べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

背中の景色がゆらゆら揺れて

2017年10月07日 15時07分45秒 | 哀愁

あゝ そうか なるほど
まったく 
こういうことだったのですね
胸にぽっかり穴があいたようなとは
ずいぶん使い古された言葉だけれど
これがそういうことなんだと
いまならわかるような気がします
胸の穴をのぞきこむと
背中の景色がゆらゆら揺れて
なんだかゆがんで見えるから




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