アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

サーファーズパラダイス、クリスタル・キャッスル、バイロンベイ

2014-11-27 07:41:41 | 日記
シドニーから飛行機で1時間ほど北上し、ゴールドコーストにやってきました。ちなみに北上すると、少し暖かくなるんですね、南半球ですので(笑)。


ホテルからの眺め。

空港からホテルまでの様子には、なんとなくマイアミを思い出させられたり、街中にでるとワイキキみたいな感じもあったり。
ゴールドコーストを一度見てみたかったのは、不動産がぐんと安いから(笑)。
オーストラリア国内、どの都市も私からするとバブルな値段なのですが、ゴールドコーストだけは、けっこう大きめの都市なのに
シドニーの3、4割安な感じ。どうやら開発しすぎちゃったらしいのです(笑)。


にょきにょき高層ビルがたくさん。


後ろの黄色いのは路面電車です。

街中は、スクーリーズという、共通一次試験みたいなのが終わった高校生が羽目外しをする休暇を楽しむ若者で
溢れかえっているのですが(たまたまその時期にぶつかってしまった)、一歩ビーチにでると、ひっそりとしています。
キメの細かい砂は、歩くとキュッキュッと音がして、娘も「気持ちいい〜!」。


この砂、好き。

メドゥーサというクラゲ

なぜか海には誰も人がいません。このメドゥーサというクラゲ、刺されるとかなり大変なことになるらしいのですが、それが
けっこう打ち上げられていました。だからかな?
外海なので、海水温度は低く、少なくとも私は、たとえクラゲがいなくても、ここでは泳げません・・・。


蜃気楼のような街。メドゥーサが点在してるのが、見えます?

ビーチから街をみると、なんだかシュールな感じがして、合成写真でも見ているよう。いつから開発されたのか知りませんが、
な〜んにもないところだったんでしょうね。気候は温暖で、お天気の日が年間300日くらいあるらしい。
家賃も物価も他よりは安めだし、オーストラリアに住むとしたら、こういうところもいいのかな、なんて一瞬考えたり、
でも単調すぎるかなあ、飽きるかなあ、とすぐに考え直したり(笑)。


いきなり登場した、中国人中年女性集団。

さて、昨日は車で1時間ほど内陸部を南下した、クリスタル・キャッスルという庭園に行ってみました。
バイロン・ベイという名前をよく聞くので、そこに行ってみたいとは思っていたのですが、お友達が、クリスタル・キャッスル
がいいよ、と教えてくれたのでした。


大きなクリスタル!


もちろんクリスタルもたくさん売っています。

文字通り、大きなクリスタルがたくさんある庭園で、色とりどりのお花が咲き乱れる中で、チベット仏教のストゥーパがあったり、ヒンズー教の神様の
像があったり、とても美しいお庭でした。


奥に仏像があります。


チベット僧たちが世界平和のためにお祈りをあげたというストゥーパ。


竹林の向こうにヒンズーの神様の像。


霧が立ち込める林。

雨が降っていたので、お庭はしっとりとより神秘的な雰囲気で、静かな気持ちになります。
熱帯とも少し違うお花や木に囲まれたクリスタルや仏像は、エキゾチックでもあり、いろんな場所のものが
交流している不思議な雰囲気を醸し出していました。すぐにキャーキャーと子猿化する娘も「シーッね」と
口に指をあてて、「ここ好き」と珍しく静かに喜んでいます(笑)。


夕焼けがきれいなバイロンベイの街。

クリスタル・キャッスルから30分くらい運転すると、バイロン・ベイがあります。ヒッピー的な場所だとか、いろいろ
な話を聞いていたのですが、う〜ん、それほどでもないかなあ。ファーストフード店を街が拒絶した、と聞いていましたが、
バスキンロビンズのアイスクリームはあるし、チェーン店のスーパーや洋服、カフェもあり、どこか他の街でもありそうな
風景。


バイロンベイのビーチ。

ただビーチは穏やかで、なんだか平和な気分になります。バイロン・ベイ、つまりバイロン湾、という湾なので、波が穏やかで少し水温も
高めです。曇りだったので、海と空が鈍色にひとつになったような光景は、妙に心打たれました。
ヒッピーたちが反応したのは、このなんとなく平和な雰囲気だったのかな、と想像してみたり。

ここバイロン・ベイも、スクーリーズを楽しむ高校生がたくさんいました。ヒッピーみたいな人たちもいましたが、
それよりも私たちのような普通の観光客がもっとたくさん。街の入り口近くに「開発過多への対策について至急タウンミーティングを
招集する」という告知板がありましたが、地元民も危惧してるんでしょうかね??