飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

2023年東北の旅 4日目

2023-05-16 20:21:12 | 旅(freedom person)

釜石市ウノスマイトモスで目覚めた朝…。

思った通り、ここは車中泊に最適でした!

列車も、夜8時くらいが最終だし、今回は他には駐車場に車はなし…。

ぐっすり寝かせて頂きました!

 

今日は、出来心でいきなり予定を変更!

再び、山の方へ進路をとり、昨日行った遠野を通り過ぎて、秋田県は十文字を目指します。

十文字の道の駅です。

ココは、きれいなトイレに、充実した販売所があります。

掘り出し物も結構あるので、ここでしか買えない、秋田名物を物色します。

 

その後は、無料で走れる湯沢横手道路をひた走ります…。

それにしても天気がいいですね!

 

やってきたのは、山形県舟形町。

ここは平成4年に、東北中央自動車道の工事中に、偶然「縄文の女神」が出土した場所です。

この土偶ですね!

私、この土偶、完成された美しさを持っていると思うんです…。

抽象化された形に、均整がとれたプロポーション。

そして、何といっても驚いたのが、腕が省略されていることです。

どうして、こんな美しい姿を持つ土偶が存在しているのでしょうか?

不思議でたまらないのです…。

天を仰ぐその姿より、おそらくこの像は、神に対する畏敬の念を表しているのだと思います…。

この縄文の女神のことを、もっと知りたくて、今日はここまで来てしまいました!

 

まずは、この土偶が出土した場所へ…。

西ノ前遺跡です。

ここの遺跡は、現在、その上から土がかぶせられて保存されています。

ちょっと小高い丘になっていて、どうやら集落があった場所のようですね。

 

この縄文の女神が、他の土偶と一線を画するのは、完全体で発掘されたこと…。

縄文時代、土偶は呪術に使われた可能性が高く、どの土偶も壊された状態で発掘されています。

しかし、この縄文の女神は、壊されていなかった…。

おそらくですが、他の土偶と違い、信仰の対象などとして使われていたように、私は思います。

そんな風に、この縄文の女神に対し、いろいろと想像を巡らせて考えてみることが、たまらなく楽しいのです!

 

この近くにある、舟形町歴史民俗資料館にも行ってみます。

小さな資料館ですが、係の方が、丁寧に説明して下さいました。

この舟形町で、縄文の女神が出土したことに、誇りを持たれているようです。

ここでは、縄文の女神のレプリカと共に、先ほどの遺跡から出土したものが、展示されています。

 

じっくりこれらの資料を見た後は、直ぐ近くにある若鮎温泉にゆっくりつかります。

 

この後、本日も新しい車中泊ポイントへ…。

尾花沢市 徳良湖公園駐車場です!

ここは、きれいなトイレに、水場、更に、200メートルのところに市営の銭湯もあります。

平日にもかかわらず、既に先客の方がいらっしゃいますね!

これほどのロケーションなら、当然かもしれません…。

 

陽気が良いので、リアゲートを開けて、夕食を楽しみました!

 

コメント
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