aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

晴れた

2006-07-30 10:13:25 | 白山


昼飯を喰い終わる頃空が明るくなってきた。
進行方向右側に島が見えてきた。
飛島(酒田市)らしい。



風は無く海は穏やかであった。
船足は遅いようだが、どんどん島影は遠くなる。



晴れてもただ海を眺めるだけ。
諦めにも似た疲れた気持ちが映画を見にビデオルームへと足が向く。



映画が終わると6時から晩飯である。
バイキングであるので、まずはビールとそのおかずを…



体重が増えるのもお構い無しに、次々と皿を運ぶ。
最後に、新潟で調達してクーラーで冷やしてきた美味しいスイカがデザート



夕食の後、またビデオルームで映画を見て時間をつぶす。
10時に消灯である。
映画が終わったのは10時6分、風呂も閉まった。
松前沖であろうか。
イカ釣り漁船の集魚灯が明るい。

今年の遠征登山 白山はこうして終わった。

P.S.
船の中の売店で買った「柿の種クランチ」は美味しい。
もっと沢山買って来れば良かった。

月岡温泉へ 新発田市

2006-07-29 09:54:17 | 白山


16:05 新発田市の月岡温泉 ニューホテル冠月に到着
2階の部屋から庭を見る。

本日、8時出発し、白川郷で観光、上越市でゆっくり昼休みをしたとしても、この時間に着くとは…
山に登ってれば午後2時出発予定だったから、午後8時着だったのだ。
所要時間はもう少し厳密に出さないといけない。



温泉に浸かり汗を出す。
大浴場ではない。団体客が一度に入るとチョト苦しいか、

6時から40人は入る大宴会場で夕食である。
宴会場への酒類持込は許可されなかった。
我が地方では、1人ビール1本とってくれれば良いよって言われるのだが…

お膳の奥に3切れあるのは飛騨牛である。
食後に、持ち込んだ新潟スイカ(月岡温泉街で見つけて買った)を人数分に切り分けてくれた。



朝である。
7時から食事である。
バイキング形式である。
まだ浴衣の人もいれば、すぐにでも山へ登れる人もいる。



少しずつ沢山の酒類をと思うのだが、探すのが下手なのか
納豆が美味いとの声で、席を立つ。
結局、ご飯と味噌汁をおかわりしていた。



8時出発
ホテルから30分で港に着くと言われたが、渋滞に遭って9:06港着だった。
10:30出港し、団体客の食事は11:20からと案内されレストランへ
秋田の稲庭うどん定食
身体を動かしてないのでお腹がへらない。
けれども、船の中ではする事が無いので、飲んだり食べたり

炊き込みご飯や奥のかき揚げも美味しかった。



レストランの隣のデッキでは、アロハを着た二人がワインに合う昼食をゆっくりと楽しんでいた。
クルージングランチ?なのだろうが、雨が降っているのでかわいそう。




雨の白川郷

2006-07-28 09:24:56 | 白山



あさー! 古いね、大体こういって始まるのは晴なんだが、
雨である。

昨日のうちに展望台から眼下の合掌造り家屋群を見ておいて正解であった。
意外に思ったのは、道路がまっすぐについている事であった。
私どもの地方の古い農村の道は定規で線を引いたような道は無いので。

2階への階段は恐ろしく急であった。
土地が狭いので、階段スペースが取れないのだろうか。








朝食である。
右奥の土鍋には豆腐とだし汁が入っていて、ぐつぐつ音が出だしたら左にある生卵を入れるのだそうである。
それをどの位で食べるのかは聞きそびれたので、適当なところで蓮華で小どんぶりに移して食べた。
やはり、硬めの豆腐で薄味であった。
左奥はほうば味噌といって、ほうばの葉の上に味噌が乗っている。
下から固形燃料であぶって暖め、ご飯に付けて食べる。



8時に平瀬温泉の旅館白山館を出発して、白川郷の合掌造り集落へ入る。
朝が早いので、どの家も閉まっている。
奥の外れに1軒だけ開いている所があり、それはお土産屋さんだった。
-というと、聞こえは良いが、本当は開いている土産屋を探していたのである。



16人で店内をうろうろし、あれこれと目当ての物を買い、出発する時は母娘が店の外まで出てマイクロバスが曲がるまで手を振って見送ってくれた。
話し好きの人が、店の人に、白山登山に来たけどこの雨で登れず観光旅行となった-と、こぼしたのだろう。



白川郷の道の駅である。
こちらから建物の向こう側の景色が見えるようになっており、ある人は大きな写真を貼っているねー、といい、またある人は大きな鏡だねーという。
雨はそんな効果を生み出すのだろうか。

















9時に白川郷を出発
美味しい蕎麦を食べたいという声があり、
上越インターチェンジを降りて、市内を探索
里味という蕎麦屋へ入る。
大きなざるに4人前を頼むと、1人前サービスで5人前が入ってくるというもの。
本わさびを、サメの皮ですって辛いということだったが、皮をむいてから時間が経っているせいか、ぜんぜん辛くなくて…

五箇山

2006-07-27 21:22:56 | 白山


今日の昼は白山のどこかで食うはずだった、
永井旅館から昼飯のおにぎりを持って兼六園の見学をし、
駐車場近くのうどん屋で蕎麦と持参のおにぎりを食った。
おにぎりは小ぶりで3個入っていた。
山で食うには丁度良い大きさであった。
さすが山屋の旅館のおにぎりって思った。
兼六園を出て北陸自動車道に乗り小矢部砺波ジャンクションから
東海北陸自動車道に入り、途中二つの長いトンネルを経て
五箇山に下りる。
途中の福光インターチェンジで、危険物を積んだ車両は降りるように
との看板があった。
理由は分からない。
次は世界遺産だからなのか、長いトンネルがあるからなのか…



五箇山へ着く頃は晴れ間も出てきて
天候は回復するかに見えた。



豆腐の刺身、五平餅など一皿ずつ頼んで皆で味見をする。
この地方の豆腐は硬くて美味しいのが売りのようだ。
冷奴でなく、豆腐の刺身っていう品書きが効いていると
バスの中で話が盛り上がる。



天気は晴れているし、時間に余裕があるので合掌作りの家が見える展望台へ行く。
そうそう、あの写真はここから撮ったのだと合点がいく。



4時半、平瀬温泉の宿に着く。
室堂泊予定であったグループも近所の旅館に泊まることが出来た。
我らが泊まった白山館の夕食は、平家落人いろり焼きというもので、
飛騨牛ヒレ肉、鶉肉、栃餅、蕎麦団子、大根大和煮、。小芋煮、岩魚串焼き、
と、珍しい物だらけであった。



若奥さんが、食べ方を一通り説明したが、半分は忘れてしもた。

時雨亭

2006-07-25 21:31:27 | 白山


雨の中を歩いて、少しひと休みしたい気持ちになった時、時雨亭という所に出てきた。



カッパを脱ぎ、案内される。
青い毛氈の上に座ると



お菓子が出てくる。
桃のお菓子であろう。
目で味わい口で味わうのであろうが、この部分を切りに行くのは勇気がいる。
が、いたしかたない。
庭園内を歩いてきたので、一口で食べられるが3回に分けて上品に味わった。



抹茶である。
我が地方ではめったに飲めない物である。
甘くも無く、熱くも冷たくも無く、渋くも無い。
早い話が美味しい物ではなかった。



飲み終えてから、部屋から庭を眺めしばし休憩をする。
大粒の雨が落ちているのが分かるであろうか。
天井が低く、建具も6尺は無い。



時雨亭を出て出口に向かう。
途中の池の中の小島にサギがいた。動かないようではあるが少しずつは動いていて置物ではなく本物であることを確認した。
大粒の雨は降り続く。

金沢は兼六園

2006-07-24 16:23:42 | 白山


山には登れない、
石川県に来たら、金沢の兼六園でしょ。
という、天の声、神の声
早速バスの中で観光パンフレットを広げて、兼六園への道を確認する。
どうやらたどり着き、結構な雨の降る中合羽を着て傘を差して出発。



この雨なのにもかかわらず、観光客はおりました。
庭園の案内人だろうか、肩からスピーカーを下げ右手にマイク、左手に傘を持ち8人位のグループを引き連れて回っておりました。



私どもの地域では、こういう木は見られませんな。
雪はどの位積もるんだろーか、なんて考えてしまいます。



日本武尊の像です。
(やまとたけるのみこと と入力したら正確に変換されました。)



あの松も、「夫婦松」とかなどと名前が付いているんだろうな、
そんな俗な名前は付けないか、



屋形船に見立てた作りだろうか、夫婦一組が雨宿りしていた。

白山温泉永井旅館

2006-07-22 09:38:14 | 白山


長い、長いトンネルのある道を通って
永井温泉に着いたのは、10:20であった。
着替えと洗面道具だけを持って下車。

すぐ温泉へ向かう。
風呂は裏の建物で、渡り廊下で繋がっている。
渡り廊下の途中に、花が飾られていた。



風呂は、大きい浴槽と小さい浴槽があり、小さいほうは温度が低かった。



二つの浴槽の説明があった。
交互に入ると良いらしい。
が、私は温度の低いほうへ入る元気はなかった。



例によって、風呂場へカメラを持ち込んで、パチリ
水中でも使えるカメラの強みである。
が、湯気でオートフォーカスのピントが合わないようだ。

この後、今後の日程打ち合わせと称して玄関ホールで会合 11:30
ご主人に、ここで12時くらいまで話をしていてよろしいかと尋ねたら、
「大声を出さなければ、朝まででも構わないよ。」
と、なんと寛容なご返事
ありがたかった。
雨はなお降り続く。



6時起床ではあるが、大浴槽の床に亀裂が入ったような雨の振る音で5時から起きていた。
こんなにも強い雨が昨日から途絶えることもなく長く降り続いているこは、私の住んでいる地方では考えられない。
あの降り方だと、間違いなく召集がかかり、氾濫場所の点検、状況把握や土嚢作り、出動待機の措置になるだろう。

宿の女将さんは、そのうち交通規制が入って前面通行禁止になるだろうって事も無げに言う。
「そうしたら、降りられなくなるんでは・・・」
と言うと、
「いや、降りるのは降りられます。」
そうだよな、昨日、白山室堂に泊まっている人たちが降りてくるから、別当出合から宿まではシャトルバスを運行しなくちゃ。

7時から白山スーパー林道管理事務所が開く。
ここは、携帯電話が圏外で通じないので公衆電話で尋ねると、スーパー林道は通行止めであった。

「とりあえず、ここから脱出、脱出!」
とH女史が叫ぶ。

朝食である。
左奥から右へ、油揚げ、鮭の切り身と昆布の佃煮、煮物
手前が、厚焼き玉子、のり、新漬けと梅干、味噌汁
ご飯が美味しい。



8時出発である。
大粒の雨が依然として地面を叩きつけている。



既に、道路は川になろうとしており、排水溝は容量を超え噴出している。
ここは、高度が高いから降った雨は溜まらないで下へ下へと流れる。
水がつくことはないだろうが、山崩れが心配だろう。
でも、この地方は雨が降ることが多いらしく、そんなに緊迫感は感じられない。














たった10時間しか滞在できなかったが、良い旅館であった。
風呂であった青年は、白山登山に来たのではなく、秘湯に入りに来たと話していた。
朝の一仕事を終えた作業着姿のご主人とその家族の見送りの中、山を下った。

山から水がどんどん下りて来て、谷底へ消えていく。
登る時は、一門しか放水していなかった手取川ダムが全門放水していた。

白山へ向かう道のゲートが閉じていて、一瞬ビックリしたが係員がゲートを空けてくれた。
白山へ向かう登山客を乗せた観光バスが、ゲートの前で停められていた。

白山060715

2006-07-21 14:23:23 | 白山


7月14日夜7時30分、苫小牧港を出発した。
当然、安全登山祈願祭は8時から始まった。
15日、8時から朝食であった。
昨夜のお祭りの余韻もあり、午前中は大人しくしていた。



船内で運動できる施設は卓球台が2台あるだけである。
昼食後は、それで腹ごなしをしたのだが、間もなく飽きてしまった。
廊下をうろうろしていたが、雨が降り出したので窓の外を所在無げに眺めているだけであった。



15:30 新潟港に入る頃はかなり雨が強く降っていた。



北陸自動車道を南下していると、ここが前線だよと言う形の雲に出会った。