aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

なんてこった!

2008-04-17 20:06:55 | オーディオ

RICOH CAPLIO GX100

カセットデッキが故障したことは、以前に書いた
ところが、その後何の気なしに録音ボタンを押したところ、録音ランプがついたのであった。
てっきり、長時間使用しなかったので、チップの帯電が放電して正常になった、と思い込み使っていたところ、また、録音ができない。
接点が汚れているのかと思い頻回にスイッチを押したり、プラグを抜いて放置したり、考えられることをやってみた。
駄目であった。生き返らなかった。
まあ、再生はできるさと、録音されたテープを聞いていたのであるが、未練がましく録音ボタンを押してみた。
点いた!録音ランプが点いた!
以前録音しようとしたテープで、再度試す。
点かないー。何度試みても点かない。
先の録音済みテープでは点く。
これはカセットに問題ありだと、あの部分を見てみる。
このカセットは琥珀色をしているので分かりづらかったが、なんと、あそこの部分が折れて内側に曲がっていたのだ。
窪みに詰め物をして再度点検する。
点いた、点いたぞ!

故障はデッキではなくカセットケースだったのだ!
なんてこった!


カセットデッキが・・・

2008-01-05 22:27:50 | オーディオ

RICOH Caplio GX100

ステレオカセットデッキTC-K555(79,800)
1982/10/15にプログラムタイマーPT-34S(19,800)と一緒に80,000で買ったもの。これを買うために、ヤマハのパワーアンプM-4を60,000で下取りに出している。
あれからもう25年が経ったのだ。
タイマーはかなり前に故障して使えなくなって、代替品を捜したのだけれど需要が無いためかもう製品は販売されていなかった。



RICOH Caplio GX100

TC-K777の設計思想を継承。
独立3ヘッドで記録密度を高め、クローズドループ・デュアルキャプスタンが走行特性を守り、さらにドルビーNR・Cタイプも装備して音質追及に徹したカセットデッキ。
ドルビーは、BタイプもCタイプも試してみたが、音楽のニュアンスが削除されてしまい面白みが無い音になってしまうので共に使わなくなった。
デジタルカメラで高感度撮影をした時の何とかみたいで、それを無くする処理をすると写真が不自然になることと同じようなもんだろう。



RICOH Caplio GX100

テープセレクターはバイアス/イコライザー同時切替え4段セレクター、これに連動してそれぞれのテープタイプ別に最適録音レベルを示すプロパーセッティングレベルガイドもピークプログラムメーター内に点灯表示します。

まずこのスイッチが壊れた。
TYPEⅠのスイッチは正常だが、TYPEⅡ~Ⅳのスイッチは押しても固定されずに戻ってしまう。
ストッパーが磨耗してしまったか。
ノーマルテープを聴くぶんには支障は無かったのだが。



RICOH Caplio GX100

触れる感覚のフェザータッチオペレーションをさらに軽くしたファインフェザータッチオペレーションを採用。
早送りや巻戻しからストップボタンを介さずに、ダイレクトに再生ポジションにチェンジできるなど、ロジックコントロールならではの使い勝手の良さ、信頼性の高さはそのまま引き継いでいる。

だが、1月4日突然何の前触れも無くレコードボタンが作動しなくなった。
接点に埃が溜まったのか、回路がリークして通電しないのか、作動しない。

テープセレクターが故障したときにオーディオ店の担当者に尋ねたら、既に交換部品が無いから修理できない―という返事である。
昔の製品とはいえレバー式のデッキではなく電子技術を使った製品だから、スイッチアッセンブリー交換となるのだろう。
修理部品在庫なしのため修理不能という返事しか戻ってこないことが予測される。

何か象徴的な年の初めであった。



メタリックなXA1200ES

2007-10-20 21:17:18 | オーディオ


最近買ったCDプレーヤーである。
買った当初は、高域も低域も再生されていて
音も粒立ちがありエッジが効いた音だと
まあ、気分良くして聴いていたもんだが、

最近チョット違うかなーって感じ出した。

音を言葉で言い表すのは難しいのだが
製品の色が、形がそのものを物語っていることが多い。

端正な顔立ちで、色はシルバーである。
音も金属的で無機質な感じがする。

どうも数字が優先されて出てきた音のようだ。

これで色がシャンペンゴ-ルドなら
芳醇な音になるのだろう。

昔からよく言われていたが
音の質量は一定である、と
高域と低域を伸ばせば音は薄くなり
高域低域を程々にすれば
音に厚みが出る、と

ここんとこ 気温が下がって室内の湿度が下がってきたからか




CDプレーヤー

2007-08-28 23:20:04 | オーディオ


今まで使ってきたCDプレーヤーがとうとう言うことを聞かなくなった。
12年前に定価6万円したものである。
重量も12kgもあって、それなりに元気があってよかったものだ。
ディスクを認識しなかったり、プレイボタンを押しても何時までもインデックスを捜しているようになり、交換部品も無いので買い換えることとした。

アンプがソニーだから、CDプレーヤーもソニーで選ぼうとしたが、最近は機種が整理されていて4機種しかない。
70,350円のSCD-X501をと長年付き合いのある店に話しかけると、それはコンパクトタイプだからとSCD-XA1200ESを勧められる。94,500円である。
やはり外のコンポーネントとのバランスがあるから妥当であろうと、注文する。



品物が届いて驚いた。
電源コードの太さにである。
今までの4倍はある。
しかも、プラグに電極の印が付いていて金メッキが施されている。
重量は7.2kgと4.8kgも軽く頼りないが、伊達に12年は経過していなかった。
CDに記録されている20~20khzを超える再生能力を持っており、高域がきつかった最近買ったCDはバランスよく再生され、今まで買いためたCDも伸びやかで雰囲気がある音場を感じさせる。

デジタル機器を馬鹿にしていたが、ここんところアナログ臭さを身に付けてきたか。
やっぱりあの音には満足していなかったんだ、と
少し安心した。


自走式除電レコードクリーナー

2007-01-17 15:36:57 | オーディオ


きぐ忘却さんから新たな種類のレコードクリーナーの紹介があったのでそれらについて記録します。

「黄色い粘着ゴム様のクリーナー」
私が使ったのは、謄写版印刷のローラーを小さくしたような形をしていて、レコードに押し付けて盤の上や溝に入っているほこりやごみをローラーに写し取る方式で
黄色いローラーを外して水洗いできる。
というもので、たしか「ナガオカ」製だった。
初めのうちはゴム状のものが柔らかくべちゃねちゃしてレコードが剥がれてきそうなくらい粘っていたが、水洗いを続けるうちにスベスベになりごみも着かなくなった。
ので、捨てた。

写真のものは、単3電池4本でモーターを駆動するもの
スイッチを入れると、レーベルのところをゴムローラーが回ってレコード上をぐるぐる回る。
回りながら溝の上をブラシが回ってほこりを掻き出しほこり収納室へ集める。
放電電極があり、回転しながら+-イオン発生方式により除電する。
通常はターンテーブル上で使うが、写真のように置き台の上でも使える。
日立のオーディオブランドであるLo-D製である。
ローディとはローディストーションの略とのこと。

喫茶店では、レコードプレーヤーの防塵カバーも使わないしレコードも片手で持っていた。
当然レコードクリーナーなんてものは使わない。
なんか音が軽いナーと思ったら、針にごみがついて溝から外れかかっていたってこともある。
放送局のブースみたいにしている店もあったらしいが雰囲気が壊れるね。

カウンターでサイホンでコーヒーを落としながら、「次何かける?」って言いながらジャケットを選び、レコードを取り出し、後ろを向いてプレーヤーに乗せ針を下ろす。
客はレコードが回るのを見ながら、立てかけられたジャケットを見てコーヒーを飲んでいる。

喫茶店にとっては、所詮レコードは消耗品
でも、ジャリジャリして聞けなかった、なんてことはなかったナー。

クリーナーのような製品はレコードを大切にするアマチュア用マニア用であろう。


CDプレーヤー

2007-01-15 10:51:14 | オーディオ


恋人もいないのに シモンズ
これはCDです。
レコードが瞬く間に発売されなくなり、CDの世の中になりました。
機械ばかりに目が行っていたことに対する反省から、耳に残っている音をとにかく自分の物にしようとCDを買うようになりました。

CDプレーヤーについては何の知識もありませんでしたので、今までの経験から
シャーシーがしっかりしていること、
電源がしっかりしていること、
シールドがなされていること、
入力系統のインピーダンスを統一すること、
に注意してソニーのESシリーズのスタンダードモデル
CDP-333ESAを選びました。

シャッフル演奏(順不同に演奏)
デリートプレイ(好きな曲だけ演奏)
ミュージックスキャン(曲の頭だけ演奏)
プログラム演奏(好きな順に演奏)
リピート(くり返し演奏)
フェードイン、フェードアウト
など、曲を聴くだけでなくテープ編集に便利な機能が備わっている。

最近音のひずみ音跳びが偶に出てきたのでピックアップ乾式清掃をしたのだが改善されなかった。
修理に出したのだが、部品在庫なしで修理不可
「だましだまし使うほかありませんね」と返された。

暫らく疎遠にしていたので機嫌を悪くしたのだろうと思い、電気を流してやることにしている。
温まってくると良いようだ。



レコードクリーナー

2007-01-11 21:07:05 | オーディオ


説明しなくても見たままで、レコードクリーナーである。
舶来製品である。 イタリー製
日本で作ってもよさそうなものだが、今から思うと良い布が手に入らなかったのではないかと、

でも、こすればこするほど埃が集まってきて苦労した。
そこで下の製品を手に入れたのである。



これはレコードプリーナーという。
日本ではレコードクリーナーと言うのであるが、外国ではプリーナーと言うのかと当時は不思議に思っていたが辞書で調べると「整えるもの」らしい。

中心に穴の空いたチューブが入っていて、そのチューブの中にスポンジが詰めてありスポンジに水を吸わせて使うのである。
水分が布の表面に湿気を与えて静電気を抑えると聞いた。




なにやら英語で書いてあるが、英国製で英国と米国の特許をとっているらしいことは私にも分かった。

ケースに入っていて分かりづらいが本体の写真は次の機会に載せることにする。

イタリー製のものよりも使い勝手は良いが、通り一遍では綺麗にならない。
職人はだしの「コツ」がいるのである。(笑)
オートマチックのプレーヤーも使ったが、その機構に金がかかっていたので金額に見合った音は出なかった。
機械は単純な物に良い物がある。 と、分かってきた。



工具

2007-01-10 19:21:50 | オーディオ


プレーヤーの工具である。
左の細いものは、アーム高を調節する時に使う。
カートリッジを交換した時に、これでアームベースのリングを緩めてアームを水平になるよう調節後にリングを締め付けるのに使う。

右の太いものは、アームベースをキャビネットに固定する時に使う。
アームベースが緩み、がたついてきたのでメーカーのサービス部に電話したらこの工具が送られてきた。
本来なら調整するために工場へ送らなければならないのであるが、この締め付けだけのために23kgのプレーヤーを送ればかなりの料金になるだろうし、重い割には精密で壊れやすいので輸送中の事故が心配であった。

工具を送って自分で絞めて、という措置は粋な計らいといえるか、





トーンアーム PA-70

2007-01-05 22:18:31 | オーディオ


PL-70に付いているトーンアームである。
実効長 282mm の可変型オイル制動方式
スタティックバランスS字型パイプアーム

共振を防止するため真鍮ムク材からハンドメイドでひとつひとつ切り出した1kgの重量級アームベース採用
接合部は8枚の金属羽根がアーム軸全体を均等につつんでガッチリと締めつけるチャッキングジョイント方式とすることにより無共振化を図る。
レコードのソリや偏芯から発生するピックアップ全体の低域共振を抑えるため経時変化や温度による粘性変化がないシリコンオイルを採用したオイル制動方式を採用
これらにより再生音を濁らせる混変調歪みを改善し、中低域での量感が増し、透明度の高い再生音を得ている。 ・・・カタログから抜粋

ーと、自画自賛の態


私は更に改善する箇所があると思っている。
それは、ヘッドシェルとパイプとの接合部である。
シェルからは4本の単線が出ていて、それがアーム側のスプリングで保持された受け円板と接するという機構になっている。
ここが点接点であるために接触不良を起こして、時々片チャンの音が出なくなるのである。
ドライバーの先でコリコリと引っ掻いて導通させるのである。

私の熱が冷め始めた頃シェルとアームとをスライドして接合する試作品が発表された。
やはり点接点の欠点を解消するために平板の面接点を採用したものである。
その後、大きなニュースにならなかったし商品として流通しなかった。
規格統一の問題が大きかったのだろうし、レコードからCDへ世の中が流れる時だったし、
でも、プロ用でアームシェル一体のアームがあったように記憶している。
103専用のアームだったと思うが、発電された電流の損失を少なくするという考え方は一緒ではなかろうか。