まるみのあっちこっち巡り

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今も江戸時代の風情を残す名所 品川浦 舟だまり

2021-10-09 23:25:03 | お出かけ 東京



JR品川駅から徒歩圏内、水辺の歴史が漂う風景に出会えます。
埋め立てられずに東京湾から続く運河が今も残り、
昔ながらの舟だまりが現存しているのです。
現在もその水運が活用されています。







かつて品川浦は、獲れた魚を江戸城へ納める漁村の一つ。
豊富な水揚げを誇り、海苔の主要な産地でしたが、
東京港建設のため1962年に漁場権利を東京都に譲り渡し、
翌年品川周辺の海苔養殖は幕を閉じた歴史があります。







現在では、つり船や屋形船が舳先を並べています。
映画「釣りバカ日誌」のロケ地にもなった場所とか。







品川の古い家並み、その向こうの品川駅周辺の再開発の
品川インターシティ&品川グランドコモンズなどの
ビル群との対比は東京を象徴する風景です。







交通至便な品川、羽田空港も近い物量の拠点ともなっています。
ANA機もより近くを飛行しているように思えました。







昔ながらの船溜りと背後にそびえる高層ビル群、
驚愕の新旧のコントラスト。
写真や絵に残しておきたい場所です。







小型船舶用の停泊水域を舟だまりともいいます。
品川浦周辺の街並みはとても静かで、
時が止まったまま時間が流れているかのようです。
品川駅から少しだけ足を延ばしてみて下さい。

東京都品川区東品川 1

2021.9.24

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