aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

五分粥

2010-05-31 20:58:46 | あれこれ

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'10/05/23 今日から食事は五分粥となる。
ゆっくりシャワーに入りたいので一番最後に予約を入れてもらった。
午後4時半からになった。



朝食である。さあて、どんな献立だろうか。
南瓜の煮物と卵豆腐である。



五分粥だけあって、米の粒が多い。



朝食が終わって、今日から点滴がないのでベッドで本を読んでいると先生に呼ばれた。
詰所のパソコンで手術前の患部と手術しながら撮影した手術の進行状態を見せてくれた。
これが患部である。
切除したあと病理検査に出したという。スライスして検査するという。
2週間後に結果が分かるそうだ。



五分粥のお昼である。



ブロッコリーのシチュー。
ブロッコリーは圧力釜で煮たのではないかと思われるほど軟らかかった。



目玉焼きとほうれん草のバター炒め。
アイスクリームは見事に溶けていてアワスクリームとなっていた。



五分粥夕食である。
白身魚とポテトサラダ、とろろ、味噌汁に実が入っているのが分かる。



人参も軟らかかった。


三分粥

2010-05-30 21:38:37 | あれこれ

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今日点滴1リットルすればあのチューブから開放される。

一昨日の夜だった。
眠りかけた頃点滴の交換があった。
懐中電灯の光の中でパックを交換する看護師の横顔を見た。
しっかりとした眼差し、通った鼻筋、少し肉厚の唇。
初めて見る看護師であった。

深夜見回りに来た。
薄いピンクのフレームの眼鏡を掛けている顔が廊下からの光の中に浮かんだ。
あー、コンタクトレンズを使っているんだ、と分かった。

次の日、窓から差す日の光の中で正面から見た。
年長のバンビのような看護師がそこにいた。
三つの顔を持つ看護師だった。夜目遠目傘の中か。



今朝から三分粥である。
どんな献立かと楽しみにして食堂へ行った。

まっ、仕方ないか。



丼の底をさらうと、お米の形が浮かび上がってきた。
口に含むと融けてしまった。



梅漬けの代わりか。

鯖水煮缶は、骨が入っていた。噛めばすぐに砕けるのだった。



最後の1リットル



この細いチューブに繋がれていると、本当に自由がない。と感じてしまう。



10時のおやつにアロエヨーグルトを買った。
むかーし、喰った時にこれはうまいと言う想い出があったから。



アロエの葉肉が入っていた。
ありゃ、まずかったか、と思ったが、せっかく買ってしまったんだからと、まあ、よく噛んで喰ってしまった。



昼の食事だ。



ほうれん草と



大根の煮付けだ。
アロエの葉肉喰ってしまったけど、問題ないよ。
でも、大根は柔らかくなるようによーく煮てあった。



3時のおやつは文明堂ではなく、おとなしくプリンにした。



抹茶味のプリンだ。
こんな時にしか、こういうものを食べる機会がない。



さて、晩飯だ。



温泉卵っていうのだろうか。
口に含むととろけてしまった。
何と言おうか、喰いでがないという気持ちを



ベッドに横になっていれば、午後5時に終わる点滴も歩いたり本を読んだりすると、落ちるのが遅くなり終わったのは午後7時45分だった。



お疲れさん、留置針がシートで押えられてしっかりと跡が付いてー。
晴れて自由の身に(笑)



流動食

2010-05-28 22:22:12 | あれこれ

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'10/05/21
今日からシャワー浴可で、食事も流動食である。
食事のあとにシャワーの予約ができたので、本日の点滴はシャワー後となる。
点滴のチューブから開放される。
あの1本のチューブが繋がっているだけで、どれだけ不自由なことかー。



血液が逆流してワインのような色となっている。



2日ぶりの食事であるが、重湯である。
実のない味噌汁、重湯に味を付ける減塩たいみそ、アセロラドリンク?そして牛乳。
まあ、口から物が入るということに感謝しなければ…。
山用のスプーンとフォークが役に立った。



トースター、電子レンジ、冷水お湯、ほうじ茶温かいの冷たいのが出る機械。
テレビジョンと冷蔵庫用のカード販売機が食堂にある。



携帯電話の充電器持込は禁止されていた。
食堂に10分間100円の充電器が設置されてあった。
急速充電器なのであろうか、10分間では緊急用である。
20分充電してやっと安心して普通に通話できる。
電気髭剃りは持ち込み可であった。



シャワー時に点滴のチューブや留置針などが濡れないようにビニール袋で包んでテープで止める。



シャワー後点滴が始まる。
点滴は明日までである。



流動食のお昼
南瓜ポタージュはおいしかった。器が味噌汁の椀というのがいただけない。
ジュースに昆布茶、ヨーグルト味の栄養飲料。
3時に売店で野菜ジュースを買って飲んだ。



午後は、血圧を測りに看護師さんが来る。
水銀血圧計と聴診器というスタイルはもうここでは見ることはできない。
シュッシュッと膨らませて空気を抜いていく。
上と下の血圧がデジタルで表示される。



それをパソコンに入力していく。



流動食夕時は、トマト風味でチーズの入ったスープ、これが辛ければトムヤムクン。
バナナ味の栄養飲料とジュース、重湯と実のない味噌汁。明日から3分粥。
不思議と空腹感はない。


水と薬

2010-05-28 20:33:49 | あれこれ

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'10/05/20
私が生活する部屋である。
4人が生活できる。



今日も静脈から栄養が補給される。
5/19 22:00から5/20 10:00まで、と時間の指定がある。



9時半、血液検査とレ線撮影があり、炎症や形の異常が無いと診断され、飲水可能となる。
従って薬も飲めるようになり、ランソプラゾールOD錠1錠と食前1時間前にアルロイドG10cc服用となる。ということだが、まだ食事は出来ない。
傷の安静のため、激しい運動は禁止である。
点滴の管に繋がれているので、せいぜい廊下を行ったり来たりである。

ランソプラゾールOD錠
【効能又は効果】

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、

アルロイドG
【働き】

胃の粘膜を保護して、胃炎や胃潰瘍の治りをよくします。また、胃潰瘍などによる出血を止める働きもします。
【薬理】
弱った胃の粘膜に付着して、胃酸に対する防御機能を高めます。さらに、血小板凝集作用や、フィブリン形成促進作用などにより、胃粘膜の出血をおさえます。
特徴 胃酸に対する「防御因子増強薬」です。強い作用があるとはいえませんが、副作用はほとんどありません。
胃炎や胃潰瘍の治療のほか、胃の検査のあとの止血にも用います。


毎日の治療内容と行動・食事について日程表が渡される。
シャワー浴可とか、喫煙は胃酸の分泌が増し粘膜の刺激になり血流が悪くなり治りが遅れる。などと治療・行動の注意が書いてある。



熱、脈拍数、血圧、排便尿回数などの看護記録といわれるものは、すべてパソコンに入力して管理される。


ESDの日

2010-05-27 21:28:28 | あれこれ

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'10/05/19今日は胃ESDの日である。
ESDとは、上部消化管粘膜剥離術のことなのだそうだ。
シャワーのあと、今日の栄養分は静脈から補給する、ということで
「ごめんなさい チクリとします」と言われた。



管の上から透明なシールを貼って、記念に今日の日付を書いて行った。



これが今日の食事代わりである。

ビーフリード輸液
効能・効果
経口摂取不十分の軽度の、低栄養状態のアミノ酸補給・低栄養状態のビタミンB1補給・低栄養状態の水分補給・低栄養状態の電解質補給・低蛋白血症のアミノ酸補給・低蛋白血症のビタミンB1補給・低蛋白血症の水分補給・低蛋白血症の電解質補給、
手術前後のアミノ酸補給・ビタミンB1補給・水分補給・電解質補給


内視鏡室へ入ると看護師が血管痛のある注射をしながら
「あら、バレーボールをしているんですか?」と、履いている上靴を見て言われ、
「むかしね。」と答えた午後1時10分から4時半までは記憶がない。

手術前後の水分・電解質の補給液に、手術中・術後の異常出血や出血を伴う胃潰瘍、急性胃粘膜病変に対し胃酸の出過ぎを抑えたり、胃の出血を止める効能がある注射を混入して点滴している。



都会へ

2010-05-27 20:44:55 | あれこれ

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'10/05/18これに乗って今日は都会へ出かけるのだ。



ここが今日から1週間程度生活する場所である。
着替えや食器、洗面道具などはパッキングしてきた。



食事を出してくれるので、今日は何を食べようかなどといった心配は要らない。
が、少し量が少ないようでさびしい。


洞爺湖中島探訪 '10/05/09

2010-05-12 19:43:45 | 山歩き
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今日は厚田の濃昼山道を歩く予定であったが、融雪が進まず渡渉困難場所もあるということで道南の洞爺湖中島探訪となった。
島に渡って、あの高い山に登ろうということになった。

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島には観光船も出ているのだが、今日はモーターボートで渡る。

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10分ほどで中島の桟橋に着いた。

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散策路には鍵のかかる入り口から入る。
鹿が出てこないように金網で囲ってある。

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チップを敷き詰めた松林の中の散策路を進む。

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「フッキソウ」の群落があった。
鹿の食害を受けないので島内に多くの群落があるという。

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15分ほど歩いて左へ入ると階段があった。
傾斜はかなりきつく、ジグを切って高度を稼ぐ。

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珍しいキノコがあった。
コップタケの1種だろうか。

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1時間ほど登ると頂上直下となり視界が開ける。
羊蹄山は裾野しか見えない。

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入り口から1時間20分で頂上に到着。
左から饅頭島、観音島、弁天島があり、対岸左手が昭和新山、中央に有珠山を見る。

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有珠山裾野の向こうに内浦湾が見える。

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頂上は細長く狭い。
天満天神宮之碑と三角点がある。

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細い登山道の脇に牡鹿の頭蓋骨とエゾエンゴサクの花があった。

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名前がわからない草の芽

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名前のわからない花のつぼみ

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木の皮を鹿に削り取られ歯形が残った幹

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植林したがすべて枯れてしまったという大平原
ここで昼食を摂り探検コースを1周することにする。

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2004年の台風18号の強風で倒れた、洞爺湖中島の御神木として親しまれたアカエゾマツ

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洞爺湖の周囲に58基の彫刻が置かれていると言うが、この散策路の周囲には様々な形をした樹木が彫刻のように点在している。

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もう少しで花が咲きそうだ。

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木の新芽や草は鹿に喰われて老木しか残っていないような印象の風景が続く。
時期的に草がまだ芽を出していないためだろうか。

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鹿の糞だまり。

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この岩を見ると火山活動でできた島だという事が分かる。

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綺麗に割れたクルミの殻があるのでリスがいることが分かる。

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昭和新山が見えてきた。
出口まであと1.5キロほど。

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出口に到着。
大平原から2時間10分程かかった。

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帰りのモーターボートから登った山を左手に見る。

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雲が流れ羊蹄山が綺麗に見えるようになった。
山の上から見たかった。



アネシス慣らし運転

2010-05-08 12:50:40 | 

1ヶ月間の慣らし運転は4,000rpmまでであった。
1速で35km/h、2速で60km/hという速度であったので一般道では3速には入らなかった。
雪が融け、夏タイヤに交換して最高出力発生の6,400rpmまで回す慣らしに入ったのだが、1速で55km/h、2速で100km/hオーバーという速度になったので、ここでも3速には入らず公道で回す慣らしは断念した。
3速6,400rpmで160km/h、4速4,700rpmで165km/hとなっている。
4速は走行抵抗があり4,700rpmまでしか回転が上がらないのかもしれない。
高速道路走行を考えミッションのギア比が燃費向上のために小さくなっているのだろう。
3速+オーバードライブという考えだろうか。


となると、次はトルクの確認である。
最大トルクは、3,200rpmで14.7kg・mとカタログにある。
3,000~4,800rpmで14.276km・m以上のトルクがあり最大トルクの97.228%を発生する。
2,000~5,800rpmで13.256kg・m以上のトルクを発生し、最大トルクの90.281%である。
1,200~6,500rpmで12.236kg・m以上のトルクを発生し、最大トルクの83.334%である。
高回転はともかく、1,500rpmでも最大トルクの83.334%を発生しており、トルクカーブがなだらかな扱いやすいエンジンといえる。
半面、トルクのピークへ向かう鋭いエンジンの立ち上がり感は楽しめないだろう。
とはいっても、3,500~5,500rpmくらいの加速は安定していて緊張しないので誰でもが運転を楽しめるのだろう。






5月4日の樽前7合目

2010-05-05 15:05:06 | 山歩き
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路肩に止めた車の左側を歩いたら、思いっきり膝まで雪に埋まった。
そこは平らだと思ったら法面で、車をもう少し左に停めたら大変なことになっていた。
他の車が広く開いている左側に車を入れない訳が分かった。

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道は除雪されて路面は乾いている。
道の両側にはまだ雪があり、ほど良く涼しい。
樽前の苫小牧側稜線には雪がない。
風で雪が付かない場所で、陽光で既に融けてしまったか。

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支笏湖側も外輪山付近は岩が露出している。
ここもほとんど積雪しない場所。

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小屋が見えてきた。
除雪された道は駐車場へと延びている。

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駐車場には、除雪されてから降った雪がわずかに残っているところがあるだけである。

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便所の入り口は雪で半分埋まっていた。
どこかの避難小屋でスコップで入り口を掘り出したり、2階の窓から入り込んだことを思い出した。

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お花畑のほうへ歩いたが、ところどころで深く穴をあける始末。
小屋の管理人さんは、森林限界までは膝まで埋まるがそれを過ぎると埋まらなくなる。
頂上直下では固くなるが、蹴込みが効くのでアイゼンは必要ない、と話していた。

雪は重たい腐れ雪で、今日は3人ほどがスキーを楽しんだと言う。
支笏湖を見るなど雪原の散策を楽しむなら、カンジキやスノーシューが良いだろう。
もう、スキーとスキー靴をかつぎ上げる元気はどこへやら…

樽前山登山道

2010-05-04 09:03:06 | 山歩き

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バイクの冬囲いを外した。
エンジンはセル一発でかかった。
同じバイクに12年も乗っていると、どうすればどうなるか分かってくる。
ここ3~4年はセル一発でエンジン始動である。

樽前錦岡線が冬期間交通規制解除になったらしいことは伝聞していた。
問題は樽前5合目からの道である。
バイクの調子をみがてら様子を見に行くことにする。


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気温は15度程度であった。
樽前錦岡線に入ると、道路の両脇には雪が残っている。
そのうち冷気を感じるが、路面は乾燥しており黄金週間の午後というのに車もまばらであり、程なく5合目に到着
やはり、5合目の門は閉まっていた。


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5合目からの道路は除雪は終わっている。
多分、7合目の駐車場まで既に除雪は終わっていて、路面の養生をしているのだろう。
向後、まとまった降雪がなければ6月1日開通するだろう。


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ここに車を置いて歩けば1時間ほどで7合目の小屋に着けるだろう。
苫小牧方面を見ると残雪の状態から見て路肩に駐車できそうだ。

後ろを振り向くと、スキーの跡が付いていた。
多分、山からここまで道路と並行にある旧登山道を滑走してきたのだろう。
雪面にはかなりの密度で落ちた小枝があった。
この上をスキーで歩くのは、スキーの滑走面を傷めるので私はできない。
残雪期専用のスキーがあれば、心置きなく楽しめるのだろう。