映画祭の合間に、「天才スピヴェット」という映画の主人公の男の子、カイル・キャトレット君の取材をひとつだけお手伝いしました。
「天才少年スピヴェット」
朝早いテレビ番組の生放送だったので、前夜夜中すぎに帰宅したあと、朝5時起き!
緊張してあまりよく眠れませんでしたが、来日していた主演の男の子とその妹さん、お母さんの3人家族が
なんともかわいらしく、心温まる人々だったので、寝不足で不機嫌にならずに、にたにたしてしまいました(笑)
テレビで披露した総合格闘技チャンピオンの技
カイル君、11歳にしては小柄ですが、細面で繊細な顔立ち。将来ハンサムになりますね〜。
楽屋で待っている間に、ちょっとおしゃべりしましたが、映画やテレビで子役として仕事をしているとは
思えない初々しさ。
たまたま富士山が見えたので、「休火山だけどあれが爆発したら東京も灰だらけになるんだって」と話すと
「ああ、アメリカの西海岸にあるxxx火山がxxxx年に噴火した時、東海岸のニューヨークまで灰が飛んだっていう話があるんだよね」
(xxxとあるのは私が忘れてしまったからです、ちなみに)という当意即妙な受け答え。
「そうそう、天才少年スピヴェットを撮影していた時に、僕もカメラを回していたんだ。初めて映画をつくる時に
よくある失敗について映画をつくろうと思ってるんだよ」
おお、さすが!
さらに、総合格闘技世界チャンピオンの腕前をテレビカメラの前で披露してくれたついでに、6ヶ国語で自己紹介してくれたり、
文武両道に秀でた天才ぶり。
ついでに8歳の妹さんもテレビで活躍する子役であり、5ヶ国語話し、バレエが好きで、ついでにささっと描いた絵は
ものすごい上手という、マルチな才能の持ち主。天才兄弟なんですね。
ロシア出身というお母さんに「どうしたらこんなになんでもできるようになるの?って馬鹿な質問だけど」とおもわず聞いてしまいました(笑)
するとお母さんは「自分からあれがやりたい、これがやりたいって言い出すのよ。私は、そんなに時間ないわよって抑えるのよ」
う〜ん、さすが天才は最初から違うらしい。
「学校はどんな学校なの?」とまだ質問する私(笑)。
「ホームスクーリングよ。だって映画撮影で6ヶ月くらい家をあけたりするんですもん。日本の子役の人たちは
どうしてるの?」と逆に質問されてしまいました。どうしてるんだろう??
何か、おっしゃりたいことでも?
語学については、アメリカ在住なので普段は英語だけれど、家の中ではロシア語オンリー、なので自然にバイリンガル。
あとは子供達が習いたいというので、学校に行かせただけ、だそうです。中国語は、公園で誰かが話してるのを聞いて、
やりたいと思った、と本人の弁。ヌンチャクなどを使う、武道というか総合格闘技をその前にならっていたので、
中国的なものに親しみもあったんでしょうね。
私の子供について聞かれたので、「3歳で、夫がポーランド出身でオーストラリア在住25年くらい、日本語ができないので
娘と英語で話しています。シドニーでは義母がポーランド語しかできないから話しかけていたけど、全部忘れたみたい。
保育園でどんどん日本語を吸収していて、英語の発音とかちょっと変になってきてる。2ヶ国語だけで精一杯で
ポーランド語まで手が届かない」と話しました。
するとお母さん、とたんに自信に満ちた話ぶりで「ああ、3歳ではまだ早すぎるわ。もう少し大きくなって
からね。そして少しずつ言葉を足していけばいいのよ」というアドバイス(笑)。
ドーナツおいし〜!
ま、6ヶ国語話せなくてもいいんだけど(笑)。
とりあえず自分からやりたいと言い出したことには、興味があるから努力もするんだろうな、となんとなく
普通の子供にも応用できる形で理解することにしました。とはいえ、娘はやりたいって言うけど、すぐに
いやになるんだけどな〜(笑)。ま、母親譲りってことで、仕方ないですね。
いろんな写真あるのね。
さて、シドニーのアパート引き払いのために、少しずつ物事を片付けています。
先週シドニーのアパートに引き取る家具などを調べに来るはずのVinniesは、担当者が病気で来れませんでした。
来週の火曜日4時に来てくれるそうです。私たちの到着は月曜日の早朝です。
わずかな時間しかありませんが、その間に家具、食器、電気製品など
欲しいものがあるかどうかチェックしたい方はどうぞお気軽に連絡をくださいませ。
さらに、また私は行ったことのないゴールドコーストもちょっと見てみようと思い、帰国日を延長して
12月3日にしました。
ゴールドコーストから車で1時間くらいの、バイロンベイも見てみようと思います。ファーストフード店を拒絶したという
街で、ちょっと面白そうです。
他にも面白いお店や観光スポットなどオススメがあったら教えてくださいね〜!