状況を示す地図などが掲載されています。

 ⇒http://www.bangkokpost.com/news/local/262856/govt-makes-barriers-off-limits

タイの水害

2011-10-24 11:47:31 | 災害

「バンコク週報」から記事を付詰めてみました。⇒http://www.bangkokshuho.com/

①「洪水対策の権限を首相に一極化

 インラック首相は10月21日、防災法を適用して洪水対策関連の権限を首相に一極化する措置をとった。

 これによって首相が洪水対策の最高責任者となり、関係当局は直接首相に報告をあげ、首相の指示に従うこととなった。

 関係筋によれば、政府の水害被災者救済センターは、バンコク東部を経由して水をタイ湾に排出すべく、関連の水門をすべて開くよう指示したが、都庁がこれを拒否。このため、首相に権限を集中させて、都庁に政府の指示に従わせる必要があったとのことだ。」


②「ホンダが1億バーツ寄付へ 10/22

 ホンダが洪水被災者支援のため、タイ赤十字社に1億バーツを寄付する。

 記録的な大洪水でホンダも大きな被害を受けているが、47年間にわたりホンダを支援してくれたタイの人々への感謝の意を示すため寄付を決めたとのことだ。」


③「洪水で発電所4カ所が停止 10/19

 タイ発電公社(EGAT)によれば、深刻な洪水のため、これまでに発電所4カ所が発電を停止した。

 これら発電所の発電能力は合計121万キロワットで、国内の発電総量の3・9%を占める。

 EGAT運営の発電所では、中部アユタヤ県ワンノイの火力発電所(60万キロワット)が10月18日、東北部ナコンラチャシマ県のタークロン水力発電所(50万 キロワット)が約2週間前に発電を停止。

 民間の発電所では、北部ピチット県のバイオマス発電所(2万キロワット)が9月1日、アユタヤ県のロチャナ火力発電所 (9万キロワット)が約2週間前に停止となった。

 発電停止に伴う発電量減少に対応するため、EGATでは、サムットプラカン県の南バンコク火力発電所の発電量を30万キロワット引き上げ。さらに、ラヨン県の民間の火力発電所も30万キロワットの発電拡大を予定しているという。

 なお、バンコクに隣接するノンタブリ県の北バンコク発電所(70万キロワット)も洪水のため停止となる恐れがあるとのことだ。」


④「中国、水害で追加支援を約束 10/19

 アヌディット情報通信技術相によれば、中国政府は、大洪水で大きな被害を受けたタイに対し、今後も支援を提供する用意のあることを明らかにした。

 中国政府は、洪水が深刻なレベルに達するとすぐに副水利相をタイに派遣。総額8000万バーツ相当の支援提供を表明した。

 関係筋によれば、中国はタイとの関係の維持・拡大に強い関心を抱いており、副水利相は、これまでにバンコク周辺を2度にわたり上空から視察するとともに、パトゥムタニ、アユタヤ、バン コクの水門などにも足を運んだとのことだ」


タイ復興への協力を-読売の社説

2011-10-23 17:39:46 | 災害
 原発の無謀な導入と拡大の旗振りをやってきた読売は大嫌いな新聞だが、以下の社説は支持します。

 但し日系企業が多いので・・といった趣旨の部分は間違っていると思ったので除きました。

 あくまでも困っている友人は助けるべき、というのが私がこの社説を転載する立場です。


「タイ大洪水 早期復旧に日本の支援が必要(10月18日付・読売社説)

 タイが過去50年で最悪の大洪水に襲われ、深刻な被害が出ている。

 日本は米国などと連携し、早期復旧を支援することが求められよう。

 7月からタイ北部などで豪雨が降った影響で、国土を縦断するチャオプラヤ川上流で洪水が発生した。全国で3分の1の県が冠水して約300人が死亡し、首都バンコクの一部も浸水した。

 被害額は少なくとも1000億バーツ(約2500億円)に上り、タイ経済への影響は甚大だ。

 今後も大雨が続く見通しで、海の大潮と重なり、被害の一層の拡大を警戒しなければならない。

 大洪水をどう食い止めるのか。治水対策は大幅に遅れている。8月に発足したインラック政権にとって、最初の試練である。

 ・・・・・・・・・・・・

 ・・・日本が率先し、大洪水からの早期復旧に協力することが重要である。

 政府は、テントなどの緊急援助物資を供与するほか、国際協力機構(JICA)の専門家を東南アジア諸国連合(ASEAN)のチームに派遣することを決めた。米国政府も、海兵隊を現地入りさせ、支援物資を送った。

 しかし、被害は甚大だけに、もっと大規模で国際的な支援態勢が不可欠だろう。

 日本は2004年のインド洋大津波で自衛隊を派遣し、支援に当たった実績がある。東日本大震災の復旧の教訓も生かしたい。

 政府は速やかに支援策の拡充を検討し、復興や防災協力でもタイに手を差し伸べるべきだ。

(2011年10月18日01時30分 読売新聞)」

1942年のタイ・バンコク。洪水と街並み。

2011-10-23 17:24:37 | 災害
1942年のタイ・バンコク。洪水と街並み。


 昔のタイの洪水の様子です。

 バンコク周辺等典型ですが、広大な平野が多いので、洪水の際は被害が拡大しがちだったようです。

 1990年代半ばに国王は現状のままでは洪水の際排水に支障をきたす可能性があることを指摘し、新たな排水路の建設を促したようです。

 しかしながら1997年の金融危機で後回しになってしまったようです。

 今後は大規模な分水路の建設によって、排水路の確保が不可欠ですね。

 それこそ日本からODAなど提供したらどうでしょうか。

 それとももうはやらないかな?