あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

「シュレック3」( 少し追記しました )

2007-11-19 00:31:26 | 映画・ドラマ
 「シュレック3」をDVDで観た。3まで来ると、「ちょっと・・・、」と言うものが多いので、あまり期待せずに観ましたが、結構面白かったです。一番面白かったのは、フィオナの(カエルの)父王が亡くなって、王の遺言で次期王にと望まれたシュレックが、自分が王位に就きたくないために迎えに行った、もうひとりの王位継承者、アーサー・ペンドラゴンが、父親に捨てられたトラウマに悩む、ヘタレでいじめられっ子のキャラだったことです。現在は退職している、アーサーの高校のかっての魔術の先生、マーリンが、彼のことを「教科書どおりに病んどる」と評するところなどは、笑わせてもらいました。
 それにしても、2話の悪役チャーミングが、復活と復讐を期して、今回も性懲りも無くメインの悪役として出て来たのには、「またかよっ」と突っ込みたくなりましたが。

 追記:今回のシュレックの特徴のひとつに、チャーミング王子も含めて、ディズニーのプリンセス・ストーリー、「白雪姫」、「シンデレラ」、「眠り姫」などへのおちょくりがあります。そして、チャーミングの軍団がホウキに乗って攻めて来るところが「ハリー・ポッター」風だったり、お城で上演されるチャーミングの劇のテーマ曲が「パイレーツ」風だったりというところもクスッとしますし、挿入曲として、ウイングスやツェッペリンなどの懐かしいロックが使われているところなどは、ある年代以上の方にとっては、お楽しみポイントかなと思います。ただチャーミングが死んだのかどうかや、ドンキーと猫の入れ替わりを元に戻したマーリンが、その後「マズい!」と言っていたところなどは続編に続くのでしょうか。

 私は、字幕版、吹き替え版両方観ましたが、それぞれに一長一短あると思います。吹き替え版は、アーサーの高校のシーンのセリフが今時高校生風になっていて、字幕版より面白かったです。そのあとの、シュレックがラップでアーサーの機嫌を取ろうとするところとか、マーリンが「スピリチュアルワールドへようこそ」とか言うところも日本風アレンジだったし。でも、チャーミングの心理とか、作品のテーマとかの伝えたいこととかは字幕のほうがわかりやすいかなと思いました。