まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

映画 バジュランギおじさんと、小さな迷子

2019-03-02 00:06:14 | 映画(劇場鑑賞)



底抜けにお人よしのインド人青年と、
声を出せないパキスタンからの迷子の少女が、
国や宗教を超えて織り成す二人旅を温かく描き、
世界各国でヒットを記録したインド映画が日本上陸。

主人公パワンを演じ、インドで最も影響力のある大スター、
作品のプロデューサーも兼ねているサルマン・カーン。
迷子のシャヒーダー役には、撮影当時6歳、
超人気子役となったハルシャーリー・マルホートラ。

誰もが心惹かれる表情と目だけで演技する少女に
(何しろ声が出せない役ですから)
予告版だけでノックアウトのまるみは、
ツレを誘って大森へと向かったのでした。

声が出せないシャヒーダーは、パキスタンの小さな村から
インドのイスラム寺院に母親と願掛けに来た帰りに
母親とはぐれ、一人インドに取り残されてしまいます。
(このはぐれかたはムリもないわ

そんなシャヒーダーが出会ったのは、パワン。
ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者であるパワン。
警察へ行っても無駄で、預かることにしたものの
シャヒーダーがパキスタン人でイスラム教徒と知り驚愕。

歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立する
インドとパキスタンですから無理もないこと。

大事なお金を支払って怪しい旅行代理店に預ければ、
売春宿に売り飛ばされそうになり、
パワンはシャヒーダーを家に送り届けることを決意し、
パスポートもビザもない、国境越えの二人旅がスタート。

国境では警備隊に捕まり、パキスタン国内では警察に追われ、
波乱万丈でありながら、笑いと冒険に満ちた700kmの旅。
人の善意が物語を紡いでいく極上エンターテイメントに
彩りを与えるインドの壮大な大自然。

インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方や
国境地帯などでもロケ、砂漠に山岳地帯も楽しめ、
予測不能のラストシーンも圧巻。

笑って、泣けて、感動して、温かな心にしてくれる
このような映画を創り上げるボリウッドに大喝采
159分スクリーンに釘付けのツレを初めて見ましたが、
大切な人と観たいイチオシの名画です。

監督:カビール・カーン
出演:サルマン・カーン/ハルシャーリー・マルホートラ
カリーナ・カプール/ナワーズッディーン・シッディーキー
2015年/インド/159分

キネカ大森

2019.2.16
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クラウン・プリンセス 地中海クルーズ サントリーニ島 フィラ

2019-03-01 00:01:44 | 2018夏クラウン・プリンセス 地中海クルーズ



カフェやブッティック、みやげ物店が
軒を連ねるサントリーニ島の中心の街フィラ。
サントリーニ島観光で外せないエリア。







青と白の美しいコントラストで有名な人気観光地、
白い建物に青いドームを映像や写真など
見たことがあるという方も多いかと思います。







赤茶けた断崖の上にも下にも
建造物を創り出してしまうなんて驚きです。







クレタ島より移り住んできたクレタ人により、
島に文明がもたらされたのは、紀元前3000年頃。

クレタ文明は、この地でキクラデス文明として
発展しますが、大噴火によって
一瞬にして歴史の舞台から姿を消しました。

謎に包まれた歴史から、ここが幻の
アトランティス大陸だったと噂されています。







最近では、1956年に大噴火が起こり、
この街の大部分が焼失、現在の街並みは
それ以後にできたものがほんどなのだとか。







端から端まで距離にしておよそ2km、
アップダウンがありますが、1時間あれば
歩き切ることが出来るほどです。







とにかく歩き回ってみるのが「イア」の楽しみ方。
ふと見上げると青空に映えるブーゲンビリア、
まあ、新郎新婦まで

ちょっとした光景もフォトジェニックなサントリーニ島。
カメラ片手に散歩していると時間が経つのは早いもの。







眺めの良いカフェやレストランへ寄るのも良いし、
雑貨や可愛い小物を売る店などにも
立ち寄りたくなります。







この教会はイアの街の中心部に位置しており、
教会を基準にして行動すると良いでしょう。
ここを境に街の雰囲気も変わるのも興味深いです。







自然が作り上げた芸術は美しく、それを満喫できる
ベストシーズンは晴天の続く7~8月です。
目に入るものすべてが美しく見えてしまうような
世界有数の絶景スポットがサントリーニ島。







日陰が恋しいほどの暑さは覚悟しておきましょう。

ギリシャ・サントリーニ島

2018.7.8
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