鮎太郎のラストファイト

 鮎釣りを始めてから36年が過ぎました。
北は新潟、南は熊本まで機会がある度に遠征しています。
今期も行くぞー!!

2024 2月6日(火) 4DXを体験して来ました

2024-02-06 20:56:15 | 映画

 映画の変遷を訪ねて見ると、小生の生まれた1946年をさかのぼる事15年前の
1931年が、日本におけるトーキー映画(白黒映像)の始まりでした。
 それより以前は、昭和の初めから無声映画の時代が続いていました。
 (我が母親が良く言っていた 活動弁士がスクリーン横で解説していたらしい)

 私が初めて見た映画は、1955年56年制作の『白蛇伝』と『力道山物語』でした。
白蛇伝での八千草薫さんがあまりの美しさに只々うっとりと見ているだけでした。
(主役が、池辺良さんと山口淑子さんだと知ったのは後に大人になってからでした。)
確か 近鉄南大阪線の北田辺駅前の北田辺劇場で観た記憶があります。

 同時期に作られた『鳳城の花嫁』が東映 総天然色 シネマスコープと華々しく
宣伝されて見に行った覚えがあります。(配役=大友柳太郎・長谷川裕見子・中原ひとみ)
この映画からカラー映画と横長スクリーンが主役になった模様です。

 その後、シネラマや70㎜の大画面の映画が次々輸入されて行きました。
高校生になった頃から、運動はサッカーで 暇な時間は映画館へ通う青春時代となりました。
『西部開拓史』から始まり『マッケンナーの黄金』 『ベンハー』 『エルシド』
『ソドムとゴモラ』 『十戒』 と続いた記憶があります。
 この頃は、高校に映画部があり、チケットを安く買うことが出来たのです。
近鉄奈良線にあった学校なので、終点の上本町にあった『近映大劇場』と提携(?)していて
多量購入で安くなった模様である。

 高校卒業後、社会人となってからでも映画好きは変わらず、邦画・洋画にこだわらず
毎週のように映画館通いは続いておりました。
邦画で言えば、大映の座頭市シリーズ 眠狂四郎シリーズ 日活の石原裕次郎 小林旭
東宝の黒沢明映画 森繫久彌の社長シリーズ 松竹の文芸作品 等々見逃していた訳では
有りませんでした。
 その後、洋画界もSFX作品が導入され、SF作品が多く出回るようになりました。
古くは『2001年宇宙の旅』 『未知との遭遇』 『ET』 『スターウォーズ』
『スーパーマン』 『ターミネータ』 『エイリアン』  と続き
活劇もので『インディジョーンズ』 『バックトゥザフューチャー』と見逃せない映画が
続きました。 (未だまだ書く事はあるのですが、このへん迄にしておきます)

 さて、本日 経験した『4DX』は次世代の映画となるのではないでしょうか・・・
映画作品と同調して、シートが前後、左右、上下に動くとともに風やミスト、香り、
ストロボなど五感を刺激する多数の特殊効果が連動して動くのです。
 シート周りの動きが大きな特徴となっており、まるで小型のジェットコースターに乗って
自然界を体感している感じでした。

 今回 鑑賞した映画は 『ゴジラ ー1.0』でした。
ゴジラが歩く度に ドーン  ドーン と爆音と共に座席が大きく振動するのです。 
戦艦が海上を疾走する際は、波に乗っている感じになり飛沫もかかるのです。

                
     ゴジラのパンフ       入口             映画館内           ツインゲート外観

 家内を誘うと断って来ました。 行かなくって良かったと思いました。
映画好きの私が、最初のころは酔った様な感じになっていました。
注意書きに「100cm未満の身長の方は鑑賞出来ません」とあったのが分かる気が
しました。
 入場料も通常料金+1000円となっていました。

 しかし、これも映画の変遷の一幕となる事でしょう。



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