早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

美 味/京の味

2016年01月18日 | 景色



今回の収穫のひとつにこのお店があります。
大晦日の京都のランチなんてどこも座れないだろうからと
珍しく娘が気を利かせて予約してくれた店
丸太町の路地を入ったところにひっそりとたたずむ
「プチレストランないとう」です。



ここは10席ほどのカウンターと座敷のある
とんかつのお店です。 

店に入るなりうなってしまいました。
なんて美しい厨房でしょう!

店構えからは純和風の内装をイメージしたのですが
厨房まわりはぴかぴかのステンレスで実に整然とレイアウトされ
積み上げられたのは白い洋食器…
これは神楽坂あたりのちょっとしゃれた洋風居酒屋さん



Nespressoマシーンをいさぎよく客に見せてるあたりが逆におしゃれです。



店主と奥様でしょうか… 
それにしても実にシステマチックに配置された厨房です。
パン粉と小麦粉がステンレスのひきだしの中に収まっています。



前菜は堀川ごぼうのてんぷらと大根のフライ 



常連(?)の娘が特別リクエストしたメインは
手前がステーキ、奥が牛カツの2種盛りでボリュームある一皿 



なんと!お箸で切れるほどの柔らかい牛カツに驚き! 
おまけに旨いの何のって…!!

そして盛りつけを見て気がつきました。
この店は上手に和洋折衷してありますが
きっと店主はホテル出身の洋食のシェフですね。
だってワインの品揃えも充実してるんですもの。

いや~満足満足
いい店を紹介してくれる大人の女性になった娘に座布団1枚です。(笑)

こちらは初詣の北野天満宮の境内にあるお餅屋さん



北野天満宮で催された豊臣秀吉の大茶会は有名ですが
その際にここの羽二重餅を太閤がいたく気に入られ
店主の名前をとって長五郎餅と命名されたとのこと



柔らかくて甘さ控えめのお餅に舌鼓 



北野天満宮を出るとすぐのところにこんな店を発見 



ポルトガルのお菓子といえばもちろんカステラ
もし牛乳があったら入ろうと決めてのぞくと
ありました!
鉄壁の組み合わせが!
おまけにさすがは学問の神様…合格祈願カステラです。(笑)



さて、旅館という旅館から断られたので、今回は娘のマンションにお泊まりです。
おせちは贅沢に和久傳にお願いしてあったので
本店まで取りに行きました。



梅の枝が添えてあります。 



膨大な品数のお品書き



これで2人前です。 



どこから取ればいいのか迷うほど
ぎっしりと隙間なくかつ美しく詰めてあります。 
さすがです。
味も薄味できっと日持ちはしないでしょうね。
2人で一度には食べきれない量でしたが
これほどのおせちは人生初体験

もちろんお値段も初体験でしたけど… 
こういうのを「清水の舞台から飛び降りるつもりで」って言うんでしょうね。(笑) 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
血筋かな (きなこママ)
2016-01-18 16:01:44
お嬢さんが美味しいもんに鼻が利くのは、DNAの成せる技ですね。
これからも期待できそうじゃないですか。
上手にお育てになりましたね。

普通に美味しいものは自分で手作りして、
これってときはプロの味を堪能する。。最近そう思うようになりました。
(ビビりなので高いのはNGだけど)
実は私も、来年のお正月はおせちを外注しようと思ってます!
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Unknown ()
2016-01-19 11:46:36
鼻が利くように育てたかもしれませんが
自分で料理が出来るようには育てられませんでした。
食べるのが好きなのに作れない…困ったもんだ。
おせちは方々からおつきあいで買わされるのですが
今年は自宅におりませんからと全てお断りして
初めて自分で選んで自分で購入。
いずれにしても私の感想は「こんなにいらん!」です。
大皿に数種類だけお正月っぽいものがあればいいよね。
今はお店もすぐに開くし、おせちの役割も変わってきた気がします。
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