アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

日本語を聞いて泣いたプチェムクフの女の子、ボレスワビエツでの交通事故

2016-07-17 11:32:32 | 日記

娘を迎えに来てくれたズージャちゃんと一緒でニコニコの娘。

数日前から、2番目の義姉の住むプチェムコフ Przemkow という、農家も点在する小さな村に来ています。
ご近所の仲良し、このズージャちゃんと妹のカーシャちゃんが娘とよく遊んでくれます。
前によく遊んでくれたお隣のユリアとマテウシュはどうやら休暇でどこかに出かけたらしい。


ズージャちゃんのお家に向かっています。

今回私は初めて会ったズージャちゃん。
漫画や自分で書いたアニメのキャラクターが沢山あるお部屋を見せてくれて
「日本が大好きです!本で日本語を勉強しています。お金を貯めて3年後には日本に旅行するのが夢です」
と貯金箱を見せながら、一生懸命英語で話してくれました。


ふと立ち寄った夫の幼馴染さん、2時間くらい娘の相手をしながらおしゃべりしていきました。

私と娘が日本語で会話していたら、突然ズージャちゃんがポロポロ泣き出したので、びっくり!
「日本語の生の会話が聞けるなんて、嬉しくて・・・」
そんなに日本が好きだとは・・・!

AFSという、私も高校時代にお世話に成った高校生の交換留学のプログラムを教えてあげました。
2014年にポーランドへの派遣が始まった、とありましたが、ポーランドから日本への派遣プログラムが
あるといいなあ、と願いながら。


家庭菜園やお花畑、ブランコやテーブルに椅子、スモークをする第3の台所など、沢山あるお庭。

夫が育ったこの家は、今は引退した義姉たちが住んでいます。
90年以上経つ古いセミデタッチの小ぶりなお家に、長いお庭、全部合わせて10アールの広さですが、これは
1930年代、この辺りの鉱山労働者のスタンダードな家だったらしい。


ここでスモークソーセージなども作る、「第3の台所」(なぜかこの家の中には台所が二つあるから!)

夫が子どもの頃には、他に豚や鶏もいて、かなり自給自足度が高かったようです。お店にものがない共産圏時代には、
農家でなくても、お庭で野菜や果物のなる木、食物を提供してくれる動物を育てるのは必須だったんでしょうね。


近くの湿地帯。

車で通り抜けただけですが、村の中心地は改築されていない建物がたくさんあり、なんとなくうらぶれていて、97年頃に見た東ドイツを
思い出させました。中心地をぽつぽつ囲む家々は改築、あるいは新築で綺麗なのですが、小さい村なので肝心の街中を改築するお金が
ないらしい。


車で30分くらいの「お城」。以前はサナトリアムだったそうですが、今はホテルになっています。

こういうお城が、このあたりにはたくさんあり、すべてホテルになっているらしい。
プチェムクフにも素敵なお城があったけれど、戦争で破壊されてしまった。
残っていれば、今はホテルになって、プチェムクフの中心地ももっと綺麗になっただろうねえ、と夫と話していました。


お城ホテルの中のレストランの一つ。

ガイドブックを見たら、ポーランド中に古城をホテルにした施設があるようです。
スペインのパラドールみたいなものでしょうか、一度どれかに泊まってみたいなあ。


ボレスワビエツのお店の一つ。

プチェムクフから30キロほどのいくと、陶器で有名なボレスワビエツがあります。
いくつもお店があって、模様の種類も、食器の種類もものすごくたくさんあって、あれこれ見ていたら思ったよりも
時間かかってしまいました。


パトカーの警察官に事情聴取される夫。運転していたのは義姉の夫ですが、同乗者だったから?

ボレルワビエツで、私たちの車を追い越そうとした後車が軽くぶつかる、という交通事故があり、警察を
呼びました。警察が来るまでに30分くらいかかり、そのあと、運転した人や同乗者たちの事情聴取(私は言葉の関係なのか、
何も聞かれませんでした)や車の細かい点検などがあり、両者に罰金が科されるという結果に至るまで、合計2時間以上かかりました。


お土産のTシャツを着てくれている義姉の夫。

運転していた義兄とちゃんと様子を見ていた夫によると、「一車線なのに、後ろから追い越そうとした相手が一方的に悪い」そうです(笑)。
左折サインを出していたけれど、急に右折サインに切り替えたのは義兄ですが、それでも「車間距離をしっかり取るべき」だそうで、
オーストラリアなら、一方的に相手の罰則になる、と夫。

相手は高級車に乗っていたし、地元の人らしく、警察とも知り合いみたいだから、本来なら相手だけが罰金を受けるはずなのが
自分たちにも罰金が科された、というのですが、どうなんでしょうねえ?