あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

ペルー戦追加(マスコミの反応について)

2005-05-23 13:19:56 | サッカー
 ペルー戦後の選手のコメントやマスコミの反応を見ての感想を付け加えておきたいと思う。

 選手のコメントは、敗因などを冷静に分析しているものが多くて、(「宮本のコメント」)、最終予選までに修正してくれればという感じだったが、マスコミコメント、記事は、相変わらず先入観や思い込みに沿って記事を書こうとする意図が見えすぎて、もっと専門的、多角的な視点が欲しいといつもながら思ってしまう。例えば、「ペルー監督会見」に見られる日本人記者の、「―前半の日本を消極的に感じなかったか?」などに見られる、自分の書きたい答えを誘導しようとする意図が見え見えな質問。(ペルーの監督に、紳士的にその質問には答えられないと断られている。日本人記者は、もうひとつ答えてもらえない質問をしている。日本の実力が南米ではどれくらいに位置するか聞いて、「エチケットとしてお答えできない。」と言われている。)このような、やりとりを見て思うのは、サッカーというスポーツに対する理解の深さの違いである。ペルーの監督の相手に対する礼儀を失わず、且つサッカーというスポーツへの深い理解から発せられるコメントに対して、日本人記者の質問は、余りにも単一視点的な思い込み誘導質問だなあとがっかりしてしまうのだ。FWの決定力不足という視点に拘るあまり、それらは、相手ディフェンスとの関係やゲームプランとの関連で論じられるべきだと思うのに、(―「アレックスを抑えることができた」というペルー監督のコメントもあった)、余りにも単純に前半と後半を比較してしまう。相手に答えてもらえない質問をした記者は、自らの不勉強を恥じて、もっと勉強してほしいと思わざるを得ない。確かに大黒が入って、前の動きは活性化したようには見えたが、結果的にはペルーの固いディフェンスから点を取れなかったし、ロスタイムに失点してしまったのは何故かという点に言及している記事は見当たらなかった。大黒ー稲本コンビをよいしょする記事はたくさん見かけたが。
 まあ、選手たちがわかっていれば、マスコミは無視していいってことでしょうかね、とあきらめてみますが。

追:ロスタイム失点に関しての稲本のコメントがちょっと気になった。「監督から上がって攻撃しろと言われていた。」んーっ、何処かで聞いたようなセリフだと思ったら、イラン戦後の中村のコメントとそっくりじゃないか。臨機応変という言葉があるでしょうに、と思うのは私だけでしょうか。危機を一々指示されないと対処できないってこと?それとも、稲本も吹っ飛ばされてボール取られて(失点)したけど、フィジカルが意外に弱いって事?ジーコにしたら、上がるか下がって守備するかぐらい自分で考えろってことだと思うけど。私には、得点力不足より、中村や稲本の危機予知能力の無さが気になりますが・・・。コメントも気楽すぎるっちゅうか・・・。

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