あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

テレビの中の出来の悪い役割モデルたち(細木数子、明石屋さんま)

2005-11-30 01:11:15 | 教育
 子育てに関するふたつの記事を書いていて、ふと気付いたことを書いてみたい。
 
 前回の投稿の最後にも書いたのだが、「明石屋さんまは出来の悪い”役割モデル”である」、あるいは 「さんまの番組”から騒ぎ”は細木数子の番組に似ている」ということに気付いた。
 
 彼が、例の(もう恋がどうこうという歳ではないのであまり見たことは無いですが)「恋のから騒ぎ」やその他のトーク番組で、若い女の子や芸人たちに向かって恋愛薀蓄話や自分の女性観を語っている様子が、その不完全さにおいて、細木数子が彼女の番組で若い芸人たちや女の子たちに説教している図に重なって見えたのだ。
 私は、さんまが、現在において若い世代にどれだけの影響力があるのかは知らないが、若手芸人たちやテレビをよく見る層にはまだまだ絶大な支持を受けていると思うので、そんな彼が「俺は子どもを産んでお母さんになった女は駄目なんだなあ~」とか、若い女の子に(ご丁寧に”説教部屋”などと名前を付けて)説教を垂れているのを見ると勘弁してくれと思う。「このひとは何歳まで”恋がどうたらこうたら ”言い続けるつもりだろうか 」、と思う。そしてこんな”出来の悪い役割モデル”しかいない日本の若者たちを可愛そうに思う。私は、芸人さんまは決してきらいじゃないし、例の”説教部屋”も大人が見ることをとやかく言うつもりはない。彼の「サトウキビ畑」のドラマでの演技などは評価しているし、今時の若い芸人たちよりもずっと常識も教養もあると思う。彼の時おり見せる父親としての感想に共感したりもする。ただ、「彼の恋愛論だけはもううんざりなのである。」若い子たちには、「彼の女性観や恋愛論を真に受けても幸せにはなれないよ 」ということは声を大にして言っておきたいと思う。(皆がわかっていて、「反面教師」として聞いているなら、それはそれでよいのですが、番組の出演者たちを見ているとどうもマジに聞いているとしか思えないので)

 それにしても、「から騒ぎ」に出演している女の子たちには、どうもバブルの時代の尻尾がくっついているようなセンスの古さを感じてしまうんだが・・。その出演者のセンスの古さ加減が、さんまの恋愛論とほどよくマッチしているのかもしれないが・・・。

 今日の格言:  恋愛を語っているさんまは、”思春期気分のオトナ”でしかない

 (「役割モデル」、「思春期気分のオトナ」については前二つの投稿を参考にしてください。)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿