aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

樽前山東山頂上

2006-12-16 13:30:05 | 山歩き


11月19日夕日に照らされた朱いドームを写そうと登り始めました。
下山途中の4組に会いました。
どうも上は風が強いらしい。

私が登るより太陽が沈む方が早い。
途中の写真は撮らないでとにかく頂上へと登りました。
40分ほどで頂上に着きました。 標高1022m
ドームが一番高いのだが、登れないので一応ここが頂上というわけ。
西のピークは西山と言われている。
所要時間は昔と変わらないので、体力低下が少ないとひと安心。

なんと、外輪山の付近に雲が停滞していて
肝心のドームは見えません。




登ってきた方も視界は20mくらいか、
これじゃあ仕方ない。
周りを見ても誰もいない。
自分だけの樽前山、贅沢なひと時を楽しもうか。






人恋しくなるころ

2006-12-15 14:57:22 | 山歩き


早いもので影はもうあそこまで行ってしまった。
樽前から降りてきた人、今日見かけた3人目の人である。

気まぐれに歩いたような道が見える。
効率を求めて付けられた道ではないので
適当に見える、がそれはそれで良いのである。
かえって直線道路だとこの場では極めて不自然であろう。




茶系の中に緑があると新鮮でうれしくなる。
松の赤ちゃんか




磯つつじが葉を閉じて雪を迎える準備が終わった。
ススキがオーケストラの風に揺らぎ、本日の幕が下りようとしてる。
あの斜面を下りたところにヒュッテがあるのだ。



その右手に…

2006-12-14 15:07:20 | 山歩き


ペウレ932の右側に見える山は、風不死岳である。
頂上はあのてっぺんの向こうにあってここからは見えない。

山に登ると山は見えない。
その山を見ようとすると、別の所へ移動して見ることになる。
姿が良い山、登って楽しい山、色々あるんだろうなー。




夕日が当たった所の白樺の白が印象的である。




陽の落ちるのは早い。
つるべ落としとはよく言ったもの
今日はここらで帰るとしよう。


振り返れば…

2006-12-13 15:00:31 | 山歩き


右へ行けばペウレ932、左へ行けば樽前山という分岐まで登ってきた。
ここは馬にたとえれば背骨に当たり位置は丁度鞍が乗っている場所
登山者は、馬の背とか鞍部とか言うらしい。

振り返れば、ペウレ932の頂上への道があり、その左手遠くには蝦夷富士と言われている羊蹄山、その左には尻別岳が見えるのです。



世界唯一の溶岩ドーム

2006-12-12 16:00:11 | 山歩き


このドーム、直径は約700m高さは100mくらい。
信じられないことではあるが、このドームの上には
高山植物が、綺麗な花が咲いている所があるという。
火山の調査で上まで登った人が写真を写してきたので
ほんとの話、

世界の火山で、溶岩ドームを持つ山は樽前山だけ
南の方にもうひとつあったのだが、噴火して
吹き飛んだとのこと。




この位置からの樽前は安定した形で、登るといつも立ち止まって見入る。
ドームの中心、真上に白い三日月があるのだけれど、
この小さな写真では見えないか、

この位置で朝焼けのドームを撮影したいが
暗いうちに登らなければならないので、チョト難しい。



ドーム

2006-12-11 09:30:02 | 山歩き


もう少し上に登ると上部しか見えなかったドームが「ぬぉーっ」と見えてくる。
樽前山の山容は穏やかで安定した形であると私は思うのであるが、このドームは遠くで見るのと近くで見るのとではかなり違った面を見ることができる。

以前はドームの上まで登れたようであるが、当時の私には登る装備も技術もなかったので眺めるばかりであった。
根元の割れ目に洞窟があり地底へと伸びていて、そこから噴煙が上がっていた。
洞窟の入り口には黄色く硫黄の結晶が付いていた。
今は外輪山の中へは火山性ガスが滞留しているためか立ち入り禁止である。
また、団体登山も自粛要請が出ているようでバスは見かけない。

道南の駒ヶ岳は前面登山禁止となっているが、樽前山では登山者が事故を起こさないようにして現状の規制が広がらなければ良いと思う。



風不死岳への分岐点

2006-12-10 13:27:52 | 山歩き


工事中の場所を登ると尾根らしき地形があり、直進するとペウレ932mへ行き着くのだが、その途中を右に折れると風不死岳登山口へ着く。

風不死岳への分岐を過ぎると左に折れる道があり、これは樽前山に達する。

風不死岳への分岐点を過ぎて水を飲んでいると風不死岳から二人連れが下りてきた。
女性と目が合い会釈したので私も返した、が男性には無視された。
二人は樽前山のドームを見ているようだった。

赤いザックを点景として頂いた。




ついに発見

2006-12-09 10:49:18 | 山歩き


あったあった、道路工事の痕が、
ススキの向こうの小さなふくらみ
斜めに立派な道がついている。

トラロープが張ってある様子




確かにここは踏み跡に水が流れて掘れたような溝があった、
同じ場所に足を着くからそこが崩れたのか
ま、それも自然かと深くは考えなかったが、
歩きにくい場所と言われればそうかもしれない。

でも、そんな所は他にもまだあるんだが…
わからん、

小山を削って火山灰を下に除けて
「高山植物の根を切って、高山植物の上に火山灰をかけて」
という記事の場所は、ここであろう。

シラタマノキが火山灰に埋もれているから、

以前はトラロープの向こう側が道であった。
バレーボール、ハンドボール大の塊が積んであった。

レンジャーの呼びかけで自然保護団体会員などが復旧作業をした、
という。
すべて、手作業でかぶさった土を取り除いたという。

工事した人が任意で現場検証に立会い、書類送検されるという。
何の目的で為したものか分からずじまいである。



潜入撮影

2006-12-08 19:59:25 | 山歩き


登山口から歩いて20分ほどのところ

私が歩きづらいと感じていた場所である。
下りになっていて火山礫が浮いている。
周りの景色を見ながら気を抜いていると
ずるっと滑って尻餅をつく下り坂である。

きっとこの辺を整地したのであろう
と、下りてから振り返る。

確かに火山礫は少ない。
通り道の脇にわずかにシラタマノキに
火山礫が乗っかっているところがある。
手を入れたのはここなのであろうか、


かなり前から「潜入」という言葉がTVや新聞で目に付く。
国語辞典によると「潜入」とは
こっそりと忍び込むこととある。
私がここに来たのは忍び込んだのではなく、堂々と登山者名簿に記入して
ゆうゆうと歩いて来たのである。
でも、テレビカメラで撮影して放送する時には
独占潜入撮影となるのだろう。

道路工事をした人は、登山者名簿記入を促されても記入せず
天候の悪い日、登山者が少ない時間帯を選んでいたという。
咎められても、「歩き易くしている」と答えたという。
管理する側も公務員で無いから強制する権限は無かったのだろうか。

今日は、TVや新聞、所謂マスコミが使う日本語と
公務員と民間人の法的な権利義務を考えてみた。