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白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

ずさん-もんじゅの管理

2012-12-19 16:26:24 | 原発
 もんじゅの管理のずさんさたるやひどいものだと思っていたが、その責任者が自ら裏付ける発言。

 それとも安倍政権だから気を抜いてもOKと思ったのか・・・。

 「もんじゅ点検不備「形式的」=原子力機構理事長が発言―規制委、文科省に意見聴取へ

時事通信 12月19日(水)13時4分配信

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、機器の点検時期超過が大量に見つかった問題で、同機構の鈴木篤之理事長が原子力規制委員会から原因究明などの指示文書を受け取った際、「形式的なミスは起こり得る」と軽視とも取れる発言をしていたことが19日、分かった。

 田中俊一委員長は同日の定例会合で、「驚くような報告。あまりにも不適切だ」と述べ、監督官庁の文部科学省に発言内容を伝え、見解を求めるよう指示した。 」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000074-jij-pol

さっそく出てきた安倍政権の原発規制緩和策→福島の事故再現の道へ

2012-12-19 11:29:33 | 原発



「原子力規制委、政権交代でどうなる 政治との独立性掲げるが委員人事で混乱も
産経新聞 12月19日(水)7時55分配信
 原発の安全審査を担う原子力規制委員会(田中俊一委員長)は19日で発足から3カ月となる。原発存続を否定しない自民党が衆院選で圧勝したことで、廃炉の要求も辞さない厳しい姿勢での安全審査が今後も進められるか注目される。規制委は政治からの独立性と透明性を掲げて設置しており政治の影響を受けることはないとみられるが、先延ばしにされている5人の委員の国会同意人事を控えており、人事をめぐって混乱する可能性も否定できない。

 規制委事務局の規制庁幹部は「政権交代によって国のエネルギー政策は変わるかもしれないが、規制委の仕事は変わらない」と話す。規制委は原発を動かすべきかの判断はせず、あくまでも、動かす際の安全性を審査するのが役割との立場だからだ。

 さらに規制庁幹部は「仮に政治判断で原発を再稼働させようとしても、規制委が安全と言わなければ、稼働させるのは難しいだろう」と話す。背景には規制委の高い独立性がある。

 政治家主導による規制機関を目指した民主党政権が、独立性の高い国家行政組織法第3条に基づく「三条委員会」の設置を求めた自民、公明案を丸のみして設置した経緯がある。政治的に独立させた組織のため、政治判断で再稼働をさせようとしても、規制委の判断を軽視できない。このため、政権交代による影響は少ないとの見方は強い。

 ただ、委員の国会同意人事がまだ残されている。委員5人の人事は衆参両院の同意が必要だが、野田佳彦首相は田中委員長らが「原子力ムラ出身」との批判があり、民主党から造反者が出ることを警戒し、手続きを避けて閉会中に首相権限で任命した。いわば「仮免許」のままの状態だ。

 「(規制委が)『試用期間』であることは間違いない。気に入らないからと、国会同意で否決される可能性は残る」。田中委員長も独立性が不十分なことを認めている。規制委の組織そのものに影響はなくとも、委員人事が刷新される可能性はゼロではない。そうした場合は安全審査の遅れや混乱も予想される。(原子力取材班)

【用語解説】原子力規制委員会

 福島第1原発事故を受け、原子力施設の新たな規制組織として今年9月、環境省の外局として設置された。事故時の規制組織だった旧原子力安全・保安院が、原発を推進する経済産業省に置かれ、十分な役割を果たせていなかった反省から、高い独立性を持たせた。方針決定は原則として委員長と4人の委員による合議で行われ、実務は事務局の原子力規制庁が担う。」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000095-san-soci

裁判所は原発を判断できない

2012-12-18 16:36:43 | 原発
 以下の原発訴訟にかかわった裁判官の発言をみると、やはり国に引っ張られていたんだと思わざるを得ない。

 司法そのものが、誰の立場にたって活動すべきものなのかという原則が売るのか、瑣末な技術論の中に埋没しているのではないかと危惧される。

「原発:「司法判断困難」 元担当裁判官10人が心情吐露 †  毎日新聞 2011年9月16日

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110917k0000m040061000c.html

 東京電力福島第1原発事故の発生後、各地で原発の運転差し止めなどを求める提訴が相次ぐ中、原発の安全性を巡る過去の訴訟を担当した元裁判官10人が毎日新聞の取材に応じた。

 ほぼ一様に原発の問題を司法の場で扱うことの難しさを吐露。住民勝訴が確定した訴訟はないが、事故を受け認識の甘さを認めた元裁判官もいる。今後の司法判断について「裁判所の目は国や電力会社側に厳しくなる」との予測もあった。

 毎日新聞は、過去の主な14件の訴訟にかかわった元裁判官36人に取材を依頼した。裁判官経験者が個人的思いを語るのは異例だ。

 92年に確定した福島第2原発1号機訴訟の2審を担当した木原幹郎弁護士は「理系のスタッフがいるわけでもなく、(審理は)とにかく難しかった」と述べた。

 00年に確定した同3号機訴訟の2審に関わった鬼頭季郎弁護士は「一度原発を止めればすごくコストがかかるので、簡単に止めろなどと言えない。原発推進の社会的・政治的要請の中で、司法が足を引っ張るような判断ができるのか」と漏らした。

 原発の安全性を追認してきた司法の責任を問う声があることについて、00年確定の志賀原発(石川県)1号機訴訟の2審を担当した元裁判官は匿名を条件に取材に応じ、「法と証拠に基づいて(請求棄却の)判断をした。個人的見解や政治的意見で判決したのではない」と強調。「(法と証拠に基づいて行われるという)訴訟制度への無知や、政治的見解に基づき、単に結果責任をいうもので、過大な要求だ」と司法批判に反発した。

 一方、93年確定の高浜原発(福井県)訴訟の1審を担当した海保寛弁護士は「今度のような事故を目の当たりにすると認識は甘かったと感じる」と語った。

 最高裁は伊方原発1号機訴訟で92年、「審査に重大な誤りがあった場合は設置許可を違法とできる」との初判断を示し、原発訴訟の進め方の見本となる判例を作った。2件の原発訴訟の上告審を担当した元最高裁判事は匿名を条件に「これだけ難しい問題は、まず国会や行政手続き段階で国民が納得できるような議論を十分にすべきだ」と話した。

 他の5人も「高度に専門的な訴訟で大変苦労した」と司法判断の難しさを指摘したり、福島の事故を契機とした過去の判決批判に対し、不満をあらわにしたりした。【伊藤一郎、和田武士、野口由紀】

毎日新聞 2011年9月16日 20時29分(最終更新 9月16日 23時59分)」

http://onand.under.jp/genpatsu/index.php?%B8%B6%C8%AF%A1%A7%A1%D6%BB%CA%CB%A1%C8%BD%C3%C7%BA%A4%C6%F1%A1%D7%A1%A1%B8%B5%C3%B4%C5%F6%BA%DB%C8%BD%B4%B1%A3%B1%A3%B0%BF%CD%A4%AC%BF%B4%BE%F0%C5%C7%CF%AA

A.グローバー氏の講演・福島の問題

2012-12-11 18:59:35 | 原発



「達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利に関する国連人権理事会特別報告者

アナンド・グローバー氏のプレス・ステートメント 

Anand Grover, Special Rapporteur on the right of everyone to the enjoyment of the highest attainable standard of physical and mental health

2012年11月26日 東京



記者会見 日本記者クラブHP  http://www.jnpc.or.jp/

司会 日本記者クラブ企画委員 杉田弘毅(共同通信)
通訳 長井鞠子(サイマル・インターナショナル)

プレスステートメント(国連広報センターHP) http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/">http://www.jnpc.or.jp/">http://unic.or.jp/unic/press_release/2869/

国連人権理事会のページ
http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/Pages/HRCIndex.aspx

日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/11/r00025092/


■グローバー氏は、日本政府に対して、
市民から聴取した問題を具体的に指摘したうえで、被害に合われた人々、特に社会的弱者を、健康管理調査の策定、避難所の設計、汚染除去の実施等すべての意思決定プロセスに十分に参加させるよう要請しました。


■質疑応答:加来氏(地球の子ども新聞)の避難区域の解除に関する質問に対するグローバー氏の回答

【48分】グローバー氏:英語
【53分】通訳:日本語

避難基準:避難区域の指定解除に住民が参加する問題で、健康に対する権利とは、あらゆる維持決定に住民が参加しなければならない。

実際の実行やモニタリングにも、日本国民はまとまってひとつになって、まるで戦争のようなこの問題に対して、戦っていかなければならず、この戦いの中のあらゆるプロセスにおいて専門家だけではなくて、政府は専門家だけに決定しようとしているかもしれませんけれども、専門家だけでやることがベストのやり方だとは思いません。

「健康に対する権利」という枠組みからしても、全ての国民が参加をしていく事が必要であろうと思っています。コミュニティー全体がかかわることが重要。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-・-・-

達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利(「健康を享受する権利」)に関する国連人権理事会特別報告者とは、健康を享受する権利の実現に関して国連人権理事会および国連総会に報告・勧告する独立専門家です。

国連人権理事会から任命を受けているものの、国連に雇われているわけではなく、名誉職という立場で今回の任務を遂行し、独立専門家として、結論と提言をまとめるべく、専門的判断を下します。

本日の記者会見での発表は、予備的考察の一部であり、ドラフトを政府に提出し、2013年2月末から3月に開催される国連人権理事会に報告し、厳しい編集を経て、6 月の人権理事会で最終報告される予定です。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-・-・-

言論・表現の自由を守る会は、10月31日の第2回UPR審査においてサイドイベントで提起した3つの勧告の実現を目指して、2013年2月の人権理事会に出席し日本政府に受け入れるよう求め発言する予定です。

当会が提案した3つの勧告の最重要課題が「フクシマ」の問題であり、これが世界の最大の人権問題であることを告発して勧告案を提案したことによって、双葉町やチェルノブイリ以後被ばく問題に取り組んできた多くの被害者と関係者・市民のみなさんに対して、世界人権宣言と国際人権規約で保障されている人類普遍の基本的人権の視点で問題を提起し、さらに今回の特別報告者の来日調査に協力いただきました。

おかげさまで10日間にわたる報告者の調査と彼の報告書作成に、貴重な情報と資料の提供を行い、大きく寄与することができました。

この間、当会の国連における活動や、特別報告者による聞き取り調査等にご協力いただきました被災者のみなさんと多くの市民のみなさん、国の内外のNGOと報道関係者のみなさまに、あらためてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。」

http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/24251979.html より転載。

敦賀原発の地下には活断層

2012-12-11 10:23:51 | 原発
 原子力規制委員会が敦賀原発地下の破砕帯を活断層と認定した。

 安全確保を前提にした判断であれば望ましいものだと思う。

 これが自民党政権になれば、直ちに委員会に圧力がかかり、委員長は辞任に追い込まれ、斑目程度の人物が送り込まれることになるだろう。

「敦賀原発 運転認めず 直下活断層と判断           2012年12月11日 07時08分

 日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べた原子力規制委員会の専門家チームは十日、評価会合を開き、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断した。国は活断層の真上に原発を建てることを禁じており、規制委の田中俊一委員長は「運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明。敦賀原発は廃炉を迫られる公算が大きくなった。

 敦賀原発では、1、2号機の東約二百五十メートルの敷地内を、活断層である浦底断層が走っている。浦底断層から枝分かれするように約百九十本の破砕帯が原子炉直下などに通じている。当初、浦底断層から延びる2号機直下に続く「D-1破砕帯」が、浦底断層につられて動くかどうかに主眼が置かれていた。しかし、現地調査では、浦底断層と破砕帯が交わる場所近くの試掘溝で地層の大きなずれがあることが確認された。

 このずれを中心に、十日の会合でチームの専門家四人が議論した結果、ずれは十数万年前以降の比較的新しい時期に、浦底断層の活動に伴って生じたものだと判断された。

 チームは、むしろこのずれこそがD-1破砕帯の本体である可能性が高いとの見方を示した。島崎邦彦委員長代理も「ずれはD-1破砕帯の延長か分岐の上にあると考えられる」と指摘した。2号機の下を活断層が通っていることの証拠になると結論付けた。

 これを受け、会合に出席していた田中委員長が運転は認められないとの考えを示した。十二日の規制委の定例会に結論を報告し、各委員に諮る。

 会合では浦底断層の危険性を問題視する意見も相次ぎ、チームの宮内崇裕千葉大教授は「原発直下の破砕帯以上の脅威。こういう活断層が敷地内にあることが驚きだ」と批判した。島崎氏も「活断層があると分かっていれば、普通、原発は建てない」と述べた。

 規制委は敦賀を含め全国六原発を対象に断層調査を進める。

 大飯原発(福井県おおい町)では関西電力に試掘溝を拡大するよう指示し、東北電力東通原発(青森県東通村)は十三、十四日に現地調査をする予定。

 残る関電美浜(福井県美浜町)、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(同県敦賀市)、北陸電力志賀(石川県志賀町)の三原発は、年明け以降に調べる。
(東京新聞)」

 

「核施設と非常事態」高木仁三郎

2012-12-10 19:40:27 | 原発
 阪神大震災の後、高木さんが原発施設の危険性に警鐘を鳴らした論文です。

 → http://ci.nii.ac.jp/els/110002066513.pdf?id=ART0002195281&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1355136081&cp=

 3.11の後ずいぶん話題になりましたが、最近聞かれないのでURLをあげておきます。

 原発再開を考えている連中とは、このような警告を無視し、嘘と欺瞞を重ねて利権にしがみついてきた輩です。

 それは原発を作り続ける政策を展開してきた、自民党、経産省、文科省であり、それに反対する人々をたたき続けた警察、市民から自分たちの安全を守る手段を取り上げる判断を下した最高裁です。

 そして言うまでもなくその政策の上に「国策」という名のもとで安全性無視で原発を作り続け、金勘定だけを基準に安全をないがしろにしてきた電力会社 (沖縄電力を除く)と電事連、そのもとで原発の私設で儲けてきた日立、東芝など重電メーカーとゼネコン各社。

 本当にひどい。


 選挙では、絶対に自民党に入れてはいけないし、その腰ぎんちゃくになっている公明党、脱原発を簡単に引っ込めた橋本率いる維新など、論外だと思います。

『原発がどういうものか知ってほしい』 もう一度

2012-12-10 19:37:31 | 原発
 平井憲夫さんの『原発がどういうものか知ってほしい』のURLを再び三度採録します。

 このような現実に目を向けていたら、福島はなかったのに・・・。

 →http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

敦賀原発再稼動不可

2012-12-10 19:21:53 | 原発
 敦賀原発直下を走る破砕帯が活断層と判断され可能性が出てきた。

 むしろ「活断層ではない」と断言できない限り、再稼動不可、にすべきだと思う。


「敦賀2号機、活断層の可能性=田中委員長「再稼働できない」-専門家一致・規制委

 日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で、敷地内の岩盤の亀裂(破砕帯)に活断層の疑いが指摘されていた問題で、原子力規制委員会は10日、現地調査の結果を検討する評価会合を開いた。

 2号機原子炉建屋の直下を通る断層について、専門家5人全員が「活断層の可能性が高い」との認識で一致。これを受け田中俊一委員長は、個人的考えと前置きした上で「今のままでは再稼働に向けた安全審査はとてもできないと判断した」と述べた。

 規制委は近く会合を開き、評価結果の妥当性を判断するが、再稼働は認められない見通しとなった。長期間再稼働できない事態が想定され、廃炉を求める声が強まることも予想される。原発の断層問題で、専門家調査団が活断層と判断したのは初めて。

 評価会合では、日本原電が調査のために掘った試掘溝の西側に、2号機原子炉建屋直下を通る破砕帯「D-1」の一部とみられる活断層が存在する可能性が高いという点で一致した。(2012/12/10-18:44)」

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201212/2012121000592&rel=&g=

地震後の原発/規制委員会発表

2012-12-07 19:22:41 | 原発
「<地震>太平洋岸の原発には異常なし…原子力規制委

毎日新聞 12月7日(金)18時7分配信

 7日午後5時18分ごろ発生した三陸沖を震源とする地震で、原子力規制委員会によると、東京電力福島第1、同第2、東北電力女川、同東通、日本原子力発電東海第2の各原発に異常はないという。」

お知らせ・脱原発集会/CINICより

2012-12-07 19:16:27 | 原発
「脱原発世界会議2

12月15日~17日にかけて、日本政府と国際原子力機関(IAEA)が「原子力安全・福島閣僚会議」を福島県郡山市で開催します。

これに合わせて、東京・日比谷と郡山で同時参加型アクション「Nuclear Free Now」が行われ、12月15日~16日には日比谷周辺で「脱原発世界会議2」や「市民ひろば」などが開催されます。

原子力資料情報室では「脱原発世界会議2」の内、イイノカンファレンスセンターで12月15日に行われるテーマ①『原子力を規制する』をコーディネート致します。詳細は掲載のちらしを御覧ください。」

福島第一原発の直下で地震の危険性/WSJ

2012-12-07 17:32:26 | 原発
 大分前の記事ですが、先ほどの地震で地震の恐怖を思い出しました。

 福島第一原発の真下に断層があるとのこと。

 地震のたびに原発の安全性を心配しなければなりません。

 これでも原発を維持できると考えているのでしょうか。

 選挙で曖昧に言葉を濁し、選挙の後は原発利権のおこぼれにあずかろうとしている連中は、絶対に当選させてはなりません。

 選別のためにはこちらを→http://vote4it.info/


 「昨年の東日本大地震による衝撃で、福島第1原子力発電所近くの眠っていた断層が目を覚ました。東北大学の趙大鵬教授らは、同原発が再び大地震に見舞われる恐れがあると警鐘を鳴らしている。

欧州地球科学連合のジャーナルに14日掲載された同教授らの論文は、マグニチュード9の地震で一帯のプレートが揺さぶられ、より不安定な状態となったため、同原発の地震リスクが高まったとしている。ただ、それだけではない。本当の問題は、太平洋プレートが隣接するオホーツクプレートの下に沈み込んでできた流体(水)かもしれないという。東北地方はオホーツクプレートの上にある。

研究を行った研究者らによると、流体は断層に向かって移動し、そこで断層線にそって脆性地殻に溶け込み、抵抗を減らし、断層をずらし、大型の地震を引き起こす可能性があるという。

同研究者らは、3月11日の大地震は福島第1原発から約160キロ離れた場所で発生したが、次の地震の震源地はずっと近い可能性があると指摘。そのため、原発のインフラを適宜強化するのが賢明だと結論づけている。時期については予想していないが、「近い将来」としている。

今回の研究では、2002年6月~11年10月に東北で起こった6000回以上の地震を分析し、このデータを基に、断層撮影法を使って地下活動の状況を示した一帯の詳細なポートレートを作成した。この撮影法は、CTやCATスキャンに似ているという。

研究チームは、大地震の余震の震源が内陸だったことに注目した。マグニチュード7のこの余震は3月11日のちょうど1カ月後、同原発からわずか60キロのいわき市を襲った。

趙教授が14日発表した文書は「原発の地区にいくつか活断層がある。わたしたちの研究結果で、いわきと福島第1原発の両地区の地下に同じような構造上の異常があることが示された。それほど遠くない昔にいわきで大きな地震があったことから、福島で同じくらい大きな地震が起こる可能性があると考えている」としている。

研究チームはいわきの余震について、太平洋プレートから上部の地殻に上昇した流体が引き起こしたとしている。この流体は、太平洋プレートが東北地方の下に移動したためにできたものだ。同プレートの動きで温度と圧力が高まった内部の鉱物は脱水状態になる。放出された流体はその後、上部地殻に向かって厚い岩の周囲を動けるようになる。趙教授らは、こうした流体が十分にたまれば、断層がずれる恐れもあるため、深刻な地震のリスクが高まるとみている。1995年の阪神・淡路大震災が起きた場所の下にある岩も、同様のプロセスをたどったという。

論文によると、いわきにはそうした断層帯があり、3月11日の地震で目覚めるまでほぼ休眠状態だった。しかし、3月11日後の7カ月半には2万4000回を超える地震が記録されたという。それ以前の9年に同地で検知された地震は1300回だった。

さらに、福島第1原発はいわきの地下の地殻と同じ特徴を示す地殻の上にある。原発付近の地震活動はいわき付近に比べると少ないが、それでも上昇する流体は脅威だという。原発地殻を走る断層はこうした流体でもろくなる可能性がある。

同論文は「そのため、近い将来に福島第1原発で地震が起こる可能性について、多大な注意を払うべきだ」としている。

記者:Yoree Koh」

http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/9456/

柏崎刈羽原発の燃料集合体のねじれ問題/相変わらずのずさんさと隠ぺい体質

2012-11-28 13:45:47 | 原発
「<原発燃料集合体変形>規制委、東電以外でも調査へ
毎日新聞 11月28日(水)11時52分配信
 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)5号機で、原子炉で使った燃料集合体の部品が変形していた問題について、原子力規制委員会は28日、点検した燃料集合体47体のうち18体に変形があったとの東電の調査結果を報告した。変形はいずれも、集合体を覆う金属カバーを再利用して装着する際に起きており、同様の事例がある東電以外の5電力会社に対しても、変形の有無を年明けまでに報告するよう指示することを決めた。

 変形は今年10月、5号機の使用済み核燃料プールに保管されていた燃料集合体で見つかった。中心を貫く金属製の通水管「ウオーターロッド」(長さ4.2メートル、直径3.4センチ)が、しなうように曲がっていた。

 規制委や東電によると、「チャンネルボックス」と呼ばれる金属カバーを水中に下ろして燃料集合体に取り付ける際、力が過剰に加わって変形した可能性がある。東電は変形による支障はないとしているが、規制委の田中俊一委員長は「原子炉で欠陥燃料を使うことは許されず大変遺憾だ」と批判していた。

 東電はこの取り付け方を、1998年に別の部品の損傷が見つかったのを機に変更したが、変更前の燃料については損傷状態を十分点検しないまま、一部を00年まで原子炉内で使用していた。

 規制委によると、東電を含む6社7原発でもチャンネルボックスを再利用しており、その数は約2000体。一方、再利用ではないが、過去の定期検査でチャンネルボックスをいったん取り外したことがある燃料集合体も、7原発の原子炉内に計196体あるという。

 東電はこの問題以外にも安全確保にかかわる不手際が続いており、田中委員長は会合で「組織上の問題があるとの疑念が払拭(ふっしょく)できない。経営層に話を聞きたい」と述べ、広瀬直己社長らを呼んで話を聞く方針を示した。【中西拓司】

 ◇燃料集合体

 原子炉内で核分裂反応を起こすウラン燃料が詰まった筒状の燃料棒(長さ約4メートル)を束ねて一体としたもの。束ねる燃料棒の本数はさまざまだが、今回変形が見つかった集合体の場合は60本。5号機の原子炉には764体の集合体が収められる。ウオーターロッドは燃料集合体を冷やしたり、中性子を吸収して出力を安定させたりするため内部に水を流す管で、沸騰水型原子炉用の燃料集合体だけに設けられている」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000026-mai-soci

 原子力規制委員会の資料→http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0014_03.pdf

福島県民の県外避難は約5.8万人

2012-11-28 13:33:02 | 原発

 福島県民の避難状況の一覧です。

 →http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/kengaihinanuchiwake241101.pdf

 福島県は8年で県外避難を0にすると言っているようですが、いたずらに被曝を拡大するような施策は百害あって一利なしです。

きちんとした検証はきちんとしたメンバーで行うこと

2012-11-28 13:16:34 | 原発
「原子力規制委:原発事故究明巡る検証チーム先送り

毎日新聞 2012年11月22日 東京朝刊

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は21日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故の原因究明や検証について、「廃炉作業をしながら少しずつ原因を明らかにしていく必要がある。長期的に取り組む」と述べた。だが、放射線量が高い原子炉内を本格的に調査できるまでには時間がかかることから、早期に発足させることを検討してきた「検証チーム」は、当面見合わせることにした。田中委員長は「原子炉内まで調べる必要があるが、あと2、3年かかると思う」と指摘。そのうえで「今後、検討の態勢は整えたい」と述べた。

 政府や国会など四つの事故調査委員会は既に調査を終え、報告書をまとめた。地震によって重要機器が損傷した可能性については政府、民間、東電の各事故調は否定したが、国会事故調は「可能性を否定できない」と指摘するなど、食い違いが生じている。【岡田英】」

 規制委員会のメンバーではだめ。

 批判的な人たちでやるべき。
 
 http://mainichi.jp/select/news/20121122ddm008010047000c.html