フェスティバル・ステージでChris Noahというバンドがまず演奏してました。
リトアニアのすぐ上にある国、ラトヴィアの首都リガには飛行機で40分くらいで着きました。
ヴィリニュスよりはずっと大きく、もうちょっと進んだ感じ(?)のリガ空港。
やはり白タクに注意、とネットに書いてあったので、Uberを調べたら範囲外とのこと。
空港に窓口のあったBaltic Taxiに行き、行き先を伝えると15ユーロのチケット買わされ、それを持って外に出るとBaltic Taxiと大きく
書かれた緑色の車の行列がタクシーの行列とは別にありました。
空港から中心地へ行く間の風景
英語の堪能な運転手さんは、とてもフレンドリーで、あれこれ話してくれました。
「昨日までずっと雨で寒かったんだよ。今日がやっと夏らしい初日だ。君たちはラッキーだね!それにリガ・シティ・フェスティバルもちょうど始まったよ!いろんなイベントがあるし、マーケットやコンサートもあるから楽しいし、今夜は花火があるよ!」
おお、いきなりラーメンのお店!
「なんだかこの街、楽しい気がする!」と娘。
お天気もいいし、街並みもヴィリニュス空港周辺と比べると、だいぶ発展している様子で、あまり旧ソ連時代のくたびれた建物が
見えません。
煤けた外観からは想像できないアパートの内部。
Airbnbで借りたアパートに着き、ドアを開けると、広々とした素敵なお部屋が見えて、「おお、いいじゃない!」とさらに気分が盛り上がります。
ベッドも快適でした。
荷ほどきをしてすぐに外に出てみました。今回は旧市街からは歩いて20分ほどのやや遠いところですが、通りは広く、道はわかりやすいし、荒れている建物は結構あるけれど、よく見るとアール・ヌーヴォーの建築がところどころにあって、上を向いて歩くのが楽しい。
ネットから拝借。救世主生誕大聖堂。ロシア正教教会。
ネットから拝借。内部は写真撮影禁止でした。こういう絵が天井や壁を覆い尽くしていて圧巻です。
立派なロシア正教の教会に入り、素晴らしい内部をみて、まだキャンドルを灯して、歩き続けます。
近くの広場でマーケットが立っていました。フェスティバルの一環かな?
広場でマーケットやら何からコンサートが行われている様子、中に入ってみました。
子供用のトランポリンもあり、娘は大喜び!
おばあさんたちの力強い歌声のコンサート。ちょっとブルガリアン・ボイスみたいな地声のポリフォニー。
目抜き通りらしい道を行くと、真ん中に何か記念碑が建っていました。タクシーの運転手さんが教えてくれた「自由の記念碑」です。
旧ソ連時代は、確かスターリン記念碑と呼ばれていたと、運転手さんが言っていたような?
自由の記念碑を背に。
記念碑前の広場で、一輪車乗りの大道芸が行われていて、たくさんの人が輪になってみていました。
娘が釘付けになって、最後までみてしまった。夫や私にはあんまり面白くなかったんだけど(笑)。
旧市街に入ると、ゴシック様式の高い建物が多く、ドイツの町みたいで、低い建物の多いヴィリニュスと全然違います。バルト3国と一括りに
してしまいますが、歴史も違うし、当然街並みも違いますよね・・・。
12世紀からドイツ人の入植が始まり、ハンザ同盟に加盟した、とウィキペディアにありましたので、その時の街並みが今でも旧市街に
残っているということなんでしょうか。
下から見上げた聖ペテロ教会。
今回は持参したまま開かずにいた「地球の歩き方」を飛行機の中で読んでおいたので、「まずは聖ペテロ教会に登って街全体を
見下ろそう、それからドーム教会をみて・・・」と私なりにコースを考えていたのですが、フェスティバルの出し物などあちこちに引っかかり、
やっと教会についた時には18時過ぎて、閉まっていました・・・。
Tokyo City という後ろのお店、チェーン店らしくあちこちに見えました。
屋外ビヤホールみたいなところで一息。
何やら音がする方に行くと、川のそばに大きな舞台に大画面スクリーンが設置されて、何やら演奏されている様子。
Chris Noahのボーカルの声が好き、と娘。
DJ、地元のChris Noahというバンド、あとは懐メロなのかなあ、もっと年配の人たちがコーラスと一緒に歌ったり、オーケストラが
登場したり、夜中まで演奏が続いていました。
向かい側に座った人たちの食べかすがみえてますが、屋台のお店で買ったチキンやじゃがいも、サラダ、美味しかった!
白っぽい炭酸の飲み物は、洋梨のシードル。うっすら甘くてなかなかいけます
大きな舞台前にはたくさんの人々。両側に屋台が並び、お祭り感満載。
ほとんど食べ終わってますが、じゃがいもを回転してスライスして揚げたポテトチップ。
タクシーの運転手さんに10時から花火が始まる、と聞きましたが、実際には11時でした。屋台を冷やかして、買い食いして、
まだうっすら明るさが残っていた空が真っ暗になったのが11時近く。
川べりの壁に捕まって、目の前で花火が始まりました!こんなに近くで見たのは初めてです!!
うわ〜!!
最初からものすごい勢いでたくさん花火が打ち上げられ、フィナーレみたい・・・と思っていたら15分足らずで終わっちゃった!
8歳児にはちょうどいい時間です(笑)。
たくさんの人がごった返す屋外コンサートや花火で、とても盛り上がっていた川べりの夜。
フェスティバルは8月16日から18日までで、後1日あるみたいですが、もうフィナーレにきた感じ。
ライトアップされた旧市街にあるブラックヘッド会館。
ついでに、あと1泊となった私たちの今回の旅もフィナーレが来てしまったようで、花火後、ぶらぶらとアパートに帰る道すがら、
ちょっと寂しいような気持ち。
最後の朝だよ〜。
さてさて、リガ最後の1日、今回の旅の最後の1日、どうなるかな?