銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

スノークイーン ~雪の女王~

2020-08-17 00:03:06 | さ行
今宵は2002年制作の「スノークイーン ~雪の女王~」!
初回限定アウターケース仕様。
デンマークの有名な童話作家アンデルセンの「雪の女王」を題材に、ほぼ原作に近い形で実写化した作品。原作では少年と少女の物語だが、本作では年齢を18歳まで上げてのファンタジー・ロマンスに仕上げてある。元々、TVドラマとして制作されたため、2部構成の3時間の長編で、日本劇場未公開。

幼い頃、冬に母親を亡くし冬嫌いになったゲルダ(チェルシー・ホッブス)の父親が経営するホテルにベルボーイとして雇われたカイ(ジェレミー・ギルバート)がやってくる。身分違いではあったが、二人が恋に落ちるのに時間はかかららず、互いに好意を寄せていた。いつものように夜のスケートをしていたとき、カイは目に痛みを感じ、その直後から人が変わったような言動をし始め……という導入。

2部構成3時間は長い。メリハリがあるならまだ良いが、無駄に尺を取った部分とかが気になる。特に原作に沿っているのは良いが、春の魔女、夏の女王、秋の山賊どれもが長く感じられてしまった。CGを使用した映像の出来は良いので、見ていて飽きないが、物語の進行がちょっとという感じ。雪の女王(ブリジット・フォンダ)の美しさを十分に引き出せていないのも気になるところ。
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