読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

見えない敵と戦うジャック・バウアー、そんな感じの「ミラーズ(MIRЯORS)」(米/2008年)

2009-07-21 03:12:06 | 映画;洋画
~同僚を誤って射殺し、停職処分になって以来、アルコールにおぼれ、妻のエイミー(ポーラ・パットン)や子どもからも見放されている元警官のベン(キーファー・サザーランド)。妹アンジェラ(エイミー・スマート)のアパートに寝泊りする彼は、火災に遭ったデパートの夜警の仕事中、鏡に触れたことから不可解な現象に襲われ始める。(シネマトゥデイ)~

原題:MIRRORS
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:アレクサンドル・アジャ、グレゴリー・ルヴァスール
音楽:ハビエル・ナバレテ
撮影:マキシム・アレクサンドル
出演:キーファー・サザーランド(Ben Carson)、ポーラ・パットン(Amy Carson)、エイミー・スマート(Angela Carson)、メアリー・ベス・ピール(Anna Esseker)、ジェイソン・フレミング(Larry Byrne)

オープニングのキャストロールの映像が美しかったです。タイトルを象徴しているんですね。ストーリーが始まると、そこにジャック・バウアーが。すると、なんだか「Xファイル」のような展開に・・・。そして中盤では度肝を抜くようなシーン。問題解決へ向けての後半は、再びジャック・バウアーのような奮闘で、エンディングで、意外なオチ。謎は謎として、十分楽しめる作品です。

キーファー・サザーランドといえば、「24」となって久しく。なので、彼は本作のようなキャラはもう十分なのではないかなぁと思いますよ。シーズン7はまだ観ていませんが、そのシーズン6とシーズン7の中間にあたる特別エピソード版は先日取り上げました。

<禁断症状のカンフル剤、「24 リデンプション」(アメリカ/2008年)>
http://blog.goo.ne.jp/asongotoh/e/753f4181359f26d7bf560fb0cece058a


ベンの妻エイミーに扮したのはポーラ・パットン。彼女については、下記の作品で取り上げました。

<ワームホールによって記憶される既視感、「デジャヴ」(アメリカ/2006年)>
http://blog.goo.ne.jp/asongotoh/e/57d6f3d38d1eb2c5da799d865c445116


ベンの妹アンジェラに扮したのがエイミー・スマート。体当たりの演技でした。

エイミー・スマート(Amy Smart、1976年3月26日 - )は、「アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれの女優・ファッションモデル・声優である。1997年にキャスパー・ヴァン・ディーン主演のSF大作『スターシップ・トゥルーパーズ』で、ヒロインのデニス・リチャーズの同僚役でメジャー映画出演を果たす。その後も映画やテレビドラマ、シットコムなどに出演して順調にキャリアを築いており、ローワン・アトキンソン、ウーピー・ゴールドバーグらと共演した『ラットレース』では、ブレッキン・メイヤー演じる気弱な弁護士の男と出会うヘリコプター操縦士をコミカルに演じていた」。

「コメディ映画やコメディ・ドラマに多く出演しているスマートだが、それ以外ではアシュトン・カッチャー主演の『バタフライ・エフェクト』などがあり、同作では過去が変わることにより様々な境遇にいるカッチャーの幼馴染役を演じて、その演技力の幅の広さを披露した」。

<エイミー・スマート – Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88


ベンの元同僚ラリーを演じるのは、ジェイソン・フレミングこのブログで取り上げた「レッド・バイオリン」(1998)、「レイヤー・ケーキ」(2004)、「トランスポーター2」(2006)などに出演していますがご本人を取り上げるのは初めてです。これから観る予定の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008)にも出演しているようです。

ジェイソン・フレミング(Jason Flemyng、1966年9月25日 - )は、「イギリスの俳優。ロンドン出身。父親はスコットランドの映画監督ゴードン・フレミング(Gordon Flemyng)。子供の頃から役者を志し、London Academy of Music and Dramatic Artで演技を学んだ後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加。1992年に『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』シリーズに出演。その後イギリス・ハリウッド両方の作品で活躍している。フランス語に堪能なため、いくつかのフランス映画にも出演している」。

<ジェイソン・フレミング– Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0


最後は、本作の重要人物エシカーを演じたメアリー・ベス・ピール。オペラ歌手でもあるそうです。

<Mary Beth Peil - Wikipedia>
http://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Beth_Peil


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