べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

さびしくて さびしくて

2009年11月23日 12時33分56秒 | 哀愁

凍てつく夜空に
星がきれいに咲いてます

このところなんだかさびしくて
さびしくて さびしくて
ふと胸をよぎるのは
いまは遠いあなたのことばかり

さびしくて さびしくて
泣きたくなるほど さびしくて
凍えた唇からぽつりと零れ落ちたあなたの名前は
白い吐息とともに揺らいで消えていきました

さびしくて さびしくて
心が押しつぶされてしまいそうなほど
さびしくて
ふるえる肩をひとりでそっと抱きしめてみたのです

さびしくて さびしくて
身もだえるほどに あまりにも
あまりにもさびし過ぎて
凍てつく夜空の星が
幾重にも 幾重にも滲んで見えます





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コメント (4)
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