1時半に遠藤山を出発して於古発山へ向かったが、林道から右へ入る遊歩道を5分も行かないうちに雪があり、登山道を見失う。
ここから引き返すのは下るより時間がかかると思い、進むことにした。
山頂を左に意識しながら、道らしき空間を前に進むが、於古発山の標識に会わずにピークは後に過ぎる。
ピンクテープがあり、止むを得ずそれに導かれながら進む。
先頭グループは一列横隊で進んでいるようで、足跡が左右にばらけて方向が定まらない。
急な下り坂に辿り着く。根曲竹を切り払った何とか進める急坂である。
先発隊は既に下に向かって降り出している。
位置は大体把握できてはいる。登山道より南にずれている。
最後尾の到着を待って本来の登山道を探す。
5分ほど離れたところに道を見つけるが、既に進んでいる者もいるので2班に分かれるのは良くないと、あとに続いて下りる。
3時である。出発して1時間半経過している。下から携帯電話で登山道に出たと連絡が入る。
道を見失ってから今まで、写真を撮る余裕がなかった。
送電線が見えたのでほぼ位置がわかったのだが、そこは結構な斜度がある場所で、笹に掴まって横移動を強いられる。
15時34分、送電線と登山道の交点に出る。
天狗山への道の半分くらいのところである。先発隊が待っていた。
途中大きいギョウジャニンニクが沢山あり、採っている人もいたが私は採る余裕なんかなかった。
遠藤山を出発してから2時間がたっている。
携帯電話交信圏内で良かった。
また、天候も晴れていて送電線が見えたので助かった。
登山道を進むとまた雪である。
曲がり角で道を外れないように進む。