草を枕に寝っ転がると
そこに空がありました
空を眺めるのは
ずいぶん久しぶりのことです
幼かった頃はもっと
空を見つめていたような気がします
けれどいまそこにあるのは
あの頃の空ではありません
空は空のまま
なにも変わらないはずなのに
まぶたを閉じると
草と陽ざしの匂いが微かにしました
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