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スーパーヒーローになったつもり!
ズルズルと鼻風邪が治らない娘、でも熱も出ず、元気なので病院にも行かないままです。
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祖母宅で叔母が捕まえたハチ、娘のために標本(?)にしておいてくれました。
娘にうつされた夫、かなり鼻も咳もひどく、鍼灸治療を2回受けてもよくならず、熱が出て、ついに耳がおかしいというので、
耳鼻科に行ったら「滲出性中耳炎」と診断されました。
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スープおいし〜!
夫の耳鼻科についていき、そういえば喉がイガイガする私も診察していただいたら「喉、かなり赤く腫れてます」。鼻も出てるし、
頭痛もするし、あ〜あ、うつってしまいました・・・。
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10月14日(土)から公開です。
先週、「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画の主人公、アイリーン・グレイの研究家である、
アイルランド国立博物館の学芸員、ジェニファー・ゴフ博士が来日なさり、通訳させていただきました。
http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/
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アイリーン・グレイが建築し、家具、ラグなど全てデザインした「E1027」の居間。
学芸員で研究者の方なので、雑誌などの取材を受けつつ、大学で特別講義をしたり、国立西洋美術館で建築評論家の方と対談を
したり、といつもの映画の来日よりアカデミックな内容でした。
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FB公式ページより拝借、大学院建築学科の特別講義。
「私はアイリーン・グレイの専門家ではなくて、熱狂者なんです」とおっしゃるジェニファー・ゴフさん。本当に
アイリーンを愛しているんだなあ、と思わせる情熱的な語り口、学者としての見識の広さに、通訳しながら感服しておりました。
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国立西洋美術館でのトーク。
国立西洋美術館の建物は、ル・コルビュジェの建築として世界遺産登録されました。まさにその建物の中で、ル・コルビュジェと
ル・コルビュジェがその才能に嫉妬したとされるアイリーン・グレイにまつわる映画が試写上映され、トークがなされるというのは
なんとも贅沢ですよね。
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先週末には、お客様が続けて我が家に遊びに来てくれました。
一人は、ドイツ在住のオーストリア人の方。お友達のお友達で、「何ヶ国語もできる人なのよ」とは聞いていましたが、実際に
お話ししてみたら、なんと全部で35ヶ国語話せるそうです!!
「忘れてるのもあるし、流暢でないのもあるけれど」とおっしゃいましたが、娘の名前をヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、
韓国語、ロシア語でサラサラと書いてくださいました。
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パパを持ち上げるぞ〜!!
13、4歳の頃、エジプトだかトルコだかに家族旅行し、ヨーロッパと違う言語に魅了され、個人的に習い始めたそうです。
親友がリセに行くから、というだけの理由で、それまで普通のドイツ語の学校に行っていたのに高校からフランス語の学校に
転校し、大学では政治を専攻したけれど、ヒンディー語に興味をもち、4年ほどインドに住んだことがあるらしい。
去年旅行したナミビアの現地の言葉の美しさに打たれ、学びたいと思っているとか、ポリグロット(多言語話者)の会議に出席し、
他に10とか20カ国語話す人々と交流した、とか、いちいち新鮮なお話に私も夫も「へ〜」「ほ〜」と感心しまくりでした(笑)。
ドイツ語の教材を作る出版社で、教材を作ったり、営業をしているそうですが、「他の人が語学学習するのをみて、なんでみんなすぐに
覚えられないのか、理解に苦しんだりしないの?」と意地悪な質問をしたら、「いや、そんなことないです。僕にもわかりますよ」
というお答え。本当かな〜〜〜??
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駅のベンチでパクリ。
次の日には、出張&休暇で東京に来ていた、25年ぶり(いやそれ以上か?)の友達に会いました。
はるか昔、イギリスに高校留学した時の同期生で香港出身の彼女は、結婚して上海にすみ、今はまた香港に戻って来たそうな。
カナダの大学に通うお嬢さんと一緒に出張後のホリデーを楽しんでるそうです。
「東京は物価は安いし、美味しいものたくさんあるし、お買い物も楽しいし、大好き!今の時期、香港の友達もたくさん東京に来ているのよ」。
昔は、「香港は物価が安くて、食べ物も美味しい、ショッピングも楽しい」と日本人が言ってたんですけどね・・・
それはさておき、お母さんとは広東語で話し(お父さん家族とは北京語)、私たちとは英語で話す娘さん、途中から日本語を話し出しました!
「実はアニメが大好きで、ドラゴンボールを4年間毎日見ていたら日本語を覚えちゃったんです」
大学で1学期だけ日本語の授業をとったけれど、それはあまり役に立たなかったそうな。
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またトーフバナナココアケーキ作りました。
来日した学芸員のジェニファーさん、35ヶ国語話す人、友達の娘さん・・・好きこそものの上手なれ、だなあと実感しましたですよ。
(真逆の「下手の横好き」っていうのもありますけどね)
さらに、人生を決めるのは、好き嫌いを含む、生まれ持ったものが7割、環境が3割くらいじゃないか、とさえ思ってしまいました。
ジェニファーさんは、高校時代の美術の先生にちらりと聞いたアイリーン・グレイの話に惹かれ、その後大学、大学院、博士課程、
そして博物館でも学芸員としてアイリーンを追いかける人生を送っています。ご両親は特に建築とか美術関係ではないようですし、
そういうものに囲まれた環境でもなかったようです。
35ヶ国語話す人のご両親は特に何ヶ国語も話す人ではなく(ヨーロッパの方々なので、母語と周りの国の言葉は話すようですが)、
特に語学教育に力を入れていたわけでもなく、ご本人が勝手に興味を持ったそうです。ただ、フランス語の学校に転校したいとか、
アラビア語を習いたいと行った時にすぐに語学学校に入れてくれた、というように応援は惜しまなかったようですが、イニシアチブは
あくまで本人。
アニメが好きで好きで、ひたすら見ていたら日本語を覚えてしまった友達の娘さん。まあ、言語感覚が鋭いっていうのもあるんでしょうけれど。
それを仕事にするかどうかは別にして、そこまで好きになれるものがあるのって、いいなあ。
一時的に熱中しても、やがて飽きてしまう私には、なんとも羨ましく思えるのでした・・・。