穴があけられたピッチトリマーを、ひとつひとつ、ブラシで磨き上げていきます。
これは、ピッチロープを傷つけないためで、丁寧に磨き上げないと、アルミについたわずかなバリでも確実にロープをいためてしまいます。
ちなみに、ピッチトリマーの調整は、一人一人違う状態で出荷されています。
具体的には、ユーザーの体重と重心位置、更に、そのユーザーの技量も考慮に入れ、ハーネスのバランスも変えて作るため、当然ピッチトリマーの調整もそれに応じて変更して出荷されています。
あまり説明すると複雑になってしまうのですが、一般には、ピッチトリマーのロック力が柔らくなるほど、扱いやすいハーネスになっていると思ってもらって間違いありません。