読書と映画をめぐるプロムナード

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B級スリラーはやっぱりつまらない、「モーテル」(米/2007年)

2008-08-20 16:28:26 | 映画;洋画
監督:ニムロッド・アーントル
出演:ケイト・ベッキンセール、ルーク・ウィルソン、フランク・ホエーリー

~偶然に訪れたモーテルで、離婚寸前の夫婦に襲い掛かる最悪の恐怖を描いた作品。倒錯した精神・世界を描くサイコ・スリラーや過激な描写、超常現象などを売りにしたホラー作品が隆盛を誇る中で、本作は徹底してクラシックなスタイルを貫き通している。突然響き渡る不快かつ不気味な音、謎のビデオ、迫る殺人鬼など、スリラーではごくごくありふれた素材を研ぎ澄ませた鋭い恐怖へと作り変え、観客に襲いかからせる。前半は静かに、後半はアクションを交えた緊迫感あふれる展開となるなど、緩急の付け方は絶妙。クラシックなのに古臭さを感じさせない、正統派のスリラー映画だ。(goo映画)~

・・・と、ありますが、B級作品であることに間違いありません。もちろんB級作品の中にも、優れたものは少なくありませんが、本作はストーリーが唐突で、淡白すぎて全く面白みに欠けます。主演のケイト・ベッキンゼールは後述のように話題作「アンダーワールド」の主役だそうですが、観たことがありません。才媛のようですが、こんな作品に出るようではこれからが心配です。


ケイト・ベッキンセイル(Kate Beckinsale、本名:Kathryn Bailey Beckinsale、1973年7月26日 - )は、「イギリスの女優。身長173cm。ロンドン出身、現在はアメリカ在住。ケイト・ベッキンセールとも表記されることがある」。

「両親共に俳優で、父方の曽祖父はミャンマー人。異母姉妹のサマンサは女優。ケイトが6歳の時に父親が32歳の若さで亡くなる。子供の頃は『東洋人のようだ』と言われていた。10代でイギリスの若手作家のコンテストで2年連続優勝したことがある。思春期は極度の拒食症や喫煙癖などがあり、あまり平穏とは言えなかったが徐々に女優としての道を歩み始める」。

「1991年にテレビドラマ『風に向かって』でデビュー。女優を志望することを決めていたが視野を広げるためオックスフォード大学でロシア文学とフランス文学を学ぶ。在学中にケネス・ブラナーの『から騒ぎ』のオーディションに受かり、映画デビューした。1994年に役者業に専念するため、オックスフォード大学を中退」。

「テレビドラマ『Cold Comfort Farm』で注目を浴び、2001年の『パール・ハーバー』でブレイク、一躍トップスターの仲間入りを果たす。以降、『ヴァン・ヘルシング』『アビエイター』『アンダーワールド』シリーズ等のヒット作に出演。2002年にヒーロー・マガジン誌で「イングランドのナンバー1美女」に選ばれている」。

「イギリス人俳優のマイケル・シーンと長い交際があり、彼との間に女の子を1人もうけているが、映画『アンダーワールド』(2003)での共演から数ヵ月後に彼と別れ、この映画を監督したレン・ワイズマンと婚約し、2004年5月に挙式した。ヴィクトリア・ベッカムと仲が良い」。


夫役のルーク・ウィルソン、そういえば「スクリーム2」(1997)や「チャーリーズ・エンジェル」(2000)シリーズで観たことがあったような気もします。

ルーク・ウィルソン(Luke Wilson、1971年9月21日生まれ)は、「アメリカ・テキサス州ダラス出身。広告会社に勤める父親と写真家の母親の間に生まれる。俳優のオーウェン・ウィルソンは兄。オキシデンタル大学在学中に演技に目覚め、オーウェンがウェス・アンダーソンと製作した『アンソニーのハッピー・モーテル』でデビューした。女優のドリュー・バリモアや、2001年に『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』で共演したグウィネス・パルトロウと交際していたこともある」。


どんな理由があってこのモーテルを経営しているのかがさっぱりわからない男を演じているのがフランク・ホエーリー。経歴を見ると「ワールド・トレード・センター」(2006)はじめ名作への出演、監督としても活躍しているようですが、何分本作の出演はいけません。

フランク・ホエーリー(Frank Whaley、1963年7月20日 - )は、「アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれの俳優、映画監督、脚本家である。俳優、映画監督として活躍するホエーリーは、1963年に4人兄妹の一人として生まれる。1987年にジャック・ニコルソン、メリル・ストリープ主演の『黄昏に燃えて』で映画デビュー。同作品ではジャック・ニコルソン演じる主人公の若い頃を演じている」。

「その後はしばらくテレビなどに出演してキャリアを重ね、映画においてもケビン・コスナー主演の『フィールド・オブ・ドリームス』やトム・クルーズ主演の『7月4日に生まれて』、マーロン・ブランド出演の『ドン・サバティーニ』など話題作に次々と出演し、多数の大物俳優と共演」。

「1999年にはヴァル・キルマー、イーサン・ホークを起用した『グッバイ・ジョー、原題:Joe the King』で映画監督デビュー。サンダンス映画祭で上映された際にはWaldo Salt Screenwriting Awardを受賞する。その後も俳優のみならず、脚本家、映画監督、歌手として多彩な才能を発揮している。現在は女優のHeather Buchaと結婚しており、二児の父親である」。(以上、ウィキペディア他)


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