ひとすじの
白く長い坂道をのぼって
たどり着いた峠の向こうを眺めると
先細りの
下り坂の行き着くところに
気だるく光る
海のかけらがありました
陽射しにはまだ
夏の名残が潜んでいて
けれど
あたりの静けさは
なんとも心もとなくて
この坂をおりてゆけば潮風に
涙の味が香るでしょうか
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