aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

安政火口の雪崩

2007-11-24 22:37:45 | 山歩き

RICOH Caplio GX100
私は、前々からここの所を歩いてみたいと思っていました。
冬に三段山に登った時は吹雪で周りが見えなかったのですが、夏に登った時は原始の地球を見るような興奮がありました。
その時から冬に歩いてみたいと思うようになりました。

今年の9月に富良野岳に登る機会がありました。
安政火口の前を横切って、あの斜面を登る
これもそこに自分を置いてみたかったので、一歩一歩が貴重で胸深くそこの空気を吸ってそこにあることを楽しみました。
来春、冬の安政火口を見たいものだと思っていましたが、立ち入って良いものかどうか分からずぼんやりと過ごしておりました。

そんな時、雪崩で1人負傷搬送、3人心肺停止、1人行方不明の報道がありました。
やはり皆あそこに行ってみたいんだ、
あそこには人を引きつける何かがあるんだ、
と思いました。

冬山3種の神器と言われますが、ビーコンとゾンデ棒とスコップなんでしょうか、
1人で入る場合は必要ないかと思いましたが、雪崩に巻き込まれた場合ビーコンを持っていないと捜索が大変なことが分かりました。
自分のためではなく人のために、ひいては自分のためにビーコンを持たなくてはと思い始めました。
大きな言い方をすると、社会に対する責任 ということなのでしょうか。




-7℃でNikon F3は

2007-11-21 21:24:04 | カメラ

Nikon F3
'07.11.15 Nikon F3のバッテリーが冬眠してしまった。
気温は腕時計の温度計で-7℃であり、立ち姿勢でシャッターが切れない程度の風が吹いていた。
zingのカメラケースに入れて持ち歩いていた。
F3は、今まで大事に使ってきたけれども初冬の山へ持ってきたのは初めてである。
往時のフラッグシップ機である。
写真を撮るぞーと意気込んできたのであるが、クライマックス直前でバッテリーが冬眠してしまった。
-7℃だからまだ大丈夫と油断したのがいけなかった。
稜線では風当たりが良くて追い風で登坂が楽であった。
風速1m1℃とすれば、気温は-14~5℃であったのだろうか、
ファインダーの中でなかなか数字が現われない前兆はあったのだが見逃してしまった。
シャッターが切れない!

しばらく考えていたが、1/60秒の緊急作動シャッターが切れることを思い出した。
それでこの1枚を撮影し下山した。



PENTAX OptioWP

温度が常温になるとF3は目を覚ました。
家に帰って改めて取扱説明書を見た。
モータードライブ装着時は-20℃でも撮影できる、とあるが内蔵電池の場合は0℃で5割、-20℃で1割とある。
カタログには、-10℃以下は非常に低下する、とある。
電気製品は低温に弱いことを体験した。



PENTAX OptioWP
ポケットに入れておいたPENTAX Optio WP で撮影した。


Kodak DC4800
このデジタルカメラの使用環境は0℃以上である。
裸で持ち歩いているとバッテリーの表示が緑からすぐに黄色になった。



スキービンディングの移植

2007-11-09 19:17:54 | 道具

RICOH Caplio GX100
先輩たちから種々ご指導を頂いた。
滑走面にウロコの彫刻を施したテレマークスキーはあるとのことでしたが、
6cm幅くらいのツーリング用スキーは売っていないようです。
折れたスキーは、確か小樽のHAGAというスキーメーカ-だったと思ったが、もう会社はないのでしょう。
-で、色々考えて、まずはダメモトで長めの木製スキーにビンディングの移植をすることを決意した。

まず、木製スキーに付いていた金具を外す。



RICOH Caplio GX100
次に、外したもくねじの穴に木工用ボンドを流し込み、丸木箸を切って入れ金槌で打ち込む。


RICOH Caplio GX100
穴から飛び出ている箸をカッターで切り取る。


RICOH Caplio GX100
スキーの中心に親指の付け根がくるように、三本爪のビンディングの位置を決める。
スキーへのビンディング取り付け位置は分からないが、付いていた金具の付近であれば多少ずれていても大きな事故の原因にはなるまい。
穴の中心を錐でしるしをつけ、木工用ドリルで直径2mm深さ1cmくらい穴を開ける。



RICOH Caplio GX100
付いたことは付いたが、木ネジの頭が水平にならなかった。
3.5mmの刃で5mmほどざくってネジが入り易くすれば良かったか、
ビンディングは、スエーデン製のSNABBERというものらしい。



RICOH Caplio GX100
見た目は悪いが、ビンディングは付いた。
スキーを履けばここは隠れるから良しとする。



RICOH Caplio GX100
踵の位置もずれていないので、これで良いだろう。-と、自分勝手に完成検査終了とする。


RICOH Caplio GX100
さあ、早く雪よ降れ!
タイヤも既にスタッドレスに交換済みだ。




ツーリングスキーが折れた

2007-11-04 21:49:31 | 道具

PENTAX Optio WP
スキーが折れてしまった。
今年の2月24日、大滝村の千畳敷の洞窟を見た帰り、谷を登り上の畑に出て緩斜面を下り雑木林に入ったとき、風の通り道にできた深い凸凹に制動が間に合わなくて入ってしまった。
ミシリッ
あらー、やってしまった。
買ってから30年が経ったHAGAのスキーで、ちょっと老体に無理させたかなーという気がした。

樽前を苔の洞門から登ったり、丸山遠見や美笛の滝を見に行ったりちょっとした冬の散歩には最適なスキーであった。
が、可哀想なことをした。



PENTAX Optio WP
折れたスキーはつなぐ事はできないだろう。
でも、この金具はまだまだ使える。
この金具用の靴もある。
長めのゲレンデスキーにこの金具を付けることは出来ないだろうか。
スキーの重さにこの金具が耐えられないかなー