aya の寫眞日記

写真をメインにしております。3GB 2006/04/08

ヘレン・メリル

2007-07-19 21:57:16 | JAZZ


HELEN MERRILL
私は、この女性歌手を知らなかった。
なぜこのレコードが私の手元にあるかといえば
トランペットがブラウニーだからである。

ブラウニーことクリフォード・ブラウンは
1956年に自動車事故で25歳の若さで死んでしまった。
このアルバムが録音されたのは1954年
ブラウニーが23歳の時である。
1953年にはヨーロッパを巡演し話題と人気を独占したという。
テクニックの面でもブラウニーは、すでにマイルスをしのぐ存在になっていたという。

伸びやかに良く歌うトランペットから想像するに
彼は、マウスピースに唇を押し付けないで演奏するタイプではないかと、

残念ながら限られた数しかレコーディングしていないので、レコードの入手はかなり難しい。

ヘレン・メリルは1929年生まれ、
このアルバムを録音した時は25歳である。
乾いたハスキーな声はもっと年配かと思った。

マイルス・デイビス、バド・パウエル、J.J.ジョンソンらの伴奏で歌ったときにジャズに目覚めたという。

これをレコーディングするに当たって
クリフォード・ブラウンをソロイストに加えること
クインシー・ジョーンズにアレンジと指揮をとってもらうこと
を条件にしたという。

どの曲も良いのだが、A-2
YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO とA-3
WHAT'S NEW
の2曲を挙げておこう。






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コーネル・ドゥープリー

2007-06-10 21:16:30 | JAZZ


分類する必要はないのだけど
カテゴリーってあるから、何か文字を入れなきゃーと

それでJAZZって入れたんだけど、メロウファンクなんて言葉が
あったかなー。

R&Bでもないだろうし、
まっどうでも良いのだが

A面1曲目バリトン・サックスだろうか、バズバズバズバズと
リズムを刻んで、
アルバムテーマ「Teasin'」

A面の2曲目「Blue Nocturne」
ハイハット、スネア、ギターのイントロからキーボードが絡んできて
ホーンがコードを漂わす。
陽が落ちて暗くなりかけた時、霧が立ち込めてきて
ネオンがかすむ街をゆっくりと進んでいく。

1軒の酒場に入る
ホール中央のシャンデリアの下のカウンターに
細く締まったおんながひとり、
「Jamaican Lady」

さいころで遊ぼうか、トランプしようか、
「Feel All Right」

B面の1曲目「How LOng Will It Last」
B面の2曲目「What Would I do Without You」が
よいね-。

部屋の電気を消して、机の上のスタンドだけにして
寝椅子に深く身体を沈め
バーボンをロックで舐めながら、目をつぶる。
愛しいあの娘とチークダンスを踊るのを瞼に描いて…

3曲目は「Okie Dokie Stomp」
一転してジルバだぜ!

4曲目「Plain Ol' Blues」
整備体操か、呼吸を整えましょうって



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サンフランシスコ・ベイ・ブルース / フィービ・スノウ

2007-02-15 11:38:46 | JAZZ


ブルースの妖精/フィービ・スノウと銘打たれたレコードである。
雑誌の記事で取り上げられていたので、即注文した1枚である。

歌い方に特徴がある。
まあ、日本の演歌のこぶしのブルース版かなー。
ライナーノーツには、「独特の小刻みにヴィヴラートする爽やかな声」
「ジャズとカントリー・ブルーストを繊細にブレンドした独特のギター・スタイルを身につけ、程なく歌を作って歌い始めた。」と
書かれている。

このアルバムでは、アコウスティック・ギタリストとしても見事な腕前を聞くことができる。

SIDE 1
1 グッド・タイム・ロール
2 ハーポのブルース
3 詩人
4 アイザー・オア・ボース
5 サンフランシコ・ベイ・ブルース

SIDE 2
1 夜
2 テイク・ユア・チルドレン・ホーム
3 イット・マスト・ビー・サンディ
4 ノー・ショウ・トゥナイト

(p) テディ・ウィルソン
(ts) ズート・シムス
(b) チャック・イスラエル
(g) デビッド・ブロムバーグ

1975年22歳の時のレコードだから、今では54歳になっているはず。




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ミスティ / 山本剛トリオ

2007-02-13 20:41:23 | JAZZ


MISTY
Tsuyoshi Yamamoto Trio
three blind mice

スリー・ブラインド・マイス・レコード株式会社
プロデューサー:藤井 武
レコーディング・エンジニア:神成芳彦

録音が良いというスリー・ブラインド・マイスのレコードで
「ミスティ」という題名に惹かれて買った1枚である。

A面には
1 ミスティ
2 ブルース
3 イエスタデイズ

B面は
1 ハニー・サックル・ローズ
2 煙が目にしみる
3 時のたつのも忘れて
4 エンジェル・アイズ

が入っている。

ピアノ 山本 剛
ベース 福井五十雄
ドラムス 小原哲次郎

であるが、ほんとに録音がすごいのだ。
1番の特徴がピアノである。
まるで頭をピアノの中に入れて聞いている様で
これならなにもグランドピアノでなくても、と
思えるほどダイレクトな音を拾っている。

確かにオンマイクで録ったので澄み切ったクリアーな音といえば、
その通りではあるが、右手の硬質な音はオーディオファンにうけたのだろうが、
印象的なテイクである。

かぶりつきで聞いてもこうは聞こえまい。


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アビイ・ロード / ジョージ・ベンソン

2007-01-27 15:43:16 | JAZZ



このジャケットは表だけではいけない。
やはり見開きにしないと、
収まらないかと心配したが、どうやら良いようだ。

アビイ・ロード
ビートルズのアルバムタイトルである。
ビートルズの初期のうるさい物からかなり大人になったアルバムである。

ジョージ・ベンソンはそれまで知らないギタリストであったが、ビートルズのアビイ・ロードを演奏するということなので、どんなものかと買ってみた。
本人の歌も入っているのだが、彼の2枚目のアルバムを買ってないところを見ると私の好みに合わなかったようだ。


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WE CAN FALL IN LOVE = KIMIKO KASAI

2007-01-09 20:36:33 | JAZZ


KEMEKO こと笠井紀美子である。

ジャケットの写真だけで買った。
カメラ小僧こと篠山紀信の撮影

JAZZというジャンルであったけれどジャズっぽいロックのよう。
どうも日本人が歌う英語らしきものはこそばゆくていけない。

このジャケットはスキャンしたものであるが、1度にスキャンできないので2回スキャンして張り合わせるという機能を使っている。
ところが、1回目と2回目とでは色味が違うために張り合わせ部分が分かってしまう。
確かにカタログにも「オリジナルに近いイメージで」と書いてある。
つなぎ目を分からないようにするのは私には無理のようだ。
これでもまだジャケットの全てが見えている訳ではない。
正確を期すには4回スキャンして画像処理ソフトで張り合わせることになる。
1枚1枚の色味が違うのであればそこから合わせなければならず、重い作業になる。
1回2回なら頑張れるが、頑張るとこの作業は長続きしないのでそういう事は避けなければならない。
デジタルカメラでは直線が歪むし時間や天候の違いで色温度が変わり、周りの写りこみもあるのでスキャンすることにしたのだが…

A面は 3 LOVE DON'T LOVE NOBODY が良い。




B面
1曲目 GOD BLESS THE CHILD はベースとピアノの絡みで入り、さらにギターが入って、ケメコのボーカルの奥で小径肉厚のシンバルが硬い輝きを微かに散りばめる。
2曲目 BEING IN LOVE はペットのワウワウミュートがオリエンタルか、
3曲目 ALONG THE NILE ではゆるやかな流れの中で「告白」がある、とか

ジャケットの裏の写真も良いなー。
アッテネーターを絞って光量を落とし、ジャケットを見ながら聞いているとクラブのステージ前のテーブルに居る  と、言い聞かせて聞く。

左右に張り合わせるより、上下に張った方が良いようだ。



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Lil' Darlin' -#2

2006-04-14 10:16:48 | JAZZ


Lil' Darlin’
来ました、本日来ました。
「LONG LIVE THE CHIEF /The Count Basie Orchestra」
ビックリです。
ケースが紙製です。
プラスティックケースではありません。
まるでレコードジャケットみたいで、裏にSIDE 1 SIDE 2と5曲ずつ曲名が書いてある。
まるで私はガリバーです。
これで取り出したCDもレコードそっくりにラベル印刷がしてあったならなお良かったのに・・・

早速かけました。ウーン、固いせんべいみたい。
アンプがまだ暖まっていないからか、エネルギーが高域に寄っている。
PCM DIGITAL 録音だ。
録音は1986年、20年前である。
もうこの頃デンオンでPCM録音していたんだ。
'84年にベイシーが亡くなったと書いてある。
グレン・ミラー・オーケストラみたいなものか。
でも、雰囲気はあるよなー。コンダクターが違うんだから曲の表情も変わるわな。
ベイシーより若い人がやっているんだから少しスマートになっているのかな。

BOSE 301AVM にフルバンドは荷が重過ぎる。
JBL CONTROL-1 につないでいるBOSE ABC AM-01Ⅱを301AVMに付けたくなる。
アンプの後にもぐるのは大変だからねー。

スピーカシステムをJBL CONTROL-1 に変えてみる。
ビッグバンドの雰囲気は出るのだが、JBL CONTROL-1が、いかに中域の質が良いといっても、130mmのウーハーではBOSE ABC AM-01Ⅱをつけても中抜けになり、低域のエネルギーが不足する。
300mmウーハーの付いた4312が欲しくなる。
しかも、スピーカーコードは音が柔らかくなるものをつけている。
ナチュラルなものに交換したくなる。

ウーン、また病気が始まりそうだよ。

放送局では、らしくするため高域、中域、低域のレベルを上げて放送していると思う。
それともカーラジオの性格が良いのかなー。


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Lil' Darlin' -#1

2006-04-10 20:06:21 | JAZZ

11日のこと、車に乗っていて普段は入れないラジオを入れた。
最近のFM放送はパーソナリティだかディスクジョッキーだかのおしゃべりが多くて、音楽を楽しめないのだが・・・
次々と選局のボタンを押していって3番目の局に懐かしい曲がかかっていたー。
おっと今日はついているぞと思い、聴き始めたら、はいコマーシャル!
コマ-シャルが終われば別の曲が流れたー。

これは、赤と黄色のラベルのルーレットのレコードのLPに入っている曲で、名前は知らないが好きな曲である。
それもレコードの速さよりテンポを落として、『ターータッタッタッタッタータ、ターーーーキロリン』と、
ここが心臓に響いて気持ちが良いのである。
私の持っているレコードの演奏とは違い、ビッグバンドの厚い音とギターの糸巻きのところをはじくような単純で鋭いキロリン、
何処のバンドの演奏だろう、最近発売された古いソースのリミックスだろうか、などと、無性にその曲が入っているCD(多分)が欲しくなった。

まず、曲名から割り出さなくてはー。
翌12日は放送局の番組や流した曲、演奏者をウエブで探したが分からず、棚からビッグバンドのレコードを一枚1枚探すことから始まった。
レコードを覚えてはいるがジャケットが分からない。
多分ベイシーかエリントンだろうと当たりをつけてやっと見つけた。



ベイシーで、ニール・ヘフティ作リル・ダーリン。




あらためてウエブでレコードやCDを検索してみたがどうも私は探すのが下手である。
見つからない。
どなたかご存知の方教えて下さい。
すっぱい味のする昔の恋心のようなあの演奏をしているバンドとCD(多分)を !



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