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地中海に臨むスペイン東海岸の港町、バルセロナ。
19世紀の天才建築家、アントニ・ガウディが手掛けた
数々の建築物が今もその姿を残していますが、
未完にしてモデルニスモ建築の最高峰と称される
唯一無二の歴史遺産がこのサグラダ・ファミリアです。
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当日チケットは売り切れることが多いので、
事前のインターネット予約が安心の人気の観光スポット。
スペインで最も観光客を集めるモニュメントです。
出発前に入場できないことを知らせれており、
外観のみの見学となりました。
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1882年3月に着工が始まり、翌年31歳のガウディが
2代目建築家として就任、1926年に事故で不慮の死を
遂げるまで情熱を注いできたサグラダ・ファミリア。
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1980年代には、完成まで300年はかかると予想されていたものの
まるみが訪れた1997年には、大幅に短縮されていて
最後の海外旅行は、完成されたサグラダ・ファミリアを
見学するためにスペインを訪れることでした。
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しかし、完成予定はさらに早まっており、
没後100年にあたる2026年に完成予定になっているようです。
スペインの経済成長や拝観料収入などに支えられて進捗は加速、
21世紀に入ってから導入されたIT技術を駆使した成果などで、
予定されていた工期が大幅に短縮されるようです。
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現在でも寄付金と入場料のみで建設が続けられており、
内部見学をして感動をしたまるみは、
当時の通過ペセタを寄付金箱に入れました。
そうした多くの人の気持ちも工期短縮の要因の一つでしょう。
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それにしてもスペインの夏は暑い
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木陰で待機したい、ガイドさんの熱のこもる説明も
日本語なのにだんだん聞き取れなくなるような・・・。
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聖堂の南西側にある入り口が受難のファサード。
キリストの受難、死、復活を表しています。
ここから入場し、聖堂内部を見学するのがルート。
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ガウディが自ら指揮をとった生誕のファサード。
建物の北東側の入り口にあたり、最初に完成した部分です。
キリストの生誕に関する装飾が施されており、
日本人建築家の外尾悦郎氏も彫刻を担当されています。
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建設開始から長い年月が経っているため、
建築と並行して既存部の修復も行われています。
完成が楽しみなサグラダ・ファミリアです。
スペイン・バルセロナ
2018.7.14
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