外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

2008年 「抗糖化」元年!

2008-01-01 14:59:52 | 抗糖化

アンチエイジングには、「抗糖化=アンチグリケーション」がこれからのキーワード。

「抗酸化」という言葉は、よく知られていますが、
これからは「抗糖化=アンチグリケーション」が重要になってきます。

 老化の原因は数々ありますが、フリーラジカルによる酸化はもちろんですが、
最近では、AGE s(Advanced Glycation End Products:最終糖化生成物)の
体内での蓄積が、老化の原因として重要である事も明らかになってきました。

 糖尿病合併症(網膜症、腎症)、動脈硬化性病変、アルツハイマー病においては
健常者に比べて、AGEsの蓄積が進んでいるといわれています。

 皮膚の真皮にあるコラーゲンで「糖化」が生じると、コラーゲン中のアミノ酸と糖が結合してグルコース誘導架橋結合が形成され、コラーゲン線維が互いに結合してしまいます。このような架橋結合が多く発生(老化架橋)すると、皮膚本来の弾力性が失われてしまいます。つまりこれが、加齢によって肌のハリが失われる原因なのです。
 また、架橋構造は身体にとっては本来存在しない「異物」であることから、
分解酵素(コラゲナーゼ、エラスターゼ)の分泌量が増えるため、架橋構造よりも
正常なコラーゲンやエラスチンが分解されやすくなり、いっそう肌の弾力性が失われるとともに肌が脆くなり、さらにはシワ、タルミ、クスミの発生につながってしまいます。

 このように有害なAGE sの生成をブロックすることが、これからのアンチエイジングの向かうべき方向なのです。
 
 外科医歴22年の筆者が、高いAGE s生成阻害作用=抗糖化作用、例えば3DGで82.8%、CMLで92.3%という優れた生成阻害率を示す素材と偶然出合ったことから、アンチエイジングと糖尿病合併症予防の研究を開始。

 これからの展開を、どうぞお楽しみに!



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